古代・中世アジアにおける仏教の機能－王権と対外交渉の視点から－

佛教在古代和中世纪亚洲的作用——从王权与对外谈判的角度——

• 批准号: 12J40136
• 负责人: 河上 麻由子
• 金额: $ 0.51万
• 依托单位: Nara Women's University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2012
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2012 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-12J40136/
• 关键词: 仏教; 対外交渉; 王権; 僧侶; 仁寿舎利塔; 菩薩戒; 梁職貢図; 冊封

本年度は、仏教が(1)古代・中世アジアの対外交渉、(2)王権に与えた影響ついて、以下の研究を行った。-1・隋代以降、対等な関係の樹立を目的として倭国は中国の冊封を拒否したと解する先行研究に対し、北朝―隋―唐では冊封による国際関係を王朝間で継承するということは行われてはおらず、北朝に冊封された痕跡のない倭国を、隋・唐が冊封する歴史的な必要性があったかは疑問であると指摘した。・日本古代史においては、僧侶間、乃至僧侶―俗人間の師友・同学関係が東アジア諸国間で築かれており、それを前提とした外交折衝が行われたとする研究がある。しかし、往来する僧侶が国境を越えた交友関係を取り結び、かつ、そのような交友関係を通じて外交意思が伝達されるということは、仏教を受容したアジアの各地で行われていた。本年度は、特に唐代を取り上げ、諸国を往来する僧侶や、僧侶の活動を支えた寺院にどのような対外交渉上の役割が期待されたのかを明らかにした。・梁職貢図の題記には使者の名称など正史にはない情報が含まれており、また諸国の使者図は、諸国の風俗ではなく、諸国使が朝貢に至った様子を描いていることを整理した。-2・九世紀に清和天皇が菩薩戒を受けたことについて、清和より以前の九世紀の日本では、天皇家の崇仏において密教灌頂が重要な役割を果たしたことを指摘した上で、地震など天災が打ち続く中、史上初の幼帝の即位を見据えて天皇の受菩薩戒が再び導入されたことを明らかにした。・ベトナムの隋大業14年「大隋九眞郡寳安道場之碑文」について、碑文調査を実施、新たな録文を作成した。その上で、中国諸王朝から愛州刺史を拝命した碑文建立者は、中国との関係を利用しつつ、愛州を中心とする地域に確固たる勢力を維持したと見るべきことを述べた。

今年，我们就佛教对（1）古代和中世纪亚洲的对外谈判，以及（2）王权的影响进行了以下研究。 -1·与之前的研究相反，假设从隋朝开始，和国为了建立平等关系而拒绝中国的作风，而在北朝、隋唐时期，以作风为基础的国际关系是在朝代之间继承的。他指出，隋唐时期没有历史必要夺取北朝未分封的和国，更没有被北朝查封的痕迹。 - 日本古代历史上有研究表明，东亚国家之间建立了僧侣与僧俗之间的关系，并基于这种关系进行外交谈判。然而，旅行的僧人却结下了超越国界的友谊，并通过这种友谊在接受佛教的亚洲各地传达了外交意图。今年，我们特别关注唐朝，明确了往来于各国之间的僧人以及支持其活动的寺庙在对外谈判中应扮演的角色。・凉生进贡图的标题包含了正史中没有的信息，例如使者姓名，各国使者插图描绘的是各国使者如何前来进贡，而非习俗我组织了每个国家。 -2 关于青和天皇在九世纪受菩萨戒的事实，他指出在青和之前的九世纪的日本，密宗灌顶在皇室礼佛过程中发挥了重要作用，就像自然灾害一样继续罢工，据透露，为了迎接历史上第一位婴儿皇帝的登基，皇帝菩萨戒被重新引入。・我们进行了碑文调查，创造了越南大隋十四年《大隋九真区和安道场碑文》的新记录。除此之外，他还表示，这座纪念碑的建造者受中国历代王朝的委托，书写了爱树的历史，应该被视为在以爱树为中心的地区保持着牢固的影响力，同时利用了他的关系与中国。

项目成果

清和天皇の受菩薩戒について

关于清和天皇的菩萨戒

• 发表时间: 2012
• 作者: 新見佳祐;中山哲;小野ゆり子;武次徹也;河上麻由子
• 通讯作者: 河上麻由子