Johann Sebastian Bach and the Aesthetics of Counterpoint in the Eighteenth Century

约翰·塞巴斯蒂安·巴赫与十八世纪的对位美学

基本信息

批准号：
16J00062
负责人：
松原薫
金额：
$ 2.83万
依托单位：
Tokyo National University of Fine Arts and Music
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2016
资助国家：
日本
起止时间：
2016-04-22 至 2020-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は「対位法の巨匠」というJ. S. バッハ像に着目し、18世紀に彼の音楽が対位法との関わりにおいてどのように理解されたのかを検討するものである。最終年度にあたる2019年度には下記の通り研究を遂行した。（1）2017年4月よりチューリヒ大学（スイス）客員研究員として行った研究、調査に基づき、ネーゲリの音楽美学を「厳格様式」の作品、すなわち対位法楽曲への関心に即して捉え直した。ネーゲリがバッハを含む厳格様式の作品の出版に意欲的であったこと、他方で『音楽講義』の中では自由様式（厳格様式の対概念）を重視していたことは、一見つじつまが合わない。そこで『音楽講義』に加えて『音楽について』（チューリヒ中央図書館所蔵の草稿）、『バッハ論』を読解することにより、ネーゲリの様式観を再検討し、彼がどのようにして厳格様式に古典としての意義を見いだしたのかを明らかにした。上記の研究内容は『音楽学』に論文（「ネーゲリの音楽思想における厳格様式――『バッハおよび他の巨匠による厳格様式の音楽芸術作品』再考」）として掲載された。掲載後に得たさらなる知見を踏まえ、現在は同論文に加筆修正を行い、英語版を雑誌に投稿すべく準備中である。（2）18世紀を通して対位法の定義、対位法観が一定ではなかったことを、当時出版された音楽辞典や、ハイニヒェン、マッテゾン、マールプルク、キルンベルガー、ライヒャルト、ネーゲリらの音楽論の読解を通じて明らかにした。その上で、対位法論の変遷とバッハ像の成立がどのようにして交わったのか、バッハが優れた対位法作曲家であるという肯定的な評価がどのようにして確立されていったのかを論じた。この成果は『バッハと対位法の美学』（春秋社、2020年）として出版した。

本研究重点关注“对位法大师”J. S. 巴赫的形象，并探讨 18 世纪人们如何理解他的音乐与对位法的关系。 2019年，即该项目的最后一年，开展了以下研究。（1）根据我自2017年4月起在瑞士苏黎世大学做客座研究员的考察和研究，针对纳格里对“严谨风格”的作品的兴趣，即他的音乐美学，我重新思考了他的音乐美学。对位乐曲。乍一看，内格里热衷于出版严格风格的作品，包括巴赫的作品，而另一方面，他在《音乐讲座》中强调自由风格（与严格风格相反的概念），这似乎没有道理。 .因此，除了《音乐讲座》之外，我还通过阅读《音乐论》（苏黎世中央图书馆馆藏草稿）和《论巴赫》，重新审视了内格里的风格观以及他如何改变严格的风格观。他澄清了他是否发现了这一点的意义。上述研究以论文形式发表在《音乐学》（《内格里音乐思想中的严格风格：重新思考巴赫及其他大师的严格风格音乐作品》）上。根据发表后获得的进一步知识，我们目前正在对论文进行补充和修改，并准备将英文版本提交给期刊。（2）通过阅读当时出版的音乐词典以及Heinichen、Matteson、Mahpluck、Kirnberger、Reichardt和Nägeli的音乐理论，他揭示了对位法的定义和对位法的观点在整个18世纪并不是一成不变的。。以此为基础，探讨对位法理论的变迁与巴赫形象的确立是如何交叉的，以及巴赫作为优秀对位作曲家的良好声誉是如何建立的。研究成果发表为《巴赫与对位法美学》（舜菊社，2020）。

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

18世紀前半ドイツの音楽論における旋律と和声――マッテゾン『完全なる楽長』、ヴァルター『音楽辞典』におけるSymphoniurgieをてがかりに

18世纪上半叶德国音乐理论中的旋律与和声——基于马特森的《全乐指挥》和瓦尔特《音乐词典》中的交响乐

DOI：
发表时间：
2017
期刊：
美学芸術学研究
影响因子：
0
作者：
S. Hiura;M. Jochi;A. Subagyo;and K. Sueoka;松原薫;MATSUBARA Kaoru;松原薫
通讯作者：
松原薫

J. S. バッハと18世紀における対位法の美学

J.S.巴赫与18世纪的对位美学

DOI：
发表时间：
2017
期刊：
東京大学大学院人文社会系研究科博士論文
影响因子：
0
作者：
S. Hiura;M. Jochi;A. Subagyo;and K. Sueoka;松原薫;MATSUBARA Kaoru;松原薫;MATSUBARA Kaoru;松原薫
通讯作者：
松原薫

『バッハと対位法の美学』

《巴巴与对位法美学》

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
影响因子：
0
作者：
日本18世紀学会『啓蒙思想の事典』編集委員会（研究代表者は共編者;および項目「ポリフォニーとホモフォニー」を執筆）;松原薫
通讯作者：
松原薫

Hans Georg Naegeli's Recognition of Strict Style: An Essay on His Aim in Publishing Keyboard Works by J. S. Bach

汉斯·格奥尔格·内格里对严格风格的认识：论他出版巴赫键盘作品的目的

DOI：
发表时间：
2017
期刊：
Proceedings of International Congress of Aesthetics 2016
影响因子：
0
作者：
S. Hiura;M. Jochi;A. Subagyo;and K. Sueoka;松原薫;MATSUBARA Kaoru;松原薫;MATSUBARA Kaoru
通讯作者：
MATSUBARA Kaoru

「ネーゲリの音楽思想における厳格様式 ――『バッハおよび他の巨匠による厳格様式の音楽芸術作品』再考」

《内格里音乐思想的严谨风格：对巴赫等大师严谨风格音乐作品的再思考》

DOI：
发表时间：
2019
期刊：
『音楽学』
影响因子：
0
作者：
S. Hiura;M. Jochi;A. Subagyo;and K. Sueoka;松原薫
通讯作者：
松原薫

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通讯作者：
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通讯作者：
MATSUBARA Kaoru