ヒューム道徳哲学の包括的再構成 ---道徳感情論と動機付け問題の架橋を中心に--
休谟道德哲学的全面重构——注重弥合道德情感理论和动机问题——
基本信息
- 批准号:08J05690
- 负责人:
- 金额:$ 0.51万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
- 财政年份:2008
- 资助国家:日本
- 起止时间:2008 至 2009
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
最終年度は研究目的-B、具体的には、「道徳判断を下す」ということから「道徳的に行為する」ということへ行為者がどのように導かれるとヒュームが考えているのかについて、現代のメタ倫理学的知見を援用しながら考察を行なった。その結果、従来ヒュームに対しては「道徳判断を下す」ことの中に「道徳的に行為する」ことが含まれているとする「判断の内在主義」が帰されてきたが、ヒュームにはむしろ「判断の外在主義」を帰すことが適切であると結論づけた。つまり、道徳判断を下すことと道徳的に行為することとの間には偶然的・外在的な繋がりしかないと、ヒュームは考えていたものと思われる。また研究目的-A・Bを遂行していく過程で、ヒュームが道徳について説明するとき,必ず「社交」や「会話」に言及していることに気がついた。そこで本研究は、道徳における「社交」と「会話」の重要性の探求を、今後の研究の端緒と位置づけ、この考察を研究目的-A・Bを進めるのと同時並行的に行なった。その結果本研究は的これまでのヒューム道徳哲学研究ではほとんど注目されてこなかった「社交」や「会話」の重要性の一端を明らかにしただけでなく、「社交」「会話」が詳しく論じられているヒュームの自然的徳論(主に利他的性格特性が論じられている)についても、その重要性を浮かび上がらせることに成功した。この成果は、ヒュームの道徳心理学的考察や彼の正義論におけるコンヴェンション論のみに目が行きがちだった従来の研究の殻を打ち破り、ヒュームの哲学を、彼の経済学や政治学そして歴史学にさえ繋がりうる-層豊かなものとして提示するものである。さらに、利他的性格特性の及ぶ範囲は「社交」や「会話」を通じてその範囲を拡張するという彼の思想を用いれば、例えば地球環境問題、あるいは新興国における貧困救済問題を解決するための有効な提言を与えうることが期待されるのである。
最后一年,我们重点关注研究目标B,具体来说,休谟认为行为者如何从“做出道德判断”转向“道德行为”。这项研究利用了作者的元伦理知识。因此,“判断的内在主义”传统上被归结为休谟,他认为“道德行为”包含在“做出道德判断”之中;相反,他得出的结论是,将“道德判断”归因于“道德判断”是适当的。判断的外在主义。”换句话说,休谟似乎认为道德判断与道德行为之间只存在偶然的、外在的联系。另外,在实现研究目标A和B的过程中,我注意到休谟在解释道德时,总是提到“社会互动”和“对话”。因此,在本研究中,我们将探索道德中“社会化”和“对话”的重要性定位为未来研究的起点,并与研究目标A和B的推进同时进行。因此,本研究不仅澄清了以往休谟道德哲学研究中很少关注的“社交”和“对话”的部分重要性,而且还讨论了“社交”和“对话”。他还成功地强调了休谟自然美德理论(主要讨论利他人格特质)的重要性。这一结果突破了传统研究往往只关注休谟的道德心理考量及其正义理论中的约定理论的外壳,将休谟的哲学延伸到了他的经济学、政治学以及正义理论的其他方面。甚至可以与历史研究联系起来——它被呈现为层次丰富的东西。此外,如果我们利用他的观点,即利他人格特质的范围可以通过“社会互动”和“对话”来扩大,就有可能找到有效的方法来解决,例如全球环境问题或扶贫问题。新兴国家的问题预计他们能够提供建议。
项目成果
期刊论文数量(0)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
ヒュームにおける社交・会話と人間性の増幅---自然的徳論に関する一考察---
休谟的社会/对话与人性的放大——自然美德理论研究——
- DOI:
- 发表时间:2010
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:林誓雄
- 通讯作者:林誓雄
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