ディラックフェルミオンによる新奇な電気伝導現象の実験的解明
狄拉克费米子引起的新型导电现象的实验阐明
基本信息
- 批准号:12J02369
- 负责人:
- 金额:$ 1.15万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
- 财政年份:2012
- 资助国家:日本
- 起止时间:2012 至 2013
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
本研究では、グラフェン中のディラックフェルミオンの性質を反映した物理現象の一つとして、歪み効果に注目した。グラフェンに局所1次元歪みがあると伝導ギャップが生成することが理論的に予測されている。H25年度は歪みによる電気伝導の変調の原因をさぐるために以下のことを行った。グラフェンの電気伝導率のゲート電圧依存性は、通常の歪みの無いグラフェンだとV字型の特徴を示すことが知られている。しかし、局所歪みを導入した試料では、V字型の電子側に対応する領域で傾きが減少する非対称性が現れた。この非対称性の原因として、ゲートキャパシタンスの空間変化、過剰な電子線照射、格子歪み、の影響が想定された。そこで、それぞれの影響を調べるための試料を作製し電気伝導測定をおこなった。その結果から、非対称性の原因はゲートキャパシタンスの空間変化や電子線照射の影響では無く、格子歪みである可能性が高いことがわかった。また、理論予測と比較し、漏れ電流のある伝導ギャップに対応する振る舞いが見られることと、漏れ電流の原因が電子の平均自由行程内での歪み量が不足していることを議論した。漏れ電流の原因としては、電子の平均自由行程内における歪みの変化量が不足していることが考えられた。次に、平均自由行程を短くする要因である電子線照射の影響を調べた。この研究では電子線照射がグラフェンの電気伝導に与える影響を定量的に明らかにすることを目的として、同一試料に対して、ラマン分光と電気伝導測定を行った。その結果、これまで見出されて無かったラマンスペクトル強度とキャリアの平均自由行程の間の関係式を求めることに成功した。現在、格子歪みを制御性良くグラフェンに導入できるのは、世界的に見ても我々のみである。伝導ギャップ生成が成功すれば、グラフェンの高速トランジスタへの応用を大きく前進させることができると思われる。
在这项研究中,我们重点关注应变效应作为反映石墨烯中狄拉克费米子特性的物理现象之一。理论上预测,当石墨烯存在局部一维应变时,会产生导通间隙。 2012年度,为了调查应变引起的电传导调制的原因,进行了以下的调查。众所周知,石墨烯电导率的栅极电压依赖性在正常的未应变石墨烯中表现出 V 形特征。然而,在引入局部应变的样品中,出现了不对称性,其中与V形的电子侧相对应的区域中斜率减小。这种不对称的原因被认为是栅极电容的空间变化、过度的电子束照射和晶格畸变。因此,我们准备了样品并测量了电导率,以研究每种样品的影响。结果表明,不对称的原因可能是晶格应变,而不是栅极电容的空间变化或电子束照射的影响。此外,通过与理论预测的比较,我们发现了与具有漏电流的导通间隙相对应的行为,并讨论了漏电流的原因是电子平均自由程应变不足。漏电流的原因被认为是电子平均自由程内的应变变化量不足。接下来,我们研究了电子束照射的影响,这是缩短平均自由程的一个因素。在这项研究中,我们对同一样品进行了拉曼光谱和电导率测量,以定量阐明电子束辐照对石墨烯电导率的影响。结果,我们成功地找到了迄今为止尚未发现的拉曼光谱强度与载流子平均自由程之间的关系表达式。目前,我们是世界上唯一一家能够将晶格应变良好控制地引入石墨烯的公司。导通间隙的成功产生可以显着推进石墨烯在高速晶体管中的应用。
项目成果
期刊论文数量(0)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
Electron transport in graphene with one dimensional local strain
具有一维局部应变的石墨烯中的电子传输
- DOI:
- 发表时间:2013
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Hikari Tomori
- 通讯作者:Hikari Tomori
Strain Engineering of Graphene through a Nanostructured Substrate
通过纳米结构基底进行石墨烯的应变工程
- DOI:
- 发表时间:2012
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Hikari Tomori
- 通讯作者:Hikari Tomori
Comparison of Electron Transport in Graphene with Uniform and Nonuniform One-dimensional Strain
均匀和非均匀一维应变石墨烯中电子传输的比较
- DOI:
- 发表时间:2013
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Hikari Tomori
- 通讯作者:Hikari Tomori
Electron transport measurement in locally strained graphene
局部应变石墨烯中的电子传输测量
- DOI:
- 发表时间:2013
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Hikari Tomori
- 通讯作者:Hikari Tomori
{{
item.title }}
{{ item.translation_title }}
- DOI:
{{ item.doi }} - 发表时间:
{{ item.publish_year }} - 期刊:
- 影响因子:{{ item.factor }}
- 作者:
{{ item.authors }} - 通讯作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ journalArticles.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ monograph.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ sciAawards.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ conferencePapers.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ patent.updateTime }}
友利 ひかり其他文献
友利 ひかり的其他文献
{{
item.title }}
{{ item.translation_title }}
- DOI:
{{ item.doi }} - 发表时间:
{{ item.publish_year }} - 期刊:
- 影响因子:{{ item.factor }}
- 作者:
{{ item.authors }} - 通讯作者:
{{ item.author }}
相似海外基金
高温高圧下電気伝導度測定による下部マントル組成の解明
通过测量高温高压下的电导率来阐明下地幔成分
- 批准号:
22KJ0741 - 财政年份:2023
- 资助金额:
$ 1.15万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
Sequencing Glycosaminoglycans using Single Molecule Enzyme Conductance Fluctuations
使用单分子酶电导波动对糖胺聚糖进行测序
- 批准号:
10568069 - 财政年份:2023
- 资助金额:
$ 1.15万 - 项目类别:
一軸圧力下極低温での電気抵抗と比熱の同時測定による4f軌道揺らぎ起因の超伝導の解明
通过在单轴压力下同时测量极低温下的电阻和比热来阐明4f轨道涨落引起的超导性
- 批准号:
23K03303 - 财政年份:2023
- 资助金额:
$ 1.15万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
Novel technique to detect microcracks in the progression of Osteoporosis
检测骨质疏松症进展中微裂纹的新技术
- 批准号:
10557618 - 财政年份:2023
- 资助金额:
$ 1.15万 - 项目类别:
Synthesis and search for superconductivity of ternary hydrogen compounds with fluorite-type structure
萤石型结构三元氢化合物的合成及超导性研究
- 批准号:
23K03301 - 财政年份:2023
- 资助金额:
$ 1.15万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)