トラウマと文明―「傷」の歴史からみた人類

创伤与文明：从“创伤”的历史看人性

• 批准号: 15F15003
• 负责人: 立木 康介
• 金额: $ 0.96万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2015
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2015-04-24 至 2017-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15F15003/
• 关键词: トラウマ（外傷）; 傷; 狂気; レジリアンス; 文明の発展; 暴力／政治的暴力; 世代横断的トラウマ; ひきこもり; トラウマ的記憶; 恐怖政治; ショアー; PTSD; 退役軍人; 戦争難民; テロリズム犠牲者; 精神療法

本研究の目的は、身体的および心理学的な「傷」（traumaというギリシャ語はもともと身体的な傷を意味する）が文明の発展に及ぼした影響、もしくは果たした役割を明らかにすることである。歴史的文書、出版された文献、ならびにフィールド・インタビューを中心とする一次資料の調査を通じて、人文学、社会科学、生物科学、及びエンジニアリング（研究開発）といった諸分野のあいだの学際的対話を促進することが目指された。本研究の実施は、当初の計画からいくぶん変更されたものの、基本的な方向性や枠組みは一貫しており、多様な歴史的時代、および文化的地域を扱った。とはいえ、他の研究者たちの視点と向き合うことで、本研究の焦点の精度は上がり、今年度、本研究は五つのサブテーマに沿って組織し直され、そのそれぞれについて、文献学的、臨床的、および民族誌的方法を用いて、文献調査およびフィールド調査を行った。五つのサブテーマは、具体的には以下の通りである：1/ 西洋古代（ギリシャ・ローマ）における狂気とトラウマ：古代人はトラウマ的記憶を知っていたのか？ 2/ フランス革命時の「大恐怖」から神経学臨床の誕生に至る、政治的暴力とトラウマ。3/ ショアーの記憶と世代横断的トラウマ。4/ 現代ヨーロッパにおける戦争トラウマのポリフォニー：フランス退役軍人のPTSDとテロ攻撃の犠牲者。5/ 社会的ひきこもりのトラウマ的特徴：日本のひきこもり患者とその家族の研究。これらのサブテーマは、外国人研究者が2019年の刊行を目指して目下準備している英文著書の五つの章をそれぞれ構成するだろう。プロジェクト全体では、三冊の著書を含む18本の成果が出版される予定である。

这项研究的目的是阐明身体和心理的“创伤”（希腊语“trauma”原意是身体创伤）对文明发展的影响或作用。通过研究主要来源，主要是历史文献、出版文献和实地访谈，促进人文科学、社会科学、生物科学和工程学（研究和开发）之间的跨学科对话。尽管本研究的实施与原计划有所不同，但基本方向和框架保持一致，涵盖了不同的历史时期和文化区域。然而，通过面对其他研究人员的观点，这项研究的焦点的精确性得到了提高，今年，这项研究被重新组织为五个子主题，每个子主题都有一个语言学焦点，使用以下方法进行文献回顾和实地研究。临床和人种学方法。具体而言，五个副主题如下： 1/西方古代（希腊和罗马）的疯狂和创伤：古代人知道创伤记忆吗？ 2/ 从法国大革命期间的“大恐怖”到临床神经病学的诞生，政治暴力和创伤。 3/ 大屠杀记忆和跨代创伤。 4/当代欧洲战争创伤的复调：法国退伍军人和恐怖袭击受害者的创伤后应激障碍。 5/ 社会蛰居族的创伤特征：对日本蛰居族患者及其家人的研究。这些子主题中的每一个都将构成一本英文书中的五个章节，外国研究人员目前正在准备在 2019 年出版这本书。总体而言，该项目将出版 18 种出版物，其中包括三本书。

项目成果

www.hikikomori.fr

www.hikikomori.fr

Japanese post-modern social renouncers: An exploratory study of the narratives of Hikikomori subjects

• DOI: 10.1057/sub.2015.11
• 发表时间: 2015-09-01
• 期刊: SUBJECTIVITY
• 影响因子: 0.5
• 作者: Tajan, Nicolas

狂気の愛、狂女への愛、狂気のなかの愛

疯狂的爱，对疯狂女人的爱，疯狂中的爱

• 发表时间: 2016
• 作者: 田中雅一;松嶋健;立木康介;ニコラ・タジャン他;TAJAN Nicolas;He Huanhuan;立木康介
• 通讯作者: 立木康介

Current Research and Perspectives on Socially Withdrawn Youths (Hikikomori)

对社交退缩青少年（蛰居族）的当前研究和展望

• 发表时间: 2016
• 作者: Tajan;Nicolas;斉藤明;TAJAN NIcolas;何歓歓;TAJAN Nicolas
• 通讯作者: TAJAN Nicolas

McGill University(Canada)

麦吉尔大学（加拿大）