汽水域生態系における気候変動の影響を歴史生態学の手法で評価する
使用历史生态学方法评估气候变化对咸水生态系统的影响
基本信息
- 批准号:22K05702
- 负责人:
- 金额:$ 2.58万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 财政年份:2022
- 资助国家:日本
- 起止时间:2022-04-01 至 2025-03-31
- 项目状态:未结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
海の歴史生態学とは、様々な古資料(漁業統計・観測資料・古文書など)を活用して海洋生態系の過去の状態を推定する新たな研究分野である。本研究では「海の歴史生態学」の手法を用いて、過去の人間活動と近年の海面上昇が汽水域の環境と底生生物群集に与えた影響を評価し、成果を地域の気候変動適応策に実装することを目指す。2022年度は、まず、汽水湖沼群である三方五湖の一部、水月湖を対象として、過去約100年間に行われた水質と底生生物に関する調査結果をデータベース化した。水質については、生物の分布に強い影響を与える塩分と溶存酸素量の情報を、最古のもの(1926年)から最新のもの(2022年)まで可能な限り収集し、単位を統一したうえで(塩分はpsu、溶存酸素量はmg l-1)、年・月・水深毎に整理した。底生生物については、定量的な調査の結果である1928~1930年の調査結果、および2019年と20222年の調査結果を、1m2あたりの分類群毎の密度として、年・月・水深毎に整理するとともに、定性的な情報(主に優占種の確認情報)も整理した。これらのデータを数値解析に供した結果、水月湖では過去約100年間に湖水が高塩分化するとともに、底生動物群集がユスリカ幼虫を主体とする淡水性の群集からヤマトシジミとカワゴカイ科多毛類が優占する汽水性の群集に変化したことが示唆された。併せて、湖水の高塩分化は1930年代以降の河川改修と1980年代以降の海面上昇による、海からの高塩分水の遡上量増加が原因であることが示唆された。また、優占種であるカワゴカイ科多毛類についてPCR法を用いた種判別を行った結果、調査地点で出現したカワゴカイ属は全個体がヒメヤマトカワゴカイであることが示唆された。
海洋历史生态学是利用各种古代资料(渔业统计、观测数据、古代文献等)来估计海洋生态系统过去状态的一门新的研究领域。在这项研究中,我们将利用“海洋历史生态学”的方法来评估过去的人类活动和近期海平面上升对咸水环境和底栖群落的影响,并利用结果为当地的气候变化适应提供信息。目的是将其落实到计划中。 2022财年,我们首次创建了过去100年来水质和底栖生物调查结果的数据库,以咸水湖群三方五湖的水月湖为对象。关于水质,我们从最旧的数据(1926年)到最新的数据(2022年),尽可能多地收集了对生物分布有很大影响的盐度和溶解氧含量的信息,统一了单位,并(盐度为psu,溶解氧量为mg l-1),按年、月、水深组织。关于底栖生物,1928年至1930年的定量调查结果以及2019年和20222年的调查结果按年、月和水深计算为每1 m2的每个分类群的密度,同时定性信息(。主要是优势种的确认信息)也进行了整理。对这些数据的数值分析表明,在过去的100年里,水月湖的湖水已经高度盐化,底栖动物群落从以摇蚊幼虫为主的淡水群落转变为淡水蚬的大小变化建议群落转变为以物种为主的咸水群落。此外,有人认为,湖水的高盐度是由于20世纪30年代以来的河流改善以及自1980年代以来的海平面上升而导致从海中涌出的高盐度水量增加所致。另外,利用PCR法对优势种多毛类进行物种鉴定,结果表明调查现场出现的所有欧亚种个体均为欧亚种欧亚种。
项目成果
期刊论文数量(0)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
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福井县三方五湖的传统和区域知识。
- DOI:
- 发表时间:2023
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Kumiko Okubo;Masato Honma;Hisashi Tajima;大窪久美子;宮本 康・山田 勝雅・山本 智子;宮本 康・吉田 丈人
- 通讯作者:宮本 康・吉田 丈人
沿岸域・汽水域生態系における人間活動の影響を歴史生態学の手法で評価する
使用历史生态学方法评估人类活动对沿海和咸水生态系统的影响
- DOI:
- 发表时间:2022
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Kumiko Okubo;Masato Honma;Hisashi Tajima;大窪久美子;宮本 康・山田 勝雅・山本 智子
- 通讯作者:宮本 康・山田 勝雅・山本 智子
Traditional and local knowledge of Mikatagoko, Fukui Prefecture. In: Eco-DRR Project (ed) Eco-DRR as learned from local history “(5) Traditional and local knowledge of Eco-DRR from different locations of Japan”
福井县三方五湖的传统和地方知识见:生态减灾项目(编辑)从当地历史中学到的生态减灾“(5)日本不同地区的生态减灾传统和地方知识”。
- DOI:
- 发表时间:2023
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Miyamoto Y;Yoshida T
- 通讯作者:Yoshida T
三方五湖における自然護岸再生の手引き.In: Eco-DRRプロジェクト(編)ローカルなグリーンインフラの始め方「Chapter 3 Eco-DRRプロジェクトの実践からの学び」
三方五湖天然海堤修复指南。
- DOI:
- 发表时间:2023
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Miyamoto Y;Yoshida T;宮本 康
- 通讯作者:宮本 康
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