イチジク属植物の送粉共生者が花序の発達を制御する機構の解析

无花果植物授粉共生体控制花序发育的机制分析

基本信息

批准号：
08740657
负责人：
横山潤
金额：
$ 0.7万
依托单位：
Tohoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

イチジク属植物-イチジクコバチ類(以下コバチ類)の送粉共生系では,コバチ類がイチジク属植物の花嚢内で成長する過程で,花嚢の発達を能動的に制御している可能性が指摘されている.コバチ類がイチジク属植物の花嚢発達を制御する機構を解明することを目的として,アコウ,イヌビワおよびオオバイヌビワを用いて以下の実験を行った.制御機構の候補として,(1)コバチ類が産卵時に注入する分泌物による制御,(2)コバチ類の幼虫が継続的に分泌する物質による2つが考えられたので,(1)についてはコバチ類の雌約1000頭から取り出した生殖腺からの祖抽出液,(2)についてはコバチ類の幼虫約1000頭をすりつぶした祖抽出液を用いて,沖縄本島で自生個体を用いたバイオアッセイを行った.その結果,イヌビワおよびオオバイヌビワでは(1),(2)のいずれの祖抽出液の場合でも,注入した花嚢は未処理の花嚢に比べて長い期間落果しなかった.一方アコウでは注入した花嚢と未処理の花嚢の間に差は見られなかった.これらのことから,少なくともイヌビワとオオバイヌビワでは,コバチ類の分泌する物質が花嚢の熟期を調節する作用をもつことが示唆された.生理活性物質の同定には成功していないが,予備的なバイオアッセイから花嚢の発達制御に関わる物質は,オーキシン類似の物質である可能性が示唆された.単為結果をするイチジクでは,花嚢発達の初期に受精なしで胚乳が発達する際にオーキシンの含量が急激に増加することが報告されており,本研究の結果はコバチ類が同様の機構を用いて花嚢や小花の発達を制御している可能性を示唆している点で興味深い.

在无花果植物的授粉共生系统中 - 无花果黄蜂（以下称为SAC），已经指出，花囊的发展可能会在花囊中生长在无花果植物的花囊中时积极控制它们的发展。使用红尾囊，日本囊和日本囊和日本囊作为控制机制的候选者进行了以下实验，因为（1）认为两个因素被认为是由卵子铺设过程中的蜜蜂分泌的两个因素控制的，（2）有两个因素被这些因素被蜜蜂分泌的物质是由蜜蜂不断分泌的。对于（1），我们使用了从大约1,000只蜜蜂中提取的性腺中的性腺提取物，对于（2），我们使用了蜜蜂1,000个雌性的提取物的提取物，这些提取物是蜜蜂的1,000个雌性的提取物，这些提取物被固定在1,000个幼虫上，对于（2），我们使用了蜜蜂的提取物提取物的提取物。结果，我们使用了蜜蜂1,000个幼虫的提取物。在（1）和（2）的天然提取物的情况下，注射的花囊的时间不如未经处理的花囊更长。在注射的花囊的情况下，红色囊中注入的花囊和未处理的花囊之间没有发现差异。这些表明，至少在注入的花囊和囊中，蜜蜂的分泌材料具有调节花囊成熟的作用。生物活性物质的识别成功。然而，初步生物测定表明，参与花囊发育控制的物质可能是生长素样物质。在提供孤发性结果的无花果中，据报道，当胚乳在花囊发育早期发育而没有施肥时，生长素含量会迅速增加，并且这项研究的结果很有趣，因为它们表明SAC可以使用类似的机制来控制花囊和小花卉发育。