インドのコミュニティ識字学習センターにおける文書・学習者・組織の微視的研究

对印度社区扫盲学习中心的文件、学习者和组织的微观研究

• 批准号: 03J11541
• 负责人: 丸山 麻子
• 金额: $ 1.73万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2003
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2003 至 2005
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-03J11541/
• 关键词: 途上国開発; 学校外教育; 識字; 行政・公共サービス提供; 行政手続; 地方自治政府; コミュニケーション; カースト制; コミュニティ開発; 文書管理; 問題解決; マネジメント; コミュニティ・ディベロップメント

平成17年6月〜平成18年2月まで、インド・マディヤ・プラデーシュ州ボパール県・インドール県の行政機関およびその周辺村落地域で、地域自治政府による行政・公共サービス提供において識字がどのような役割を果たしているのか、また果たしうるのかについて調査を行った。従来の読み書き計算の技能としてではないコミュニケーションの一手段としての識字は、地方自治政府による行政・公共サービス提供において、非常に限られた役割しか果たしていないことが明らかになった。その原因は、行政手続に関わる文書が複雑なために初歩的な識字能力では作成が困難であり、しばしば行政機関による住民への口語コミュニケーションを通しての文書作成支援がほとんど得られないことであった。行政手続に関して文書を介したコミュニケーションが困難であることが、行政機関との口語コミュニケーションの断絶につながり、行政・公共サービスが十分に受けられない状況につながっていた。また口語コミュニケーションは、村落地域においてはカースト制の影響を受けており、そうした非対称的な口語コミュニケーションが文書を介したコミュニケーション手段としての識字の役割をさらに小さくしているものと考えられる。平成18年2月、3月は、調査のデータ、資料を整理、分析しながら、言語論、インドにおけるヒンディ語、英語の語用論・意味論的研究、インドにおける政治学、政治経済学などの文献研究を行っている。インド・マディヤ・プラデーシュ州における識字学習を含めた学校外教育および教育の政治経済学に関する英語雑誌論文を執筆中である。

2005年6月至2006年2月，我们进行了一项调查，了解印度中央邦博帕尔和印多尔地区的地方自治政府的行政机构和周边村庄的扫盲在行政和公共服务提供中发挥了什么作用？他们的目标以及是否能够实现。很明显，识字作为一种沟通手段而不是传统的识字技能，在地方政府提供行政和公共服务方面发挥的作用非常有限。其原因是，与行政程序相关的文件非常复杂，即使具备基本的读写能力也很难准备，而行政机构往往很少通过与居民的口语交流来提供文件准备方面的帮助。行政程序文件沟通困难，导致与行政机关的口头沟通中断，导致民众无法获得充分的行政和公共服务。此外，口语交流受到农村地区种姓制度的影响，这种不对称的口语交流被认为进一步削弱了识字作为书面文件交流手段的作用。 2006年2月和3月，我们在整理和分析调查数据和材料的同时，学习了语言学理论、印度印地语、英语语用学和语义研究、印度政治学、政治经济学等，正在进行文献研究。我目前正在撰写一篇关于校外教育的英文期刊文章，包括识字学习和印度中央邦的教育政治经济学。