経済成長理論にもとづく環境と災害と各種社会資本整備の便益(被害)計測手法の開発

基于经济增长理论，开发衡量环境、灾害和各种社会资本改善的效益（损害）的方法

基本信息

批准号：
26289168
负责人：
森杉壽芳
金额：
$ 6.66万
依托单位：
Tohoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2014
资助国家：
日本
起止时间：
2014 至 2016
项目状态：
已结题

项目摘要

(1)防災便益、(2)交通整備便益、(3)観光・レクリエーション開発便益、(4)死亡率の変化の便益(と統計的生命の価値)、(5)特定の災害と復興の経済的被害、を対象として、その動学的便益時系列を算定する手法の開発を行うことを目的として研究を行ってきた。第1に、資本ストック蓄積を内生化した経済成長経路に関する長期比較静学分析による上記(1)と(2)の定常均衡便益の算定公式の開発を行っている。また、上記(1)から(5)の比較動学を行うことができる動学SCGEの開発を行っている。本研究では、交通、防災、環境整備は、それぞれ、適切なパラメータの変化で示すことを提案している。そして、時間資源と時間価値の導入、交通ネットワークサテライト勘定の導入、不完全視野の導入からなる典型ラムゼー動学の理論的拡張を行なってきた。次に、以降経路を占める非線形連立微分方程式の対数線形近似による比較動学の開発、および、その解に基づく便益推定式の開発を行ってきた。理論分析として、(1)ラムゼー型完全視野動学とソロー型予見ゼロ準動学の欠点を克服した不完全視野動学の開発を行っている。(2)世帯の労働、旅客交通時間及び余暇時間の選択導入と、企業の労働と旅客交通の選択の導入を行った。(3)1国多部門のオイラー方程式を1部門と形式的には一致する合成消費と資本ストックの微分方程式で表現して、定常均衡、以降経路、便益公式を求めている。(4)一般均衡下での人流物流別需要供給別の時間価値の市場関連情報による表現と時間節約便益の算定公式の掲示を行っている。実証分析として、(1)地球温暖化により今後100年にわたり水害が増大していくことの日本経済への経済的被害の予測を行っている。(2)東日本震災の日本経済への被害と復興過程の推進を行い、実行されている復興政策の是非を分析している。(3)戦後の高速道整備の日本経済への便益の推定を行っている。動学SCGEとして、(1)交通ネットワークをサテライト勘定として組み込んだ社会会計表を作成した。(2)対応する動学SCGEを用いて、新幹線整備、高速道の地域別帰着動学便益の算定を行っている。

(1) 防灾效益，(2) 交通发展效益，(3) 旅游和娱乐发展效益，(4) 死亡率变化效益（和统计生命价值），以及 (5) 具体灾害和恢复经济学。开展研究，旨在开发一种计算经济损失动态效益时间序列的方法。首先，我们通过对具有内生资本存量积累的经济增长路径的长期比较静态分析，建立了上述（1）和（2）的稳态均衡效益的计算公式。我们还在开发一个动态 SCGE，它可以执行上述 (1) 到 (5) 的动态比较。在本研究中，我们建议通过适当参数的变化来表达交通、防灾和环境改善。我们还对典型拉姆齐动力学进行了理论扩展，包括时间资源和时间价值的引入、交通网络卫星核算、不完全视场等。接下来，我们使用占据路径的非线性联立微分方程的对数线性近似来开发比较动力学，并基于该解开发了效益估计公式。作为理论分析，我们正在发展（1）不完全场动力学，克服了拉姆齐型完美场动力学和索洛型零预测准动力学的缺点；（2）介绍了家庭劳动力、客运时间、休闲时间的选择，以及企业劳动力和客运选择的介绍。 (3) 将一国多部门的欧拉方程表示为形式上与一个部门相匹配的综合消费和资本存量的微分方程，我们找到了稳定均衡、路径和效益公式。 (4) 利用市场相关信息，用一般均衡下每种物流类型的供给和需求来表达时间价值，并给出计算时间节省效益的公式。作为实证分析，我们 (1) 预测未来 100 年全球变暖导致的洪水灾害对日本经济造成的损失；（2）审视东日本地震对日本经济造成的损害，推动复苏进程，分析正在实施的重建政策的利弊。 (3)估计战后高速公路发展对日本经济的效益。作为一个动态的 SCGE，我们创建了（1）一个社会核算表，将交通网络作为卫星账户纳入其中； (2)利用相应的动态SCGE，计算新干线发展和高速公路的区域回报动态效益。