「代表」されるべき「公議」と貴衆両院制の出発
“公共议会”的“代表权”和众议院制度的开始
基本信息
- 批准号:22K01316
- 负责人:
- 金额:$ 2万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 财政年份:2022
- 资助国家:日本
- 起止时间:2022-04-01 至 2025-03-31
- 项目状态:未结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
本研究は、大日本帝国憲法の制定過程において、二院制度に基づく代表制がどのように整備され、それはいかなる特徴を有したのかについて、上院構想をめぐる展開を中心に検討するものである。2022年度は、本研究が憲法制定過程の「前期」と位置付ける伊藤博文が欧州での憲法調査から帰国する以前を対象とした。これにより明らかにした内容は、以下のように整理できる。この時期、日本国内の憲法制定作業において中心的役割を果たしたのが、右大臣・岩倉具視とその下で実際の調査に従事していた井上毅である。彼らは、特に上院制度を重視したが、その思想的背景をなしていたのが、当該期に進行していた2つの現象への危機感であった。すなわち、諸政党の並立に象徴的な「衆論」の分裂状況及びそれらと政府との乖離、経済力を背景とした新興勢力の(思想的あるいは精神的側面も含めた)強力化である。彼らはこれらを不可避の現象と認めつつも、それが将来の下院に反映されることを予想し、強く危惧した。こうした両者が上院に求めたのは、単に下院やそこを根拠とするであろう政党勢力への抑制機能のみではない。彼らが意図したのは、分裂した「衆論」に支配されるであろう下院やこうした分裂の背景ともなる経済的価値意識に抗し得る装置として上院を対置することであった。よって、当該期の上院構想における課題は、①「衆論」に対峙し得る「公論」(もちろん、何が「公論」たり得るかは主観的審級に基づくものであり、現実におけるそれは政府の方針と一致する志向性に近い)を担い、経済力とは異なる価値観を表象できる階層の創出、②下院が担うであろう「衆論」の代表という位置とは異なる正当性を上院に与えることに置かれた。これらはそれぞれ、①華族や士族に対する政策、②皇室との特殊な関係性を権限レベルで上院に付与しようとする動きとなって、大きな影響を与えていくのである。
本研究探讨了以两院制为基础的代议制是如何建立的以及在日本帝国宪法制定过程中具有哪些特点,重点关注元老院概念的发展。 2022财年,本研究重点关注伊藤博文从欧洲宪法研究归来之前的时期,该时期被定位为制宪过程的“早期”。所揭示的发现可总结如下。这一时期,右相岩仓朋美和在他手下从事实际研究的井上刚,在日本的宪法制定工作中发挥了核心作用。他们特别强调参议院制度,但他们的思想背景是基于对当时发生的两种现象的危机感。换句话说,“民意”的分裂表现为政党的并置、政党与政府之间的分歧以及以经济力量为后盾的新兴力量(包括意识形态和精神方面)的实力不断增强。尽管他们承认这些是不可避免的现象,但他们预计这些现象将反映在未来的众议院中,并深感担忧。这两个团体希望参议院的功能不仅仅是限制众议院及其政党。他们的目的是将参议院建立为能够抵抗众议院的机构,众议院将由分裂的“民意”和经济价值感主导,而经济价值感正是这种分裂的背景。因此,本届参议院概念中的问题是:(1)可以对抗“民意”的“民意”(当然,所谓“民意”是基于主观判断的) ,而实际上取决于政府(2)创建一个能够代表不同于经济权力的价值观的阶级,以及(2)赋予参议院不同于“民意”代表地位的合法性。它被特别放置在众议院。每一项都将对(1)针对贵族和武士阶层的政策,以及(2)授予上议院关于与皇室特殊关系的权力的举措产生重大影响。
项目成果
期刊论文数量(0)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
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现代日本的黎明 - 德川政权的崩溃,从江户末期到明治时代 -
- DOI:
- 发表时间:2023
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:奈良勝司;長谷川博史;伊藤裕偉・北野隆亮・坂本亮太;三宅正浩;伊故海貴則;長谷川博史;笠井純一・笠井津加佐;三宅正浩;真辺将之;笠井津加佐・笠井純一;大國晴雄 鳥越俊行 岡美穂子 佐々木愛 大橋康二 長谷川博史 本多博之 高木久史 他;三宅正浩;吉村雅美;笠井純一・笠井津加佐;三宅正浩;奈良勝司;木土博成;奈良勝司;三宅正浩;吉田武弘
- 通讯作者:吉田武弘
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