平安時代後期における邪鬼の彫刻史上の位置付け-特異な造形表現をめぐって-

邪恶的恶魔在平安时代后期雕塑史上的地位 - 关于独特的形象表现 -

• 批准号: 22KJ2759
• 负责人: 山田 美季
• 金额: $ 1.33万
• 依托单位: Seijo University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2023
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2023-03-08 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22KJ2759/
• 关键词: 邪鬼; 『七大寺日記』『七大寺巡私記』

邪鬼の歴史において空白地帯である平安時代後期の実態を探るため、まずは研究の基盤となる基礎資料の収集に努め、通史の編年を行なった。制作年代が明らかな基準作例および、同時代の作と措定される重要作例を取り上げて表にまとめ、参考資料と写真資料との紐付けを進めた。通史の編年を通して得られた邪鬼の造形的知見については、その知見の一部を『国華』1525号に論文としてまとめた。また従来、鬼神像全般に関する記事が認められることが指摘される『七大寺日記』および『七大寺巡礼私記』について改めて検討した。邪鬼に関する記事に特化して整理し、とくに造形的な価値が論じられた邪鬼について、史料や現存作例を手掛かりに様式検討を進めた。史料的観点から平安時代後期における邪鬼の造形的な特徴について考察を加え、この時期に評価された邪鬼の造形について理解を深めた。定朝の作例が評価されていないこと、また現代では古代の代表的な作例とされる法隆寺金堂四天王像邪鬼や、西大寺四王堂四天王像邪鬼についても注目されていないことが明らかとなった。ここで得られた知見は駒澤大学『文化』第40号に論文としてまとめた。このほか、採用準備期間から研究を進めてきた和歌山・慈尊院四天王像邪鬼について美術史学会例会にて口頭発表を行なった。本像自体は鎌倉時代の作例だが、今回平安時代後期の作例に関する知見を深めたことで、従来の成果報告に加えて、次年度の本研究課題へとつながる新たな考察の手がかりを得ることができた。

为了探究平安时代后期这一魔族历史空白领域的真实情况，我们首先努力收集作为研究基础的基础资料，并整理出一部完整的历史。制作日期明确的标准样例，以及被认为是同一时期作品的重要样例，都汇总在表格中，并与参考资料和摄影资料相联系。关于通过历史年代所获得的恶灵形状的知识，《国华》第1525期的一篇文章中总结了一些知识。此外，我们重新考虑了《七大寺日记》和《七大寺朝圣回忆录》，这些传统上被认为有关于恶魔雕像的文章。我们专门整理了有关恶魔的文章，以历史资料和现存例子为线索，考察了所讨论的恶魔的风格和比喻价值。我们从史料的角度出发，思考了平安时代末期的“寂岐”的雕刻特征，加深了对这一时期所重视的“寂岐”的雕塑特征的认识。显然，城长的例子并没有受到高度评价，而法隆寺近堂堂的鬼神像和西大寺盐堂的鬼神像都没有得到高度评价。都是古代有代表性的例子，但在现代却没有受到太多关注。此处获得的研究结果被总结为驹泽大学文化第40期的论文。另外，我在艺术史学会的例会上，就我从预申请阶段就开始研究的和歌山地尊院四天魔像做了口头报告。雕像本身是镰仓时代的一个例子，但通过加深对平安时代后期的例子的了解，除了报告我们以前的结果之外，我们将能够获得新的考虑因素的线索，这将导致明年的主要我能够做到这一点。

项目成果

『七大寺日記』・『七大寺巡礼私記』所収の邪鬼の記事とその造形について

《七大寺庙日记》和《七大寺庙朝圣个人日记》中有关邪灵及其形状的文章

• 发表时间: 2022
• 期刊: 駒沢大学文化
• 作者: 林凌;中川雄大;林凌;林凌;林凌;林凌;林凌;林凌;林凌;山田美季
• 通讯作者: 山田美季

和歌山・慈尊院四天王像と邪鬼ー大仏殿様邪鬼の定型と改変の視点からー

和歌山智尊院的四神与邪魔：从大佛殿与邪魔的规范形态与修饰来看。

• 发表时间: 2022
• 作者: 林凌;中川雄大;林凌;林凌;林凌;林凌;林凌;林凌;林凌;山田美季;山田美季
• 通讯作者: 山田美季