ポスト共産主義の政治空間:ソ連解体後のロシアにおける政党組織の全国化過程を中心に

后共产主义政治空间：聚焦苏联解体后俄罗斯党组织国有化进程

基本信息

批准号：
08J10144
负责人：
油本真理
金额：
$ 0.96万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2008
资助国家：
日本
起止时间：
2008 至 2010
项目状态：
已结题

项目摘要

採用第三年度目は、これまでの研究成果に基づいたフィールドワークを実施し、博士論文執筆のための準備を完了することを目指して研究を進めた。ロシア国立人文大学の協力を得た上で、ロシア連邦・ヴォルゴグラード州において2010年6月20日から7月3日まで、サラトフ州において10月1日から10月22日まで、サマーラ州において10月23日から11月14日まで、ウリヤノフスク州において11月15日から12月5日まで、計11週間にわたり、インタビュー・資料調査を中心としたフィールドワークを実施、地方レヴェルの経済政策・社会福祉政策と政党政治の関連に主眼をおきながら各地方の政治状況に関する資料・情報を収集した。その間、ヴォルゴグラードにおけるフィールドワークの成果を踏まえ、スウェーデン・ストックホルムで7月に開催された第8回国際中欧・東欧研究協議会(ICCEES)世界大会において、"The Dissolution of the Soviet Social Contract? Welfare Politics in the Regions of Post-Soviet Russia"と題した学会報告を行い、与党による社会政策と選挙民動員との関連の考察を試みた。これらフィールドワークや学会報告の際、モスクワ・各地方の研究者や、英米圏で活動する研究者との交流の機会を持つことができたのは非常に有意義であった。一連のフィールドワーク終了後、12月上旬に日本に帰国し、現在は博士論文の執筆に本格的に取り組んでいる。3年間にわたり取り組んできた研究・資料収集の成果を踏まえ、博士論文を書き上げることが当面の課題となる。

入职第三年，他在前期研究成果的基础上进行了实地考察，继续开展研究工作，为博士论文的撰写做准备。该项目与俄罗斯国立人文大学合作，于2010年6月20日至7月3日在伏尔加格勒州、2010年10月1日至10月22日在萨拉托夫州、2010年10月23日在萨马拉州举行。至 11 月 14 日（乌里扬诺夫斯克州）实地考察从11月15日到12月5日，总共进行了11周，以访谈和文献研究为主，重点研究了地方层面的经济政策、社会福利政策和政党政治之间的关系，收集了材料和信息。关于每个地区的政治局势。与此同时，根据伏尔加格勒的实地考察结果，7月在瑞典斯德哥尔摩举行的第八届国际中东欧研究理事会（ICCEES）世界大会上，做了题为“苏联社会契约的解体？福利”的讲座。《我的政治》做了题为“后苏联俄罗斯的地区”的会议报告，试图考察执政党的社会政策与选民动员之间的关系。在这些实地考察和会议演讲期间，有机会与来自莫斯科和其他地区的研究人员以及在英美地区工作的研究人员进行互动是非常有意义的。在完成一系列实地考察后，他于12月初返回日本，目前正在认真撰写博士论文。他当前的任务是根据过去三年的研究和数据收集的结果撰写博士论文。