ピエール・ベールにおける良心の自由と政治の問題－ポール・ロワイヤルと比較して

皮埃尔·伯利的良心自由和政治问题——与保罗·罗亚尔相比

基本信息

批准号：
13J08495
负责人：
谷川雅子
金额：
$ 0.64万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2013
资助国家：
日本
起止时间：
2013-04-01 至 2015-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

昨年度に引き続き、今年度は夏季までフランスのパリ第4大学ソルボンヌにて、ジェラール・フェレロル教授の指導のもと研究活動を行った。また、春には、哲学におけるベール研究の第一人者のジャンニ・パガニーニ教授（イタリア・東ピエモンテ大学）の来日講演で口頭発表を行い、研究指導を受けた。これらの成果から、博士論文に、以下のような新たな知見を取り入れた。これまでは、ベールを、ポール・ロワイヤル、ボシュエとの関係から論じ、ベールの反プロテスタント的側面へのアプローチを試みてきたが、それに加え、１　中世神学からの流れでベールの国家と個人像を位置づけた。共同体の基本単位を家族とするアウグスティヌスに対し、ベールは、国家の最小構成単位を個人として考え、法の遵守による社会形成を考える。このベールの立場はトマスの流れ汲む。この個人と社会の関係から、自然法を基礎とする法の問題を論じる。以上の成果を５月の学会発表で発表する。２　ベールの思想へのアプローチとして、意思、知性（悟性）、良心の権利の関係を、マルブランシュ、デカルト、エリ・メルラらの関連から探り、ベールの寛容の基本概念の「迷える良心の権利」「打ち克ちがたい無知」を再考した。ベールは、デカルトにおける意思と誤謬の繋がりを、メルラやマルブランシュを援用しつつ再読し、誤謬と無知の関係を問い直す。権利の行使の問題はこの関係の中で考えられる。ここから、自然法への打ち克ちがたい無知の議論が、自然法と道徳の問題から争われた中国の典礼問題へのベールの態度が、アルノーと共有されつつ発展させられたのを見る。１と２の成果の融合で、自然法などの問題系から、ベールの政治論と思想を併せて論じることが可能になるだろう。このことが、両者を別個に扱いがちだった、これまでの先行研究に対して、綜合的視野を示すことが期待できる。

从去年开始，今年，我们在今年在法国4th的Sorbonne的Gerard Ferrerol教授的指导下进行了研究活动。在春季，他在日本在日本进行了口头演讲，吉安尼·帕加尼尼（Gianni Paganini）教授（意大利大学，意大利皮埃蒙特大学）是哲学哲学的讲话，并获得了研究指导。基于这些结果，将以下新知识纳入博士学位论文中。到目前为止，对Paul Royal和Bosue之间的关系已经讨论了面纱，并尝试了一种面纱的反植物方面的方法，但此外，我将其定位为中世纪的国家和个人形象。为了回应奥古斯丁（Augustine）的家庭是社区的基本单位，面纱将国家的最低结构视为一个个人，并通过遵守法律来考虑社会形成。该面纱的位置是托马斯的流动。从这个个人和社会中，我们讨论了基于自然法的法律问题。上述结果将在5月的会议上宣布。 2）作为一种面纱思想的方法，意图，智慧（启蒙）和良心之间的关系与麦克兰斯，笛卡尔，埃里·梅拉等之间的关系以及面纱宽容的基本概念是“重新考虑了“等待的无知”的良心。 Bale重新阅读了笛卡尔的意图和错误之间的联系，重新阅读Merla和Malbransh，并询问错误与无知之间的关系。在这种关系中考虑行使权利的问题。从这里开始，我们看到对自然法的无知讨论是在与Arno共享的同时，以及由于自然法和道德问题而质疑的中国礼仪问题中的面纱态度。随着1和2结果的融合，可以讨论面纱的政治理论以及诸如自然法等问题的思想。可以预期，这将对先前的研究具有全面的看法，这往往会分别进行治疗。