イヌ乳腺腫瘍原因遺伝子ＢＲＣＡ２を利用した乳腺腫瘍発症リスク診断法の確立

利用犬乳腺肿瘤基因BRCA2建立乳腺肿瘤风险诊断方法

基本信息

批准号：
23780326
负责人：
吉川泰永
金额：
$ 2.83万
依托单位：
Kitasato University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2011
资助国家：
日本
起止时间：
2011 至 2013
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23780326/
关键词：
BRCA2 イヌ乳腺腫瘍リスク診断変異

项目摘要

イヌ乳腺腫瘍原因遺伝子である癌抑制遺伝子Breast Cancer early onset 2 (BRCA2)の変異は乳腺腫瘍発症と関係すると考えられている。そこでBRCA2の変異を検出することにより乳腺腫瘍のリスク診断が出来るのではないかと考えた。このリスク診断法を確立するためには、腫瘍発症と関係する変異を見いだす必要があった。本研究では以下の手順を踏むことで、乳腺腫瘍発症リスク診断法の確立を目指した。１）イヌBRCA2遺伝子の変異を同定するために必須なコンセンサス配列が未決定であった。そこで、腫瘍を発症していない25検体のイヌのBRCA2の塩基配列を調べることでコンセンサス配列を決定した。２）約50検体のイヌ乳腺腫瘍組織のBRCA2の一部分の塩基配列を調べ、１）で決定したコンセンサス配列と比較することでBRCA2の腫瘍発症と関わる変異の候補を検索した。その結果、13種類のミスセンス変異を発見した。３）13種類のミスセンス変異のうち、2種類の変異（T1425P、K1435R）はBRCA2の機能ドメインであるBRC repeat 3（BRC3）に存在した。これらの変異が及ぼすBRC3機能への影響を調べるためにin vitroおよびin vivoにおいて解析した。その結果、いずれの変異もBRC3の機能に影響を与えた。以上の結果より、T1425P、K1435R変異はBRCA2の機能に影響を与えることで乳腺腫瘍発症に関わっている可能性が考えられた。これらの変異の検出法の一部はすでに確立済みであるので、今後これらの変異検出法を乳腺腫瘍発症リスク診断法に応用していきたい。

肿瘤抑制基因乳腺癌早发 2 (BRCA2) 的突变是犬乳腺肿瘤的致病基因，被认为与乳腺肿瘤的发生有关。因此，我们认为通过检测BRCA2突变来诊断乳腺肿瘤的风险是可能的。为了建立这种风险诊断方法，有必要发现与肿瘤发展相关的突变。在本研究中，我们旨在通过以下步骤建立一种诊断乳腺肿瘤发生风险的方法。 1) 识别犬 BRCA2 基因突变所必需的共有序列尚未确定。因此，他们通过检查25只未患肿瘤的狗样本的BRCA2碱基序列来确定共有序列。 2)我们研究了大约50个犬乳腺肿瘤组织中BRCA2部分的核苷酸序列，并将其与1)中确定的共有序列进行比较，以寻找与肿瘤发展相关的BRCA2突变的候选者。结果，他们发现了 13 种错义突变。 3）在13种错义突变中，两种类型的突变（T1425P、K1435R）存在于BRC重复序列3（BRC3）中，该重复序列是BRCA2的功能域。为了检查这些突变对 BRC3 功能的影响，我们对它们进行了体外和体内分析。结果，这两种突变都会影响 BRC3 的功能。综合上述结果，认为T1425P和K1435R突变可能通过影响BRCA2的功能参与乳腺肿瘤的发生发展。这些突变的一些检测方法已经建立，因此我们希望将这些突变检测方法应用于未来诊断乳腺肿瘤发生风险的方法。

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Establishment of a PCR analysis method for canine BRCA2

犬BRCA2 PCR分析方法的建立

DOI：
10.1186/1756-0500-5-173
发表时间：
2012-04-03
期刊：
影响因子：
0
作者：
Yoshikawa Y;Morimatsu M;Ochiai K;Okuda K;Taoda T;Chikazawa S;Shimamura A;Omi T;Bonkobara M;Orino K;Watanabe K
通讯作者：
Watanabe K

Molecular cloning and tumour suppressor function analysis of canine REIC/Dkk-3 in mammary gland tumours

犬REIC/Dkk-3在乳腺肿瘤中的分子克隆及抑癌功能分析

DOI：
10.1016/j.tvjl.2013.04.024
发表时间：
2013
期刊：
影响因子：
0
作者：
Ochiai; K.; Watanabe; M.; Azakami; D.; Michishita; M.; Yoshikawa; Y.; Udagawa; C.; Metheenukul; P.; Chahomchuen; T.; Aoki; H.; Kumon; H.; Morimatsu; M.; Omi; T.
通讯作者：
T.