Study on a Rural Community Transitions in Contemporary Taiwan

当代台湾乡村社区变迁研究

基本信息

批准号：
16J06753
负责人：
前野清太朗
金额：
$ 0.83万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2016
资助国家：
日本
起止时间：
2016-04-22 至 2018-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

「老いてゆくアジア」（大泉2007）の一つとして、現代台湾はプレ人口減少社会ともいうべき社会状況に直面している。90年代まで都市へ安価な労働力を供給していた農村部は、急速な人口流出と高齢化へみまわれるようになった。本研究はマクロな人口減少の趨勢の中で台湾農村が経験しているミクロなコミュニティ変容の様態を明らかにすることを目的とする。同目的のため、本研究では家族・祭祀・地域づくりの3局面における農村側からの社会的対応に着目した。平成29年度は昨年度の調査成果の整理・公表に重点を置いた。調査成果の整理のため調査対象村（台南市後壁区Ｄ村）にて補足的な村落調査を実施した。補足調査では、昨年度の3回の調査で不明確であった屋敷地の相続プロセスについて確認を行うとともに、神明会による祭祀儀礼の参与観察を実施した。補足調査をふまえ過去の調査内容を2篇の論文と2回の口頭発表にとりまとめた。分析テーマ2つめの祭祀（祭祀の村廟化）に関する英文論文1篇を『アジア地域文化研究』(Komaba journal of Asian studies, the University of Tokyo)第14号に投稿し、平成29年12月に掲載が決定した（印刷中）。分析テーマ1つめの家族（屋敷地の相続）に関しては別途の英文論文1篇を平成30年2月に『台湾人類学刊』(Taiwan Journal of Anthropology)に投稿し現在審査中である。また、同内容に関連する口頭報告を日本村落研究学会（平成29年11月、日本語）および台湾・国立台北藝術大学での学術交流会（平成29年12月、中国語）でそれぞれ実施した。

作为“亚洲老龄化”的一部分（Oizumi 2007），现代台湾面临着一种可以称为前人口社会的社会状况。直到 20 世纪 90 年代，农村地区一直为城市提供廉价劳动力，但现在开始遭受人口迅速外流和老龄化的困扰。本研究的目的是厘清台湾农村社区在宏观人口下降趋势下正在经历的微观社区转型。出于同样的目的，本研究重点关注农村方面在家庭、仪式和社区发展三个方面的社会反应。 2017财年，我们重点整理和发布了去年的调查结果。对目标村（台南市后白区D村）进行补充村调查，整理调查结果。在补充调查中，我们确认了去年三次调查中不清楚的遗产继承过程，并对神明会的仪式进行了参与观察。在补充研究的基础上，我们将过去的研究内容整理成两篇论文和两篇口头报告。我向东京大学Komaba亚洲研究杂志第14期提交了第二个分析主题“仪式”（仪式向乡村陵墓的转变）的英文论文，并于2017年12月发表，已决定发表（目前正在印刷中）。关于第一个分析主题“家庭（宅基地的继承）”，已于2018年2月向《台湾人类学杂志》提交了一篇单独的英文论文，目前正在审稿中。此外，在日本乡土学会（2017年11月，日语）和台湾国立台北艺术大学学术交流会上（2017年12月，中文）也做了相同内容的口头报告。