Constructing and Reconstructing the Irish and the Papist in Britain, c.1560-1660

英国爱尔兰人和天主教徒的构建和重建，c.1560-1660

• 批准号: 17J03024
• 负责人: 槙野 翔
• 金额: $ 1.79万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2017
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2017-04-26 至 2020-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17J03024/
• 关键词: アイルランド史; 文化史; 宗教史; イギリス史; 近世史; 帝国史; ブリテン諸島史; 西洋史

本年度の研究実績としては、昨年度に行った在外研究での成果を日本語投稿論文の形で公表することを第一の目的とした。また、第二に博士論文を執筆する上で、分析に欠かせない史料の収集をブリティッシュ・ライブラリ（ロンドン）、トリニティ・カレッジ・ダブリン、アイルランド国立図書館（ダブリン）にて行った。現在、それらの整理・分類、分析を行っている。本科研費は特にこの在外調査に充てられた。2年目までの成果として、17世紀アイルランドにおける植民地プロテスタント・エリートの重要性について考察を行ってきた。3年目にはイングランド人カトリック・エリートの植民地世界におけるプレゼンス、および彼らカトリックと王権との関係性に関する分析を行ってきた。カトリックへ着目することで、総督府の思惑通りには植民地社会の実態は進んでおらず、より複雑な状況を呈していたことが明らかになってきている。すなわち、イングランド人カトリックらは17世紀前半カトリック信仰の承認と引き換えに、スペインとの戦争資金提供をイングランド王権に申し出た。また40年代にはプロテスタント勢力と戦争を行うにもかかわらず、王権への忠誠を崩すことはなく、彼らのうちいくらかは50年代の亡命宮廷にも随伴していた。このように、王権とカトリックの関係を考えることで、植民地世界のカトリックおよびアイルランド人という他者像・言説の構築に関する理解は、より多面的なものとなることが期待できる。これらの成果を学位論文および投稿論文の形で今後公刊していく予定である。

至于今年的研究成果，主要目的是以日本提交论文的形式发表去年海外研究的结果。其次，在撰写博士论文时，我在大英图书馆（伦敦）、都柏林三一学院和爱尔兰国家图书馆（都柏林）收集了分析所需的历史资料。目前我们正在对它们进行整理、分类和分析。该项海外研究专门拨付了科研经费。第二年的结果是，我思考了 17 世纪爱尔兰殖民地新教精英的重要性。在我的第三年，我分析了英国天主教精英在殖民世界的存在以及他们的天主教与王权之间的关系。通过关注天主教，我们可以清楚地看到，殖民地社会的实际状况并没有按照总督府的计划发展，而且情况更加复杂。 17世纪上半叶，英国天主教徒向英国王室提出资助对西班牙的战争，以换取他们的天主教信仰得到承认。 1940年代，尽管与新教势力交战，他们仍然忠于国王，其中一些人在1950年代随皇室流亡。这样，通过思考王权与天主教之间的关系，我们可以预期我们对殖民世界中的天主教和爱尔兰性等他者形象和话语建构的理解将变得更加多元化。我们计划以博士论文和提交论文的形式发表这些成果。

项目成果

『アイルランド自然誌』: アイルランド総督府政治家の復権とロンドン自然哲学者サークル

《爱尔兰自然史》：爱尔兰总督政治家和伦敦自然哲学家圈的复兴

• 发表时间: 2017
• 作者: 槙野翔

『植民地・科学・政治：イングランド革命期アイルランドにおけるハートリブサークル』

“殖民地、科学和政治：英国革命期间爱尔兰的哈特利布圈”

• 发表时间: 2018
• 作者: 槙野翔

野蛮の改革？──三王国戦争期アイルランド総督府政治家とハートリブサークル

改革野蛮？

• 发表时间: 2017
• 作者: 槙野翔