富豪層を中心とした奈良・平安期地域社会の研究

以富裕阶层为中心的奈良平安时代地方社会研究

基本信息

批准号：
16J01140
负责人：
溝口優樹
金额：
$ 2.08万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2016
资助国家：
日本
起止时间：
2016-04-22 至 2019-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

当該年度は平安時代初期を中心とする社会的結合の諸相について検討を進めた。まず前年度までに進めてきた土師氏の改姓および菅原・秋篠・大枝氏の成立事をめぐる研究成果については学会誌『ヒストリア』第270号（2018年）に掲載することができた。また、その研究を継承し、９世紀に土師・秋篠・出雲・日置といった諸氏が菅原に改姓した諸事例を俎上にあげ、王権・国家側と改姓する氏族側、改姓後の姓をもともと有していた本宗氏側という三者それぞれの立場から改賜姓の意義について検討を加えた。その結果として、①平安時代の氏が同じ姓を有していても必ずしも氏族として一体の政治集団として機能していないこと、②王権側は氏族の奉仕に対して改姓認可を反対給付として利用していたことなどを明らかにすることができた。この成果の一部は続日本紀研究会（2018年）および国史学会（2019年）において口頭報告をおこなっている。さらに、土師氏の系譜や伝承が形成され、また変質していく過程について、系譜や伝承の内容が語られる「現在」における政治的地位との関わりに着目し、５～９世紀という長期間のなかで諸段階を跡付けた。この成果は、学会誌『日本歴史』第849号（2019年）および篠川賢編『日本古代の氏と系譜』（雄山閣、2019年）に掲載することができた。なお、8世紀の地域における灌漑整備や仏教信仰を介した社会的結合の諸相についても、近畿地方の現地に即した検討を進めており、2019年5月に口頭報告をおこなう予定である。

在这个财政年度，我们讨论了社会凝聚力的各个方面，主要是在海安早期。首先，有关Tsuchishi姓氏的变化以及Sugawara，Akishino和Oeda的建立的研究结果，该研究一直持续到去年，这些研究结果已发表在《学术杂志》第270号（2018年）中。 Furthermore, in the 9th century, the research was carried out and various cases of the surnames changed to Sugawara by other clans such as Tsushi, Akishino, Izumo, and Hioki, in the 9th century, and the significance of the surnames was examined from the perspectives of the three parties, the clans who changed their surnames to the royal authority and state, and the Motomune clan, who originally had surnames after姓氏发生了变化。结果，有可能澄清1）即使氏族具有相同的姓氏，它也不一定用作统一的政治团体，而2）皇家当局使用氏族的姓氏的批准也被改变为氏族服务的对立利益。其中一些结果已在Nihonki研究学会（2018）和国家历史学会（2019年）口头报道。此外，tsuchishi氏族的家谱和传统的形成和转变的过程重点介绍了其与政治地位的关系，其中讨论了家谱和传统的内容，并在5至9世纪的漫长阶段进行了各个阶段。这项成就发表在《日本历史》第849号（2019年）和古代日本奖章和家谱学上发表（Yuzankaku，2019年）。此外，我们还考虑了8世纪该地区灌溉改善的各个方面，以及根据当地的佛教信仰而通过佛教信仰进行社会融合，我们计划在2019年5月进行口头报告。

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

土師氏の改姓と菅原・秋篠・大枝氏の成立

始氏氏更名及菅原氏、秋筱氏、大枝田氏的建立

DOI：
发表时间：
2018
期刊：
ヒストリア
影响因子：
0
作者：
Junghun Lee;Tomokazu Onozuka;Ade Irma Suriajaya;Junghun Lee;Junghun Lee;Junghun Lee;Junghun Lee;溝口優樹;Junghun Lee;溝口優樹;Junghun Lee;溝口優樹
通讯作者：
溝口優樹

９世紀における傍流の菅原氏

9世纪菅原氏