血清アミロイドA多様性解析による牛アミロイドーシス発症機構の解明

通过血清淀粉样蛋白A多样性分析阐明牛淀粉样变性的发病机制

基本信息

批准号：
20658072
负责人：
猪熊壽
金额：
$ 2.11万
依托单位：
Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份：
2008
资助国家：
日本
起止时间：
2008 至 2009
项目状态：
已结题

项目摘要

本年は、より簡便な牛アミロイドーシス検出法開発に資するため、アミロイドーシス症例の尿蛋白を解析してその診断的意義を検討するとともに、アミロイドーシス特異的タンパク質のプロテオーム解析によりその発症機構を検討した。病理学的にアミロイドーシスと確定診断された牛3症例、およびアミロイドが沈着していないことが確認された尿蛋白陽性の慢性炎症牛3症例(創傷性心膜炎、肺炎、胸膜炎)より採取した尿を用いた。尿を3000rpmで10分間遠心し、その上清10mlを3kDa分離カラムにより濃縮後、プロテオーム解析を行った。陽性コントロールとして慢性炎症牛血清よりクロマトグラフィー法により分離精製した牛SAAおよびアミロイド沈着腎臓より水抽出法にて分離した牛AA蛋白を用いた。アミロイドーシス牛3症例および尿蛋白陽性慢性炎症牛3症例の尿サンプルで牛SAA蛋白と同分子量の14kDaにバンドが認められた。さらに、アミロイドーシス病畜3症例の尿サンプルではスポットがpI塩基性側に、また慢性炎症病畜3症例の尿サンプルではスポットがpI酸性側に多く出現する傾向が認められた。アミロイドーシス牛の尿蛋白中にはSAAならびにAAが含まれており、特に尿中AAの検出はアミロイドーシスの生前診断に有用である可能性が示唆された。さらにアミロイドーシス特異的スポットの質量分析ではトランスサイレチンが検出され、アミロイドーシス発症との関連が示唆された。

今年，为了有助于开发更简单的牛淀粉样变性检测方法，我们分析了淀粉样变性病例的尿蛋白以检验其诊断意义，并通过淀粉样变性特异性蛋白的蛋白质组分析研究了其发病机制。收集了3例经病理诊断为淀粉样变性的牛的尿液，以及3例尿液蛋白呈阳性的慢性炎症牛（伤口心包炎、肺炎、胸膜炎）但未确认存在淀粉样蛋白的尿液。将尿液以3000rpm离心10分钟，并使用3kDa分离柱浓缩10ml上清液，然后进行蛋白质组分析。作为阳性对照，我们使用通过色谱法从慢性炎症牛血清中分离纯化的牛 SAA 和通过水提取从淀粉样蛋白沉积的肾脏中分离的牛 AA 蛋白。在3例淀粉样变牛和3例尿蛋白阳性慢性炎症牛的尿样中观察到一条14kDa的条带，其分子量与牛SAA蛋白相同。此外，在三例淀粉样变病动物的尿样中，斑点往往更频繁地出现在pI碱性侧，而在三例慢性炎症动物的尿样中，斑点更多地出现在pI酸性侧。淀粉样变性奶牛的尿蛋白中含有SAA和AA，有人认为尿液AA的检测可能对淀粉样变性的生前诊断特别有用。此外，在淀粉样变性特异性点的质谱分析中检测到转甲状腺素蛋白，这表明与淀粉样变性的发病有关。