Computational study on indirect reciprocity for social dilemma under private reputation

私人声誉下社会困境间接互惠的计算研究

基本信息

批准号：
21KK0247
负责人：
村瀬洋介
金额：
$ 6.41万
依托单位：
Institute of Physical and Chemical Research
依托单位国家：
日本
项目类别：
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022 至 2023
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21KK0247/
关键词：
協力進化ゲーム理論間接互恵進化ゲーム大規模計算

项目摘要

我々が日常的に出会う様々な問題の裏側には「個人が合理的にふるまった結果として社会的に望ましくない状態に至る」という社会的ジレンマが普遍的に存在している。社会的ジレンマを解決するメカニズムとしてはいくつかが提案されているが、「他社の評判」についての情報を共有することによって協力状態に至るメカニズムを間接互恵性という。間接互恵の研究で最もよく知られた戦略として、"the leading eight(L8)"がある。各プレイヤーが持つ評判として Good/Bad の二値を取ると仮定し、全部で約 2000 通り存在する規範を網羅的に調べると、協力状態を高いレベルで維持する進化的安定状態(CESS)となるものはL8の8つしか存在しないことがよく知られている。しかし、L8 は前提条件として「評判が集団内で共有されていること」を仮定しており、これは現実社会においては成り立たないことが多い。近年、評判は個々の人々が持つと仮定した私的情報下での間接互恵性の研究が進展し、L8 が私的情報下ではノイズに弱く協力状態を維持できないことが明らかになってきた。この問題の解決方法を探るのが本課題の目標である。ドイツ Max Planck Institute for Evolutionary BiologyのC. Hilbe氏のもとで約九ヶ月間滞在し、共同研究を行うことを予定し、昨年の10月より滞在を開始し、順調に研究が進展している。既存のモデルを拡張し、確率的に評判が更新され、さらにドナーだけでなく行動を受けたレシピエントについても評判が変わるモデルについての研究を行っている。このモデルに対して協力Nash均衡となるために規範が満たすべき必要十分条件を厳密に求めることに成功した。その成果は論文として投稿され、プレプリントの形で公開されている。また、その成果は学会やワークショップで発表されている。

在我们日常遇到的各种问题的背后，存在着一种普遍的社会困境，即“个体的理性行为导致社会不良状态”。为了解决社会困境，人们提出了几种机制，其中通过共享其他公司声誉信息而形成合作状态的机制被称为间接互惠。间接互惠研究中最著名的策略是“八领先（L8）”。假设每个玩家的声誉是Good/Bad的二元值，如果我们综合考察总共存在的大约2000个规范，我们会发现一个保持高水平合作的进化稳定状态（CESS）是很好的。已知 L8 物体只有八个。然而，L8假设“声誉在群体内共享”作为前提，这在现实社会中往往并不成立。近年来，假设声誉由个人持有的私人信息下的间接互惠研究取得了进展，并且已经清楚L8容易受到噪声的影响，并且无法在私人信息下维持合作状态。该项目的目标是找到该问题的解决方案。我计划在德国停留九个月左右，与德国马克斯·普朗克进化生物学研究所的C. Hilbe先生进行联合研究。我从去年10月开始在德国停留，目前研究进展顺利。我们正在扩展现有模型，并对模型进行研究，在该模型中，声誉会按概率更新，并且声誉不仅会针对捐赠者发生变化，还会针对接受行动的接收者发生变化。我们成功地严格确定了范数必须满足的充分必要条件，以使该模型成为合作纳什均衡。结果已作为论文提交并以预印本形式提供。研究结果也在学术会议和研讨会上公布。