マイクロアレイを用いた植物ホルモンオーキシンの作用機構の解明

利用微阵列阐明植物激素生长素的作用机制

基本信息

批准号：
14740442
负责人：
澤進一郎
金额：
$ 2.56万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2002
资助国家：
日本
起止时间：
2002 至 2003
项目状态：
已结题

项目摘要

植物ホルモンオーキシンの作用機構の一つとして維管束細胞の分化調節があげられる。本年度はシロイヌナズナを材料に、2つのアプローチを用いた維管束分化に関する遺伝子の単離、解析を行った。1;約5万ラインのジーントラップラインから維管束特異的にレポーター活性が観察される90ラインを選抜し、維管束を含む形態系に以上を示す4ライン、及び、前形成層においてレポーター活性が観察される3ラインを選抜し、詳細な発現解析を行い、これらの原因遺伝子をも単離した。2;道管成熟段階でのみ発現が観察されるXyl::YFP形質転換体を突然変異源処理し、11の突然変異体を単離した。これらは、非維管束細胞においても異所的なレポーター活性が観察された。11突然変異体は4つの遺伝子座にマップされ、現在原因遺伝子の単離を目指している。これらの突然変異体では、異所的にリグニンの蓄積が観察されさらに、RT-PCRの結果、道管分化に関わるAGPやXCP1遺伝子発現が突然変異体において上昇していた。さらに、道管成熟課程の後期に当たるマーカーであるp56::YFPを持つ突然変異体でも異所的な発現が観察され、これらの突然変異体では、非維管束細胞が道管細胞へと異所的に、部分的に再分化していることが示唆された。一方、維管束パターンや、前形成層のマーカー発現は正常であったために、この突然変異体は維管束の成熟段階のみに異常をきたしていることが明らかになった。

植物激素生长素的作用机制之一是调节血管细胞分化。今年，我们使用两种方法分离并分析了拟南芥中与血管分化相关的基因。 1；从大约50,000个基因捕获品系中，我们选择了90个在维管束中特异性观察到报告基因活性的品系，发现4个品系在包括维管束的形态系统中表现出报告基因活性，并且在其中4个品系在维管束中观察到报告基因活性。我们选择了三个观察到的品系，进行了详细的表达分析，并分离了致病基因。 2；仅在血管成熟阶段观察到表达的Xyl::YFP转化体用诱变剂处理，分离出11个突变体。在非血管细胞中也观察到异位报告基因活性。这 11 个突变体已被定位到四个基因位点，目前正在努力分离致病基因。在这些突变体中，观察到木质素的异位积累，RT-PCR结果表明，参与血管分化的AGP和XCP1基因的表达在突变体中增加。此外，在携带血管成熟过程后期标记物p56::YFP的突变体中也观察到异位表达，并且在这些突变体中，非血管细胞异位转化为血管细胞。另一方面，维管束模式和原形成层标记表达正常，表明该突变体仅在维管束成熟阶段存在异常。