近世フランス都市における記憶の管理と都市エリート：リヨンの都市議事録が語ること

法国早期现代城市的记忆管理和城市精英：里昂的城市分钟告诉我们什么

• 批准号: 18K01030
• 负责人: 小山 啓子
• 金额: $ 2.5万
• 依托单位: Kobe University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K01030/
• 关键词: 文書; 書記; 秘書; 国務卿; 宮廷; 外交; ルネサンス; 近世フランス史; リヨン; 外国人; 同郷団; フィレンツェ人; 結社; 祝祭; 恩赦; 都市; 交渉; 治安維持; 16世紀フランス; 移民; 都市空間; 帰化状; 都市議事録; 都市エリート; 記憶; 危機管理

本年度は16世紀前半における文書を司る書記の台頭について分析を行った。「近代国家の生成」という枠組みにおいては、行政の中枢に位置付けられた書記官＝国家秘書は、これまでは官僚化のモデルとして理解され、技術的なスキルを持ち、階層と規律に服し、給与を得て仕事を行う公務員を想起させてきた。1547年に創設された国務卿が内閣の起源と位置付けられてきたのも、国王の決定事項を具現化する役職者集団と見なされてきたからである。しかし、この時期に固有の書記の役割やその独自性は具体的に明らかにされていない。君主の家政と領域の行政機能とが合流する宮廷では、国王の寵愛と信頼を起点とした保護・被保護関係が構築され、国家の重要な職務や名誉、年金といったものが君主の近くにいることで直接的・間接的に得られた。その中で、公私にわたって国王の側近くに仕え、活躍の場を広げて急成長したのが書記という存在であった。王状の起草を秘書に命じ、それを作成して国王に署名させるのは大法官の役割であったが、仕事の効率化がはかられる中、秘書自身が直接国王のもとに命令を受けに行くようになると、次第に国王は大法官を介さずに、財務担当秘書という実務家集団を自らの手足として利用するようになる。イタリア戦争期にこうした実務家集団の台頭が顕著に見られた。今年度はまず書記＝秘書たちがどのような出自の者たちで、どのような経歴の持ち主であったのか、そして実際にどのような場で活躍したのかを明らかにした。彼らは国務会議の常連であったのみならず、国王のナポリ遠征や戦争にも付き従い、外交交渉に関わる重要な派遣状の作成を担当している。外交実務へも関与した経緯については、外交交渉における書簡作成の重要性と大きく関係しているのである。これらの成果に関しては、『岩波講座 世界歴史15 主権国家と革命 15-18世紀』の「ルネサンス期の国家と文化」にて発表した。

今年，我们分析了16世纪上半叶负责文献的抄写员的兴起。在“创建现代国家”的框架下，处于政府中心位置的国务秘书，以前被理解为官僚化、拥有技术技能、服从等级和纪律的典范。领取薪水的公务员。 1547年设立的上议院之所以被认为是内阁的起源，是因为他们被视为体现国王决策的一群官员。但这一时期特有的文士的作用及其独特性尚未得到具体阐明。在朝廷，君主的家政与领地的行政职能交汇，基于国王的宠信与信任而建立起保护与保护的关系，重要的国家职责、荣誉、俸禄都接近于君主。君主是直接和间接实现的。其中，文士在公私生活中都贴近国王，活动范围不断扩大，发展迅速。大法官的职责是命令他的秘书起草皇家信件并由国王签署，但随着努力提高工作效率，大臣本人开始在国王开始后直接向国王发布命令。为了获得这样的服务，他逐渐开始使用实用的财政秘书小组作为自己的手脚，而不通过财政大臣。这样一批修炼者的崛起在意大利战争时期是引人注目的。今年，我们首先明确了书记们来自哪里、有什么样的背景、具体在哪些地方发挥了积极作用。他们不仅是国务委员会的正式成员，还陪同国王远征那不勒斯和战争期间，并负责起草与外交谈判有关的重要公文。他参与外交事务的历史与写信在外交谈判中的重要性有很大关系。这些结果发表在“岩波世界历史讲座第15期：主权国家和革命，15至18世纪”的“文艺复兴国家和文化”部分。

项目成果

書評「阿河雄二郎・嶋中博章編『フランス王妃列伝――アンヌ・ド・ブルターニュからマリー＝アントワネットまで――』」

书评：《法国皇后传记：从安妮·布列塔尼到玛丽·安托瓦内特》，阿川雄二郎和岛中弘明主编

• 发表时间: 2020
• 期刊: 西洋史学
• 作者: 芹生尚子（共編者：小田原 琳;共著者：Carmen Bermonte，カトリーヌ・ドニ〔正本忍訳〕））;高澤紀恵;高澤紀恵;芹生尚子;高澤紀恵;高澤紀恵;森脇由美子;久田由佳子;久田由佳子;猪刈由紀;平松英人;Hideto Hiramatsu;猪刈由紀;平松英人;大清水裕;大清水裕;金澤周作;金澤周作;金澤周作;金澤周作;金澤周作;Shusaku Kanazawa;金澤周作;赤木崇敏・坂尻彰宏;赤木崇敏;黒澤直道;山田 勅之;山田勅之;山田勅之;黒澤直道;山田勅之;黒澤直道;南川高志;南川高志;南川高志;小山啓子;小山啓子
• 通讯作者: 小山啓子

Les immigrants et l’espace urbain de Lyon au XVIe siecle

十六世纪里昂的移民与太空城市

• 发表时间: 2018
• 作者: 芹生尚子（共編者：小田原 琳;共著者：Carmen Bermonte，カトリーヌ・ドニ〔正本忍訳〕））;高澤紀恵;高澤紀恵;芹生尚子;高澤紀恵;高澤紀恵;森脇由美子;久田由佳子;久田由佳子;猪刈由紀;平松英人;Hideto Hiramatsu;猪刈由紀;平松英人;大清水裕;大清水裕;金澤周作;金澤周作;金澤周作;金澤周作;金澤周作;Shusaku Kanazawa;金澤周作;赤木崇敏・坂尻彰宏;赤木崇敏;黒澤直道;山田 勅之;山田勅之;山田勅之;黒澤直道;山田勅之;黒澤直道;南川高志;南川高志;南川高志;小山啓子;小山啓子;Keiko KOYAMA
• 通讯作者: Keiko KOYAMA

フランスの歴史を知るための50章

50章了解法国历史

• 发表时间: 2020
• 作者: 菊地重仁;長谷川敬;中野 隆生;加藤 玄他
• 通讯作者: 加藤 玄他

はじめて学ぶフランスの歴史と文化

第一次学习法国历史文化

• 发表时间: 2020
• 作者: 永本哲也;大谷哲;小坂俊介;小川 道大;Nao TSUNODA;加来奈奈;黒田祐我;今井宏昌;小森真樹;池尻陽子;上垣 豊 編著
• 通讯作者: 上垣 豊 編著

16 世紀フランスの外国人同郷団研究 : 「リヨンにおけるフィレンツェ同郷団史料集」の分析から

16世纪法国外国兄弟会团体研究——《里昂佛罗伦萨兄弟会团体史》探析

• DOI: 10.24546/81012692
• 发表时间: 2021
• 期刊: 神戸大学文学部紀要
• 作者: 芹生尚子（共編者：小田原 琳;共著者：Carmen Bermonte，カトリーヌ・ドニ〔正本忍訳〕））;高澤紀恵;高澤紀恵;芹生尚子;高澤紀恵;高澤紀恵;森脇由美子;久田由佳子;久田由佳子;猪刈由紀;平松英人;Hideto Hiramatsu;猪刈由紀;平松英人;大清水裕;大清水裕;金澤周作;金澤周作;金澤周作;金澤周作;金澤周作;Shusaku Kanazawa;金澤周作;赤木崇敏・坂尻彰宏;赤木崇敏;黒澤直道;山田 勅之;山田勅之;山田勅之;黒澤直道;山田勅之;黒澤直道;南川高志;南川高志;南川高志;小山啓子
• 通讯作者: 小山啓子