貧困者の救済に関する論争の歴史社会学

关于救济穷人的争议的历史社会学

• 批准号: 22KJ0619
• 负责人: 田中 祐児
• 金额: $ 1.98万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2023
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2023-03-08 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22KJ0619/
• 关键词: 貧困; サーベイ実験

本研究の目的は、貧困者の救済における論争の分析を通じ、貧困者の救済を否定する言説の総体を導き出すことである。本年度は特に、ある貧困者が救済に値すると判断されるかどうかについて、貧困者の状況をランダムに変化させるサーベイ実験を活用した検討を行った。貧困者の状況として特に着目したのが子どもの有無である。貧困者に子どもがいることは、社会的投資の観点からすれば、行政による支援の対象とみなすことができる一方で、家族主義の観点からすれば、貧困者本人の自助の対象とみなされることになる。分析の結果、貧困者に成績が優秀な子どもがいること行政による救済責任を強化する効果がある一方、子どもの成績や性別を問わず、貧困者に子どもがいることは貧困者への帰責を強化する効果がみられた。従来の社会的投資と家族主義に関する議論では、両者は両立し得ないと考えられてきたが、本研究の知見はそれが両立しうることを示すものであり、研究上の意義は大きい。これらの知見は論文として投稿済みであり、現在査読中である。

这项研究的目的是得出整个话语，通过分析穷人的争议来否认穷人的拯救。在这个财政年度，我们检查了一项调查实验，以改变穷人的状况以改变穷人的状况，尤其是穷人是否值得救援。关注穷人情况的是儿童的存在或不存在。从社会投资的角度来看，穷人可以被视为政府支持的事实，但是从家庭主义的角度来看，他们被认为是穷人的自我。分析的结果是，在穷人中有良好成绩的孩子，它具有加强政府责任的作用，但是穷人，无论孩子的表现和性别如何，都对穷人负责是加强的效果。在有关社会投资和家庭主义的传统讨论中，人们认为这两者都是不可能的，但是这项研究的知识表明它可以兼容，研究很重要。这些发现已作为论文发布，目前正在阅读中。

项目成果

子どもの貧困対策法は学校システムにどのような影響をもたらしうるか：貧困を生きる子ども・若者の排除と包摂(2)

《儿童贫困对策法》对学校系统有何影响：贫困儿童和青少年的排斥和包容 (2)

• 发表时间: 2021
• 作者: 知念渉;栗原和樹;田中祐児;瀬戸麗;志水宏吉
• 通讯作者: 志水宏吉

貧困への態度に関するオンラインサーベイ実験に関する実験実施前報告

贫困态度在线调查实验预实验报告

• 发表时间: 2022
• 作者: 西田芳正;知念渉;栗原和樹;田中祐児;数実浩佑;西徳宏;山口真美;瀬戸麗;秋山みき;志水宏吉;田中祐児
• 通讯作者: 田中祐児

オンラインサーベイ実験を用いた貧困観の検討

使用在线调查实验检验人们对贫困的看法

• 发表时间: 2022
• 作者: 田中 祐児;岡田 有真;荒木 真歩;本田 由紀;田中祐児;田中祐児
• 通讯作者: 田中祐児

A Textual Analysis of School Regulations in Saitama Prefectural High Schools

埼玉县立高中校规文本分析

• DOI: 10.15083/0002003520
• 发表时间: 2022
• 期刊: 東京大学大学院教育学研究科紀要
• 作者: 田中 祐児;岡田 有真;荒木 真歩;本田 由紀
• 通讯作者: 本田 由紀

貧困言説における自己責任論と子どもの貧困論の関係：貧困に言及した雑誌記事の内容分析から

贫困话语中自我责任理论与儿童贫困理论的关系——杂志贫困文章的内容分析

• 发表时间: 2022
• 期刊: 現代の社会病理
• 作者: 田中 祐児;岡田 有真;荒木 真歩;本田 由紀;田中祐児
• 通讯作者: 田中祐児