Genomic survey and preventive measures of bovine tick-borne protozoan diseases in Southeast Asia

东南亚牛蜱传原虫病基因组调查及预防措施

• 批准号: 17F17105
• 负责人: 玄 学南
• 金额: $ 1.47万
• 依托单位: Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2017
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2017-04-26 至 2019-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17F17105/
• 关键词: マダニ; バベシア; タイレリア; アナプラズマ; 疫学調査; フィリピン; 原虫; 家畜; タイ; マダニ; バベシア; タイレリア; アナプラズマ; 疫学調査; フィリピン; 原虫; 家畜; タイ

海外で多発している多種多様な動物感染症のなかでも、マダニ媒介性動物原虫感染症はその畜産業に与える被害の深刻さから獣医学領域では特に注目されている。しかしながら、海外におけるこれらマダニ媒介性動物原虫感染症の流行に関する国別・地域別の正確な情報はいまだに極めて乏しいのが現状である。本研究では、東南アジアにおける牛のマダニ媒介原虫感染症の流行実態の解明と予防対策の確立を目指して、研究期間中に以下のような内容で実施する。具体的達成目標として、１）東南アジア主要国における実地疫学調査の実施、２）現地主要流行株の全ゲノム・トランスクリプトーム解析、３）ゲノム科学に立脚した、 現地に適した診断・治療・予防法の確立等を掲げる。当該年度に得られた研究成果は、以下の通りである。１）フィリピン中部地域の畜産農家を訪れ、マダニ媒介感染症による牛など家畜の被害状況について聞き取り調査を行った。訪れたいずれの畜産農家もマダニの吸血による直接被害とマダニ媒介感染症によるものと思われる間接被害に苦しんでいる状況が推察された。２）当該地域の約200頭の牛の血液サンプルを採集し、顕微鏡による病原体の検査を行った。一部のサンプルには、赤血球内寄生原虫が観察された。３）血液サンプルよりDNAを抽出し、PCR法によるマダニ媒介病原体の検査を行ったところ、バベシア属、タイレリア属、およびアナプラズマ属の病原体が検出された。４）フィリピンに流行している病原体のゲノムの特徴を解析し、それに基づいたマダニ媒介感染症の制御法を提案した。

在海外发生的各种动物传染病中，由于它们对牲畜行业的损害严重，tick虫动物原生动物感染引起了兽医学领域的特别关注。但是，目前的情况是，关于这些tick传播的原生动物传染病在海外，按国家和地区爆发的爆发仍然很少。这项研究将在研究期间进行，目的是阐明东南亚牛的tick传播原生动物感染的实际爆发并制定预防措施。实现此目标的具体目标是：1）在主要东南亚国家进行实际流行病学调查，2）分析该领域主要普遍菌株的整个基因组和转录组，以及3）建立基于基因组科学的本地合适的诊断，治疗和预防方法。本年度获得的研究结果如下：1）我们访问了菲律宾中部的牲畜农民，并进行了一次访谈和调查，以调查诸如tick传播感染引起的牲畜损害。据估计，所有来访的牲畜农民都遭受了滴答滴答的血液和间接损害造成的直接损害，这被认为是由tick传播的感染引起的。 2）收集来自该地区约200头的血液样本，并使用显微镜测试病原体。在某些样品中，观察到内核细胞内寄生虫。 3）从血液样本中提取DNA，并通过PCR测试了tick传播的病原体，并检测到来自Babesia，Tyrelia和Anaplasma属的病原体。 4）我们分析了菲律宾普遍存在的病原体的基因组特征，并提出了一种基于此的tick传染性疾病的方法。