特定保健用食品に対する購買行動とその消費経験が健康行動に与える影響に関する考察

考虑特定保健用途食品的购买行为和消费经历对健康行为的影响

基本信息

批准号：
22K01766
负责人：
小林哲
金额：
$ 2.66万
依托单位：
Osaka Metropolitan University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

令和4年度は、研究実施計画に基づき、4月より先行研究を開始し、今年度の研究内容を改めて精査するとともに、特定保健用食品に対する消費者認知に対する調査分析と、トクホマークをブランド論的視点から分析するための調査分析に対する事前準備を行った。第１の特定保健用食品に対する消費者認知に関する調査研究に関しては、経済行動学のゲイン・ロスフレームおよびサービス・マーケティングで議論されている効果の便益遅延性概念を特定保健用食品に適用し、これらの要因が特定保健用食品の消費者認知にどのような影響を及ぼすのか考察した。前者のゲイン・ロスフレームを使用した分析では，ロスフレームよりもゲインフレームの方が WTP（Willingness To Pay）を高めることを明らかになったが、購買意思決定に及ぼす影響は確認できなかった。なお、本研究の成果は、10月に開催された日本マーケティング学会のカンファレンスで報告し、オーラルセッションのベストペーパー賞を獲得するとともに、論文としてその成果を公表している。また、後者の便益遅延性を特定保健用食品に適用した研究は、現在、その分析結果を論文にまとめている最中である。そして、上述した研究に対する調査分析の目途が立った9月以降、第2の研究課題であるトクホマークのブランド論的視点からの調査分析に対する検討を開始した。当初、令和4年度内に調査を実施する予定だったが、第1の調査結果を受け、調査方法を見直したため、予定より若干遅れ、令和4年度は調査デザインを確定するのに留まった。なお、上述した研究を遂行するため、4月以降、月に一度のオンライン研究会を実施するとともに、半年に一度（令和4年9月と令和5年3月）に対面で研究会を実施し、研究課題に対する相互理解を図るとともに、円滑な研究実施のための打ち合わせを行った。

2020财年，根据研究实施计划，初步研究将于4月份开始，今年的研究内容将再次细化，以及消费者对特定保健用途食品认知度的调查和分析，以及FOSHU Mark的审查作为品牌，我们提前做好了调研分析的准备，从客观的角度进行分析。关于消费者对特定健康用途食品的认知的第一项研究，我们将服务营销中讨论的经济行为的得失框架和延迟效益的概念应用于特定健康用途的食品，我们如何考虑这些因素。影响消费者对特定健康用途食品的认可。使用之前的收益/损失框架进行的分析表明，收益框架比损失框架更能增加 WTP（支付意愿），但无法确认对购买决策的影响。这项研究成果在10月举行的日本营销协会会议上进行了报告，获得了口头会议最佳论文奖，并以论文形式发表。此外，一项将后一种益处延迟应用于特定健康用途食品的研究目前正在将分析结果汇编成一篇论文。于是，到了9月份，当我们有了对上述研究进行调查分析的预期时，我们开始考虑第二个研究课题，即从品牌理论角度对FOSHU Mark进行调查分析。最初计划在2020年进行调查，但由于根据第一次调查结果对调查方法进行了审查，调查稍微落后于计划，直到2020年才最终确定调查设计。为了开展上述研究，我们将从4月起每月举办一次在线学习会，并每六个月举办一次面对面学习会（2020年9月和2020年3月）。为了加深对研究课题的相互了解，我们还召开了会议，以确保研究的顺利实施。