ナラティヴ分析法を用いた学級活動教材研究の推進と実践的改善ー小学校を中心にー

利用叙事分析法促进课堂活动材料的研究和实践改进 - 以小学为中心 -

基本信息

批准号：
22K02603
负责人：
白松賢
金额：
$ 2.66万
依托单位：
Ehime University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

本研究は、小学校における学級活動を対象に，教材(議題・題材)を媒介に学習過程に持ち込まれる言語的資源や物語的資源の相互浸透過程を分析し、児童へのリスクや教師の不安を低減するための実践的知識を明らかにすることを目的としている。この目的を遂行するために，本年時は二つのサブテーマを実施した。第一は小学校の学級活動を対象としてフィールドワークを、二つの学級で実施すると同時に、これまでに蓄積してきた調査データを分析した。第二は教師を対象としたワークショップにおいて、意識調査(ウェブ調査)を行い，教師の教材(議題・題材)観や実践の課題を検討した。本年度は第一の調査及びカリキュラム分析に基づいて、集団活動のリスクと学級活動題材のリスクの二つを考察し、成果報告を行った。集団活動のリスクには、「動機づけられた活動や学習」を前提とする場合、集団内に「楽しみや期待感」と同時に「不安と忌避感」を感じる成員の存在の問題がある。そのため、「不安や忌避感」に敏感な教師にとっては、実践に前向きなれない問題があり、逆に「楽しみや期待感」に寄り添う教師は、少数の子どもの意識を排除するリスクとなっている。第二の学級活動題材のリスクには、「インターセクショナリティ」に示される社会的公正やアイデンティティの交差性の問題がある。これらはカリキュラムを通じた社会的統制という知識社会学や批判的教育学が課題としてきた問題を端的に示している。このため、学校の中にいる教師と子どもの教育課程を通じた「出会い」に潜む「リスクと不安」をどのように探究し、分析するかが重要な課題となっていることを明らかにした。第二については、教師を対象としたワークショップと意識調査の試行を行い、40名程度の参加者を対象にした実践の可能性を検討した。

这项研究旨在分析使用教材（议程和主题）带入学习过程中语言和叙事资源的相互渗透过程，并阐明实践知识，以减少儿童和教师焦虑的风险。为了实现此目的，今年实施了两个子主题。首先是在两类中进行小学课程活动进行实地调查，同时分析到目前为止积累的调查数据。第二个是针对教师的研讨会，进行了宣传调查（网络调查）以及教师对教学材料（议程和主题）的看法及其实践问题。今年，根据第一次调查和课程分析，我们讨论了两个风险：小组活动和课堂活动主题，并报告了结果。当假定小组活动的风险是“有动力的活动和学习”时，小组中存在成员的存在问题，他们感到“享受和期待”以及“焦虑和驱蚊剂”。因此，对焦虑和不情愿敏感的老师对自己的实践并不积极，另一方面，接近“乐趣和期待”的老师有消除少数儿童意识的风险。二等活动主题的风险包括“代祷”中所示的社会正义和跨认同问题。这些简单地说明了知识和批判教学法的问题是通过课程对社会控制的挑战。因此，已经揭示了重要的问题是如何通过他们之间的教育课程探索和分析教师与儿童之间隐藏的“风险和焦虑”。其次，我们在教师中进行了一个研讨会和对教师意识的调查，并研究了大约40名参与者的实践可能性。