A Comprehensive Study on the Split-ups in the Euro Area and the Sustainability of the Euro

欧元区分裂与欧元可持续性综合研究

• 批准号: 18330052
• 负责人: TANAKA Soko
• 金额: $ 10.48万
• 依托单位: Chuo University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• 财政年份: 2006
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2006 至 2008
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18330052/
• 关键词: 欧州通貨統合; ユーロ; ダイバージェンス; バランスシート不況; ユーロ金融政策; 共通通貨; 実質金利; 実質為替相場; 世界金融・経済危機; EU東欧諸国; 地域的基軸通貨; EUの東方拡大; EMS; 通貨同盟; EMU; ダイヴァージェンス; EPU

EUの共通通貨ユーロは単一の政策金利をもつため、域内の高成長・高物価上昇国では実質金利が低くなり、低成長・低物価上昇国では高くなる。したがって単一金利は高成長と低成長とを強化し、悪循環となることから、ユーロの持続性に疑問が生じる。本研究では、実質為替相場を考慮に入れることにより、そうした悪循環には抑制作用が働くことを明らかにした。また高成長・高物価上昇はユーロ域の経済発展の低い国に生じることから、キャッチアップを加速するプラスの面があることを実証的に示した。また悪循環が協調された21世紀初頭にはドイツがバランスシート不況という特殊な状況に陥っており、その影響が大きかったことも明らかにした。三年間の研究によってユーロ域の分裂は生じ得ないこと、ユーロの持続性には問題がないこと、また総合的な評価の必要性が明らかとなった。

由于欧盟共同货币欧元采用单一政策利率，该地区高增长、高通胀国家的实际利率将较低，而低增长、低通胀国家的实际利率将较高。因此，单一利率会强化高增长和低增长，形成恶性循环，引发人们对欧元可持续性的质疑。这项研究表明，通过考虑实际汇率，可以抑制这种恶性循环。此外，由于欧元区经济欠发达国家出现高增长和高物价上涨，经验表明，加速追赶有积极的一面。人们还清楚地看到，在21世纪初，当恶性循环协调时，德国发现自己处于独特的资产负债表衰退的境地，这产生了重大影响。三年的研究表明，欧元区解体是不可能的，欧元的可持续性不存在问题，需要进行全面评估。

项目成果

ヨーロッパの金融構造の変貌と金融危機

欧洲金融结构转型与金融危机

• 发表时间: 2009
• 作者: 星野郁

イタリアにおける欧州主義の理念と現実

意大利欧洲主义的理想与现实

• 发表时间: 2008
• 作者: 八十田 博人

経済通貨同盟とヨーロッパ化

经济货币联盟和欧洲化

• 发表时间: 2007
• 作者: 高屋定美

スペインと移民(2)

西班牙和移民 (2)

• 发表时间: 2007
• 作者: 楠 貞義

ユーロ域内での各国物価の乖離要因

造成欧元区各国价格差异的因素

• 发表时间: 2006
• 作者: 高屋 定美