The Transnational Circulation of Kunikida Doppo's Literature in East Asia

国木田独步文学在东亚的跨国流通

• 批准号: 22KJ2870
• 负责人: 酒井 悠
• 金额: $ 1.33万
• 依托单位: Waseda University (2022-2023)International Research Center for Japanese Studies (2021)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2023
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2023-03-08 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22KJ2870/
• 关键词: トランスナショナルヒストリー; 国木田独歩; 東アジア; 近代文学; 非国家主体; グローバルサウス; 李光洙

昨年度に比較すると状況はかなり改善したものの、今年度も新型コロナウイルスによる研究活動への影響は大きかった。特に第７波、第８波による感染の急拡大によりウイルスの脅威がより身近になったことで長期間のステイホーム等を余儀なくされた。一方で海外渡航が徐々に可能になったこともあり9月には実に3年以上ぶりに国際学会に対面で参加することができた。英国日本研究学会にて、朝鮮近代文学の祖である李光洙と国木田独歩の関係性を西洋近代に対する批判的な言説を土台に探ることにより、東アジアにおける文化の翻訳や近代性の議論に対して一石を投じる画期的な内容の発表ができた。さらに、対面参加のメリットを十分に活かし、他国の研究者との交流、ネットワーク作りができたことが大きな成果であった。現時点で既にこの際に知己を得た研究者たちと共同研究の話をしているところである。本研究を題材にハイデルベルグ大学にてゲスト講義を行い、学生たちから良い反応を得たことも新たな刺激になった。特にそのコメントで本研究とSouthern theoryの概念との共通点を指摘されたことは本研究の理論的な発展に繋がる可能性を秘めている。今後の研究次第では本研究は日本史だけに関わらず、グローバルヒストリーに普遍的な貢献ができる可能性がある。それに加え、2023年度に出版予定の著書（共同執筆）へ掲載する論文の最終原稿を仕上げるなど、パンデミックの中で厳しい研究環境ではあったが少しづつ成果を上げている。

尽管情况比去年有了很大改善，但今年新冠病毒对研究活动的影响也很大。特别是，由于第七波和第八波感染的迅速传播，病毒的威胁变得更加熟悉，迫使人们长时间呆在家里。另一方面，随着出国旅行逐渐成为可能，9月份我三年多来第一次亲自参加国际学术会议。在英国日本研究会，我们以西方现代性批判话语为基础，探讨了韩国现代文学创始人李光洙与国木田独步之间的关系，并为东亚文化翻译和现代性的讨论做出了贡献。我们能够发布一项具有开创性并引起轰动的公告。此外，一个很好的结果是我们能够充分利用面对面参与的好处，并能够与其他国家的研究人员进行互动和网络。目前，我们已经在与此时遇到的研究人员讨论联合研究的事宜。我在海德堡大学就这项研究做了客座讲座，得到了学生们的积极响应，这给了我新的动力。特别是指出本研究与南方理论概念相似之处的评论有可能引领本研究的理论发展。根据未来的研究，这项研究可能不仅对日本历史而且对世界历史做出普遍的贡献。此外，尽管疫情期间研究环境恶劣，但他们正在逐步取得进展，例如完成了一篇论文的最终草稿，并将发表在预定于2023年出版的一本书（合着）中。

项目成果

Kunikida Doppo and Yi Kwang-su: the Making of the First Modern Korean Literature as a Non-Imperial Encounter

国木田独步与李光洙：韩国现代文学的第一次非帝国邂逅

• 发表时间: 2022
• 作者: Yu Sakai