南東マヤ地域におけるモザイク石彫の様式－モザイク石彫から見る社会変化－

玛雅东南部地区的马赛克石雕风格 - 通过马赛克石雕看到的社会变迁 -

基本信息

批准号：
15J06914
负责人：
平尾雅代
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Kanazawa University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2015
资助国家：
日本
起止时间：
2015-04-24 至 2017-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

南東マヤ地域における中心都市コパンを取り巻く地方センターのモザイク状石造彫刻（以後、モザイク石彫と呼ぶ）が、当時の古代マヤ社会とどの様な関係にあるのかを明らかにするために、データを収集し、分析することを主な作業とした。昨年から引き続き基礎データを得るために、コパン遺跡周縁の地方センター20遺跡からのモザイク石彫約400点の写真撮影、重量計測、大きさ等の計測作業を中心に行い、主要データの大半を収集する事ができた。残念ながら計画していた発掘調査と現地での発表会は、現地協力機関の人手不足などから、実行は困難と判断し、断念した。今までホンジュラス共和国内における地方センターのモザイク石彫の詳細データ（形状、大きさ、重量、由来・出土遺跡など）は、発掘や遺跡踏査等の調査で確認されたもの以外は、収集されてから30数年という月日が経過する中で多くが混乱していた。しかし、自身が現地で当時の調査者の手書きノートや写真資料を収集し、当時の関係者からの聞き取り調査で得た情報を再検討した事によって、由来遺跡が不確かであった多くのモザイク石彫に、正確な情報を付与すると共に、新たな計測データも加える事ができた。つまり、研究資料として耐え得る状態にできたことは、モザイク石彫を研究資料とし得る考古学、図像学、建築学の分野でも非常に意義がある活動となったと考えられる。得られたデータの分析から、同一建造物内の主要な同一モチーフであっても、彫刻の幅や彫の深さなどから、少なくとも2人以上の石工によって彫られた可能性があることが分かった。モザイク石彫研究では、彫刻技法の研究は殆どされておらず、石工の特徴（クセ）から人数を導き出せたことは、とても重要な発見と言える。

我们收集资料，厘清玛雅地区东南部中心城市科潘周边区域中心的马赛克石雕（以下简称马赛克石雕）与当时古代玛雅社会的关系，主要任务是分析。。继去年之后，为了获得基础数据，我们将通过重点对科潘遗址周围20个区域中心的约400个马赛克石雕进行拍照、称重和测量来收集大部分主要数据。。不幸的是，由于当地合作组织缺乏人力，计划中的发掘调查和现场演示被认为难以进行，因此我们决定放弃它们。到目前为止，洪都拉斯共和国区域中心马赛克石雕的详细数据（形状、大小、重量、产地、出土遗址等），除了通过遗址发掘和调查确认的以外，已收集了约30年过去了，很多事情都变得扑朔迷离。然而，通过亲自收集当时研究人员的手写笔记和摄影资料，并重新审视通过采访当时的相关人士获得的信息，他发现许多马赛克石雕的来源并不确定，我们除了提供准确的信息外。还能够添加新的测量数据。换句话说，马赛克石雕能够作为研究材料，被认为是考古学、图像学、建筑学等领域非常有意义的活动，马赛克石雕可以作为研究材料。对获得的数据进行分析后发现，即使同一栋建筑的主要图案相同，根据雕刻的宽度和深度，也有可能是由至少两个或更多石匠雕刻的。在马赛克石雕的研究中，对雕刻技术的研究很少，因此能够从石匠的特征（习惯）推算出人数是一个非常重要的发现。