硝酸の多種同位体組成を用いたチベット高原における窒素循環の解析

利用不同硝酸同位素组成分析青藏高原氮循环

基本信息

批准号：
18F18113
负责人：
吉田尚弘
金额：
$ 0.9万
依托单位：
Tokyo Institute of Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2018
资助国家：
日本
起止时间：
2018-04-25 至 2019-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18F18113/
关键词：
窒素循環硝酸同位体組成チベット高原

项目摘要

本研究では、チベット高原を中心にアジアの大気・雪の硝酸安定同位体比の分析を行った。ヒマラヤ山脈とその麓のチベット高原は別名『アジアの水塔』と言われている通り、世界人口の約40%の水供給を担っている。非常に広い範囲に高原が広がっているため、この地域は成層圏大気の影響を強く受ける地域特性の他、近年の人為起源の影響の増大により、氷河域の後退速度はこれまでの見積もりよりも早いことが明らかとなっている。このため、大気汚染に起因して増大した窒素が融解に伴って地域生態系へ流入することが予想され、同地域の窒素循環像を明らかにすることを目的とした。このため、1年間という短い期間であったが、（1）大気エアロゾル、（2）氷河域の雪・氷試料、(3)過去100年の記録を有するアイスコアの分析を行った。試料は(1), (2)に関しては当該外国人特別研究員及びその研究協力者が採取したものを用い、(3)に関しては本グループが分析を予定していた試料を用いた。分析は、当グループが開発した硝酸の多種同位体組成自動分析装置を用いた。その結果、硝酸同位体組成の季節変動を観測した。特に、Δ17O 値と同エアロゾル試料中の放射性同位元素35S量が相関することを世界で初めて発見した。この相関は特に春季に強く観測されたことから、アジアンモンスーンとの関連が示唆され、Nam Coにおける硝酸エアロゾルが成層圏もしくは上部対流圏で生成し高高度から地表へ硝酸が沈着していることを明らかにした。1年と短期間であったが、当該特別研究員は精力的に分析を行い、チベット高原という特徴的な環境における大気-雪氷圏の窒素循環に関する新しい知見を多く得た。すべて評価の高い国際誌に発表するに足るデータであり、現在投稿準備中である。このような高いレベルの研究活動を短期間で成し遂げたことは高く評価できるものである。

在这项研究中，我们分析了亚洲大气和雪的稳定硝酸盐同位素比，主要是在藏族高原上。山脚下的喜马拉雅山脉和藏族高原也被称为“亚洲水塔”，他们负责大约40％的世界人口供水。由于高原的范围很广，由于该地区的特征受平流层大气的影响很大，以及近年来人为起源的影响，该地区的衰退率比以前估计的要明显。因此，预计由于空气污染而增加的氮将在融化时流入局部生态系统，目的是阐明该地区的氮循环图像。因此，尽管这只是1年的短时间，但我们分析了（1）大气气溶胶，（2）冰川区域的雪和冰样，以及（3）过去100年中具有记录的冰核。对于（1）和（2），外国特别研究人员及其研究伙伴和（3）采集样本，该小组计划分析该小组。使用自动分析仪进行分析，以用于该组开发的硝酸多同位素组成。结果，观察到硝酸盐同位素组成的季节性变化。特别是，这是世界上第一次发现同一气溶胶样品中的Δ17O值和放射性同位素35s的量是相关的。这种相关性在春季特别强烈地观察到与亚洲季风的关系，表明NAM CO中的硝酸盐气溶胶是在平流层或对流层上部产生的，而硝酸沉积物从高海拔到表面产生。尽管这只是一年的短时间，但特别研究人员积极进行了分析，并获得了有关藏族高原独特环境中大气层氮循环的大量新知识。所有数据都足以在评价高度的国际杂志上发布，目前正在准备提交。高度赞赏的是，在短时间内完成了如此高的研究活动。

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Sun Yat-Sen University(中国)

中山大学（中国）

DOI：
发表时间：
期刊：
影响因子：
0
作者：
通讯作者：

Do oxygen isotopic anomalies in atmospheric nitrates vary along nitrate formation altitudes?

大气硝酸盐中的氧同位素异常是否随硝酸盐形成高度的变化而变化？

DOI：
发表时间：
2018
期刊：
影响因子：
0
作者：
Mang Lin;Shohei Hattori;Nozomi Suzuki;Xiufeng Yin;Qianggong Zhang;Shichang Kang;Mark H Thiemens;Naohiro Yoshida
通讯作者：
Naohiro Yoshida

UCSD(米国)

加州大学圣地亚哥分校（美国）