人口減少・生活様式の変化に対応した商業地域の再編手法

应对人口减少和生活方式变化的商业区重组方法

基本信息

批准号：
22K04504
负责人：
中野卓
金额：
$ 2.66万
依托单位：
Building Research Institute
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

初年度は、以下の３点について研究を進めた。第１に、「商業地域の指定経緯・運用状況の調査・分析」として、我が国の商業系用途地域を定めた1,177自治体を対象に、商業系用途地域の見直し状況および今後の見直し方針に係る情報収集・整理、分析を実施した。この結果、我が国では多くの地域で人口減少下にある反面、商業系用途地域自体は拡大または現状維持を続けている自治体が多いこと、今後の都市計画方針においても商業系用途地域の縮小を計画している自治体が僅かであり、商業系地域の縮小自体が検討の俎上にないことが確認された。一方で、商業系用途地域を大幅に縮小する見直しを実行した自治体もあり、15の自治体のケーススタディを通じて、見直しの際の建築形態規制や用途規制、防火・準防火地域等の関連措置の取扱いに係る工夫について情報収集を図ることが出来た。以上の研究成果を取りまとめ、日本都市計画学会の都市計画論文集に査読付き論文として投稿し、2023年4月号にて採録・公開された。第２に、商業系用途地域の運用方針に係る実際の状況を把握する為、①特別用途地区を指定して用途別容積率規制を実施している神奈川県横浜市、②商業系用途地域の縮小方針を土地利用ガイドラインに定めて用途地域見直しを図っている宮崎県都城市、の２市に対してヒアリング調査を実施した。第３に、商業地域の適正規模の算定方法検討の準備として、商業地域に係る基礎的データの収集を図った。具体的には、統計法第33条の規定に基づく申請により、経済産業省が実施していた政府統計調査である「商業統計調査」の調査票情報を入手し、全国の商業施設の位置や規模等に係る位置情報データを整備した。次年度は、本データを使用して商業系用途地域の適正規模の算定に係る方法論を検討する予定である。

第一年，我们进行了以下三点研究。首先，作为“商业区划定历史和运行状况调查分析”的一部分，我们将对全国1177个已划定商业区的地方政府收集商业区审查状况和未来审查政策的信息。日本我们收集、整理并分析了这些信息。结果，在日本许多地区的人口减少的同时，许多地方政府都在扩大或维持商业区的现状，未来的城市规划政策也正在计划减少商业区，目前已证实只有一处。很少有地方政府这样做，而且减少商业面积本身也不在讨论范围之内。另一方面，部分地方政府已实施大幅压缩商业用区审查，通过15个地方政府的案例研究，考察建筑形态规定、使用规定、防火/半封闭等相关措施的处理情况。审查时我们能够收集有关所采取措施的信息。我们整理了上述研究成果，并将其作为同行评审论文提交给日本城市规划学会论文集，该论文被接受并于2023年4月号发表。其次，为了了解商业用区运营政策的实际情况，我们调查了（1）神奈川县横滨市，该市划定了特殊用区并实施了按用途划分的容积率规定；（2）商业用区我们对宫崎县都城市和宫崎县都城市这两个城市进行了采访，这两个城市在土地使用指南中制定了减少政策，并正在审查土地使用区域。三是尝试收集商业区相关基础数据，为研究商业区适宜规模计算方法做准备。具体来说，我们根据统计法第33条的规定，通过申请，从经济产业省实施的政府统计调查“商业统计调查”中获取了问卷信息，并获取了地点和地点的信息。我们准备了与规模等相关的位置信息数据。明年，我们计划利用这些数据来考虑计算商业区适当规模的方法。