「明治期朝鮮資料」から見た近代日本語の成立

从《明治朝鲜资料》看近代日本的建立

• 批准号: 22K00596
• 负责人: 朴 真完
• 金额: $ 2.08万
• 依托单位: Kyoto Sangyo University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K00596/
• 关键词: 朝鮮資料; 明治期朝鮮資料; 外国資料; 口語; 対照研究; 日本語史; 近代日本語

本年度は、日本語の歴史的研究において朝鮮資料の研究がどのように進められてきたのか、その動向を知るために、研究史について調べた。その研究対象と分野、方法論によって、大きく第Ⅰ期（1920～50年代）と第Ⅱ期（1960～80年代）、第Ⅲ期（1990年代～現在）に分けられる。第Ⅰ期は朝鮮資料の基礎的な研究として書誌研究に集中しているが、朝鮮資料が日本語史の記述において、いかに活用できるかを摸索する過程であった。第Ⅱ期に入ってから、研究方法論が提案され、ようやく本文の日本語が具体的に分析されはじめた。各文献の成立過程や著者に関わる位相の問題、地域の問題など各文献の資料性について総合的に論じられた。第Ⅲ期における研究は過去とは異なり、資料（影印）・書誌の他、文字・表記、音声・音韻、文法、語彙の全分野で現れる。この時期において敬語をはじめ、副詞、代名詞、用言などの一部の品詞を対照した論が出ているのは、特記すべきである。しかし総合的に見ると、「文字・表記」に関する研究が足りないこと、また全ての時期において『捷解新語』研究に集中している様相が見て取れる。したがって今後は、『方言集釈』『倭語類解』や文字学習書『伊路波』に関する研究が必要である。研究を一層発展させるためには、新しい資料の発掘が重要で、特に19世紀末から20世紀初期に刊行された「明治期朝鮮資料」について関心を寄せるべきである。本資料は近代日本語の様々な言語的特徴と、黎明期であるがゆえに短期間で生じた言語変化の諸相を実証的に示している。また口頭語本来の対面的な場面での会話を重点的に収録しているため、近代日本語における口語体の特徴やその成立過程を、国内資料の研究にはない新たな視点から明らかにすることができる。

今年，我们对研究史进行了调查，以了解在日语史研究中韩语材料是如何被研究的。根据研究主题、领域和方法的不同，它大致可分为第一阶段（1920年代至1950年代）、第二阶段（1960年代至1980年代）和第三阶段（1990年代至今）。第一阶段的重点是书目研究，作为韩国材料的基础研究，是探索如何利用韩国材料来书写日本历史的过程。第二期提出了研究方法论，正文中的日语终于开始具体分析。全面讨论了每个文件的重要性，包括每个文件的建立过程、与作者相关的拓扑问题以及区域问题。第三时期的研究与以往不同，出现在材料（印记）和书目，以及字母和符号、语音学和音韵学、语法和词汇的各个领域。值得注意的是，这一时期出现了一些对比某些词性的理论，如敬语、副词、代词和谓语。但综合来看，对“文字与记法”的研究却十分缺乏，各个时期似乎都以“写海真吾”为研究重点。因此，今后有必要对《方言集》、《和合圣会》以及文字研究书《色羽》进行研究。为了进一步开展研究，挖掘新的资料很重要，而我们应该对19世纪末至20世纪初出版的《明治时期朝鲜资料》特别感兴趣。该材料实证地展示了现代日语的各种语言特征以及由于其处于起步阶段而在短时间内发生的语言变化的各个方面。此外，由于它侧重于口头语言本质上的面对面对话，因此可以从新的角度阐明现代日语口语风格的特征及其形成过程。使用国内材料无法研究。

项目成果

西江大本『交隣須知』の校訂からみた19世紀末終結語尾の変遷－『辞課指南』(1894) との比較を通じて

从大本西江《光林幸》的修订看19世纪末结局的变化——与《慈觉指南》（1894年）的比较

• DOI: 10.20405/kl.2022.08.96.1
• 发表时间: 2022
• 作者: 朴真完

朝鮮資料研究―回顧と展望

韩国材料研究：回顾与展望

• 发表时间: 2022
• 作者: 朴真完

ハーバード・イェンチン(Harvard-Yenching)図書館所蔵本『新撰日韓會話』に関する考察

对哈佛燕京图书馆收藏的《日韩对话新选》一书的思考

• 发表时间: 2022
• 作者: 朴真完