モスクワ・コンセプチュアリズムを中心とするソ連非公式芸術の研究

以莫斯科观念主义为中心的苏联非官方艺术研究

• 批准号: 15J00016
• 负责人: 生熊 源一
• 金额: $ 1.79万
• 依托单位: Hokkaido University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2015
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2015-04-24 至 2018-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15J00016/
• 关键词: 現代アート; モスクワ・コンセプチュアリズム; ソ連非公式芸術; ロシア現代美術; 「集団行為」; メディウム; コンセプチュアル・アート; 現代美術; ロシア文化; コンセプチュアリズム; アクショニズム

今年度は論文投稿や学会報告、ならびに現地調査を行った。主に取り扱ったテーマは、以下のように大別される。1,距離の問題について。本研究が扱ってきたソ連非公式芸術の一部であるモスクワ・コンセプチュアリズムにおいては、心理的なものであれ空間的なものであれ、しばしば距離が意識されてきた。野外活動や外国との関係を通してそういったテーマが内面化されていった過程を追った。2,言葉に対する意識。モスクワ・コンセプチュアリズムにおいては過剰なまでに言葉の存在感が強いが、そのような言語への志向性の源泉のひとつが、ウラジーミル・ファヴォルスキイという画家・版画家であった可能性がある。ファヴォルスキイとコンセプチュアリストたちの関係を、言葉への関心という視点から論じた。3,キャラクターという概念。コンセプチュアリストたちは芸術のある種の作者性についての問いを抱えていた。たとえば、本人名義ではなく架空の作者を仕立て上げ、その人物の作品という体で展示を行うといった具合である。こうしたキャラクターに関する美学の展開に光を当てた。現地調査においては資料収集はもとより、グループ「集団行為」のパフォーマンスへの参加や展示の観覧、ユーリイ・アリベルトやイワン・ノヴィコフ、ヤン・ギンズブルグといったアーティストとの面会などを行い、新旧の世代を問わずロシアの現代アート界の現状に触れた。とりわけギンズブルグの展示はコンセプチュアリズムを素材にしたもので、若手におけるコンセプチュアリズムの遺産について示唆を与えるものだった。

今年，我们提交了论文，发表了会议报告，并进行了实地调查。涵盖的主要主题可分为以下几类： 1.关于距离问题。莫斯科观念主义是本研究涉及的非官方苏联艺术的一部分，它经常意识到距离，无论是心理上的还是空间上的。我们遵循了通过户外活动和与外国的关系将这些主题内化的过程。 2.词语意识。在莫斯科观念主义中，语言的存在过多，而这种语言倾向的来源之一可能是画家和版画家弗拉基米尔·法沃斯基（Vladimir Favorskyi）。我从语言兴趣的角度讨论了费沃斯基和概念主义者之间的关系。 3.人物观念。概念主义者对艺术中某些类型的作者身份存在疑问。例如，作品可能以虚构作者的名字而不是作者本人的名字创作，并展出该人的作品。它揭示了与这些人物相关的美学的发展。在实地调研过程中，我们不仅收集了材料，还参加了“集体行动”团体的表演，观看了展览，并会见了尤里·阿利伯特、伊万·诺维科夫、扬·金兹堡等艺术家，触及了当下的状态。俄罗斯当代艺术世界。特别是金兹堡的展览以观念主义为基础，暗示了年轻艺术家观念主义的遗产。

项目成果

漏れ出した空虚――80-90年代モスクワにおけるインスタレーションの展開について

泄漏的空虚：关于 20 世纪 80 年代和 90 年代莫斯科装置的发展

• 发表时间: 2015
• 作者: 生熊源一

Against What Was the Artist Struggling?: On the Autobiographical Novels by Andrey Monastyrsky

反对艺术家的挣扎是什么？：论安德烈·莫纳斯提尔斯基的自传体小说

• 发表时间: 2018
• 作者: Genichi IKUMA

「集団行為」の記号圏

“集体行动”的符号学领域

• 发表时间: 2016
• 作者: 生熊源一

コンセプチュアリズムとアクショニズムのつながり

概念主义与行动主义之间的联系

• 发表时间: 2015
• 作者: 生熊源一

モスクワ・コンセプチュアリズムのキャラクターたち

莫斯科观念主义的特征

• 发表时间: 2018
• 作者: 生熊源一