政治参加の自由にみる「未成年／後見」の歴史ー日独の立法比較

政治参与自由中的“未成年人/监护权”历史：日本与德国立法比较

• 批准号: 22K01122
• 负责人: 的場 かおり
• 金额: $ 1.66万
• 依托单位: Osaka University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K01122/
• 关键词: ジェンダー; 未成年; 後見; 啓蒙思想; 政治参加; 成人; プレスの自由

本年度は、「未成年・未成熟unmu(※uウムラウト）ndig」「後見人Vormund」という概念・制度と「女性」との関係を整理することに取り組んだ。「unmu(※uウムラウト）ndig」は、現在一般的に用いられている、一定の年齢による線引きを意味するわけではない。カントは、「啓蒙とは自らが招いた未成年状態から脱すること」であると捉えた。「未成年」、そしてこれと対になる「後見（人）」がドイツ啓蒙主義者によってどのように捉えられていたのかを明らかにするため、彼らの著作や議論の分析に着手した。具体的にはカントの「啓蒙とは何かという問いへの答え」（1784年）、フィヒテの「これまで抑圧してきたヨーロッパの諸君主からの思想の自由返還要求」（1793年）の内容の検討、ベルリン水曜会での議論などを検討した。もう一つ進めている研究が「性に基づく後見Geschlechtsvormundschaft」に関する法の変遷である。カントは上記の著書においてこの後見制度に言及し、女性を自然な未成年（＝年齢に基づく未成年）と同じに扱い、女性を監督しようとする制度であると批判した。実際に19世紀に入ると、ヴュルテンベルクやザクセンなどで「性に基づく後見」を定めた法律が廃止されるようになる。「性に基づく後見」Geschlechtsvormundschaftには、「Kriegsvogtschaft」と「Ehevogtshcaft」の２種類があり、廃止されたのは前者の「裁判所における後見」であった。後者は、婚姻に起因する後見であり、夫が妻の後見人となり妻の行為能力を制限するものであった。これらの後見に関する法律や文献の入手、解読を進めている。

今年，我们致力于澄清“未成年/不成熟的unmu（*uumlaut）ndig”和“守护者Vormund”和“女性”的概念和系统之间的关系。 “unmu (*uumlaut) ndig”并不是当今常用的根据特定年龄划线的意思。康德认为“启蒙意味着摆脱自己造成的不成熟状态。”为了澄清德国启蒙运动如何看待“未成年人”及其对应的“监护权”一词，我开始分析他们的著作和讨论。具体来说，是康德的《问题的答案：什么是启蒙运动？》（1784年）和费希特的《压制思想自由的欧洲君主回归思想自由的要求》（1793年）的内容。柏林星期三会议得到审议。另一项正在进行的研究是有关“基于性别的监护权Geschlechtsvormundschaft”的法律的演变。在上述书中，康德提到了这种监护制度，并批评它是一种将妇女视为自然未成年人（=基于年龄的未成年人）并试图控制她们的制度。事实上，在19世纪，符腾堡和萨克森等地就废除了规定“基于性别的监护权”的法律。 “基于性别的监护权”有两种类型：“Kriegsvogtschaft”和“Ehevogtshcaft”，前者“法庭监护权”已被废除。后者是婚姻产生的监护权，丈夫成为妻子的监护人并限制她的行为能力。我们正在着手获取和解读与这些监护权相关的法律和文件。

项目成果

「プレスの自由」の歴史的諸相

“新闻自由”的历史方面

• 发表时间: 2022
• 作者: 的場かおり