変動環境と不確実性のもとでの生活史や行動進化の理論的研究

波动环境和不确定性下生命史和行为进化的理论研究

基本信息

批准号：
06J09725
负责人：
上原隆司
金额：
$ 1.79万
依托单位：
Kyushu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2006
资助国家：
日本
起止时间：
2006 至 2008
项目状态：
已结题

项目摘要

今年度の前半は、昨年度行った親と大きく異なる突然変典体が生じる場合の形質の進化について引き統き研究した。昨年度得られた結果を立場の異なるプレイヤー同士の非対称なゲームについて、一般化した2×2のゲームにあてはめ、考えられる非対称2×2ゲーム全ての結果を調べて分類した。結果、このようなゲームの進化の結果は3種類に分類され、親と大きく異なる突然変異が生じることによって(1)親に似た突然変異体しか現れない場合の結果である形質進化の振動がなくなるゲーム、(2)双安定な2つの解のうちの片方が消えてしまうゲーム、(3)進化の結果が一つだけ存在するゲームの解から突然変異率の増加と共にだんだんと離れていくゲーム、の3つが存在することが分かった。それぞれは(1)侵入と防衛のゲーム、(2)非対称タカハトゲーム、(3)非対称囚人のジレンマゲーム、に代表される。この結果をまとめて論文を完成させて投稿し、内容を適宜国内外の学会で発表した。また、血縁者間での協力行動の進化と近親交配の回避に関して、これまで個別に扱われてきた問題をモデルの中に一緒に組み込んで、どのような血縁関係を持つ相手を配偶者として回避するべきかを、包括適応度を用いて解析した。血縁を持つ異性に出会った時に、相手に協力するかどうか、求愛するかどうかを(1)雌雄が同時に意思決定するモデル、(2)雄が意思決定した後にそれを受けて雌が意思決定するモデル、の2つのモデルについてゲーム理論的解析を行い、それぞれについて結果をまとめ第56回日本生態学会で発表した。

今年上半年，我们去年对突然出现与亲本显着不同的突变体时发生的性状进化进行了研究。我们将去年获得的结果应用于不同位置玩家之间的非对称博弈的广义 2×2 博弈，并对所有可能的非对称 2×2 博弈的结果进行检查和分类。因此，此类博弈的进化结果可以分为三种类型：（1）性状进化的振荡，这是只有与父母相似的突变体出现时的结果；（2）两者之一的博弈；双稳态解消失；（3）只有一种进化结果的博弈的解随着突变率的增加而逐渐远离解的博弈。这些博弈的代表是（1）入侵和防御博弈，（2）非对称高哈托博弈，以及（3）非对称囚徒困境博弈。根据研究结果编写并提交论文，并在国内外学术会议上发表内容。此外，我们还将与迄今为止单独处理的血亲之间合作行为的演化和避免近亲繁殖相关的问题纳入模型中，以确定应避免哪些类型的血亲作为配偶进行分析。应采用综合健身来进行。遇到有亲属关系的异性成员时，（1）男女同时决定是与对方合作还是追求对方的模式；（2）男性做出决定的模式；然后雌性根据该决定做出决定，对两个模型进行了博弈论分析，每个模型的结果都被总结并提交给了第 56 届日本生态学会。