衛星データおよびGISによる湿原域植生環境評価システムの開発

利用卫星数据和GIS开发湿地植被环境评价系统

基本信息

批准号：
13750376
负责人：
沖一雄
金额：
$ 1.15万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2001
资助国家：
日本
起止时间：
2001 至 2002
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では、人工衛星からのリモートセンシング画像データおよびGIS(地理情報システム)を用いて、湿原域の植生分布およびその周辺土地被覆、土地利用分布を計測、評価し、両者の空間分布の関係を調べる空間情報処理手法を開発することを目的としている。本年度では、昨年度に続きリモートセンシングにより精度良く湿原域の植生面積を推定する手法と湿原域に流れ込む水質を評価する手法の開発を行った。現在までに空間およびスペクトル分解能の異なった人工衛星の画像データを用いて数多くの植生分布図が作成されている。しかしながら、植生の現状およびその変化を高精度に評価しているとは言い難い。現在の衛星の中では、比較的空間分解能が高いLANDSAT TMでも国土の狭い日本においては、充分な分解能とは言えない。したがって、植生域の面積を精度良く評価するためには、リモートセンシング画像の一画素に含まれている様々なカテゴリーが混在したミクセルを分解しなければならない。さらに、リモートセンシングにより湿原に流れ込む水質を評価するためには、クロロフィル濃度、SS濃度が高い水域を対象にしなければならない。したがって高濃度水域において、リモートセンシングにより精度良く水質を評価する手法を確立する必要がある。本研究では、(1)湿原植生に進出しているハンノキ林に注目し、その分布面積をミクセル分解法により評価する手法を開発した。また、(2)リモートセンシング技術により植生の被覆率と活性度を分離するための手法を提案した。さらに、(3)高濃度の水域を対象に、クロロフィル濃度をリモートセンシング技術より評価する手法を手案し、この手法が有効であることを示した。

本研究将利用卫星遥感影像数据和GIS（地理信息系统）对湿地地区的植被分布、周边土地覆盖、土地利用分布进行测量和评价，探讨湿地空间分布的关系。二、目的是开发用于调查的空间信息处理方法。今年，继去年之后，我们开发了利用遥感准确估算湿地植被面积的方法，以及评估流入湿地的水质量的方法。迄今为止，已经使用具有不同空间和光谱分辨率的卫星图像数据创建了许多植被分布图。然而，还不能说对植被现状及其变化进行了高精度的评估。目前的卫星中，即使是空间分辨率较高的LANDSAT TM，对于陆地面积较小的日本来说也不能说具有足够的分辨率。因此，为了准确评估植被面积，需要对遥感图像的一个像素中包含的混合体（mixel）进行分解，混合体是各种类别的混合体。此外，为了利用遥感评估流入湿地的水体质量，有必要针对叶绿素和SS浓度较高的水体。因此，有必要建立一种利用遥感技术对高浓度水域水质进行准确评价的方法。在本研究中，（1）我们关注已扩展为湿地植被的桤木森林，并开发了一种使用混合分解法评估其分布面积的方法。此外，（2）我们提出了一种利用遥感技术分离植被覆盖度和活动度的方法。此外，（3）我们设计了一种利用遥感技术评估高浓度水域叶绿素浓度的方法，并证明了该方法的有效性。