造礁サンゴ化石を用いた完新世の気候変動に伴う海洋表層の窒素循環過程の復元

利用造礁珊瑚化石重建全新世气候变化导致的海洋表面氮循环过程

• 批准号: 13J07017
• 负责人: 山崎 敦子
• 金额: $ 2.76万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2013
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2013-04-01 至 2016-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13J07017/
• 关键词: 造礁サンゴ化石; 窒素同位体比; 完新世; 窒素循環

喜界町塩道集落沿岸において、隆起したハマサンゴ群体および現生のハマサンゴのボーリングをおこない、全長１mのコアを３本掘り、北海道大学にて厚さ5mmの板状に成形した。板状試料の軟X線画像およびX線回折装置により、カルサイトを含まない保存の良いコア試料を選定し、年代測定をおこなった。採取したコアにより過去7000年間の海洋環境が連続的に見られる試料が揃った。サンゴ骨格のSr/Ca比、酸素同位体比変動から約4000年前において海水中の塩分が上昇する現象が見られ、アジアモンスーンの弱体化が起こった可能性が考えられた。乾燥化は東シナ海への河川からの栄養塩流入の減少または、風化の増大を引き起こすと考えられ、海洋の栄養塩分布を変化させる可能性が示唆された。またモンスーンの活動が低下することにより、風および海流による深層から表層への栄養塩の供給量が変化している可能性が示唆された。昨年度に測定したNanoSIMS測定による幼生サンゴ骨格中の窒素同位体比分布と走査型電子顕微鏡による骨格構造の観察から、サンゴ骨格中の有機物は骨格構造の芯となる部分に濃集していること、また有機物と炭酸塩骨格の境界では、まず初めに有機物の中に粒状の骨片ができ、その後骨片の密度が高くなって、さらにその周りに針状結晶が成長する様子が観察された。この結果から、サンゴ骨格中の有機物はサンゴ骨格の内側に保存されている、あるいは石灰化がされるときに炭酸塩骨格に紛れ込む形で保存されるという２つの存在形態が推定された。いずれもアラゴナイト結晶が有機物を取り囲む形で保存していることが示唆され、サンゴ骨格中の有機物は骨格形成時に結晶間に保存されていることを確かめた。この結果から、サンゴ骨格中の有機物の窒素同位体比は古環境復元指標として利用可能であることが示唆された。

一群凸起的角珊瑚和现代角的珊瑚在北北镇沿岸的海岸被无聊，三个岩心的总长度为1M，并在北海道大学挖掘成5mm厚的板块。使用板状样品和X射线衍射设备的软X射线图像选择了保存完好的核心样品，并进行了日期。收集的核心收集了样品，可以在过去的7，000年中不断观察海洋环境。珊瑚骨骼的SR/CA比率和氧同位素比的波动显示出一种现象，其中海水中的盐含量大约4000年前增加，并且人们认为亚洲季风可能已经减弱。人们认为干旱化会导致从河流进入东中国海的营养涌入或风化增加，这表明它可能会改变海洋中养分的分布。它还表明，季风活性的下降可能会导致养分供应从风和洋流引起的深层供应。 Based on the distribution of nitrogen isotope ratios in the larval coral skeleton using NanoSIMS measurements measured last year and the skeleton structure using a scanning electron microscope, it was observed that organic matter in the coral skeleton is concentrated in the core of the skeleton structure, and that granular bone fragments first form within the organic matter, and then the density of the bone fragments increased, and needle-like crystals grew在他们周围。这些结果表明，珊瑚骨骼中的有机物被保存在珊瑚骨架内，或者在钙化时，将其保存在碳酸盐骨架中。有人提出，后代晶体以围绕有机物的方式保存，并确认形成骨骼时珊瑚骨骼中的有机物在晶体之间保存。这些结果表明，珊瑚骨骼中有机物的氮同位素比可以用作古环境恢复指标。

项目成果

Nitrogen isotopes in intra-crystal coralline aragonites

晶内珊瑚文石中的氮同位素

• 发表时间: 2013
• 期刊: Chemical Geology
• 影响因子: 3.9
• 作者: Yamazaki;A.;T. Watanabe;N. Takahata;Y. Sano;and U. Tsunogai
• 通讯作者: and U. Tsunogai

UMIBOUZU HUNTERS - The story of a long-lived coral -

UMIBOUZU HUNTERS - 长寿珊瑚的故事 -

• 发表时间: 2014
• 作者: Tsuyoshi Watanabe;Izuru Kogame;Atsuko Yamazaki;Julie Grove-Ogier
• 通讯作者: Julie Grove-Ogier

A 106 year monthly coral record reveals that the East Asian summer monsoon modulates winter PDO variability

• DOI: 10.1002/2014gl060037
• 发表时间: 2014-05
• 期刊: Geophysical Research Letters
• 影响因子: 5.2
• 作者: Tsuyoshi Watanabe;T. Kawamura;A. Yamazaki;M. Murayama;H. Yamano

サンゴ骨格に記録される地震イベント

珊瑚骨骼记录的地震事件

• 发表时间: 2016
• 期刊: 月刊海洋
• 作者: 伊藤 早織，渡邊 剛，山崎敦子，Teddy Eka Putra;西村 裕一
• 通讯作者: 西村 裕一

GEOMAR/キール大学(ドイツ)

GEOMAR/基尔大学（德国）