生体肝移植ドナーの予後に関する質的研究

活体肝移植供体预后的定性研究

基本信息

批准号：
19790372
负责人：
藤田みさお
金额：
$ 1.32万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2007
资助国家：
日本
起止时间：
2007 至 2008
项目状态：
已结题

项目摘要

日本における肝臓移植は約99%が生体ドナーに依存しており、1989年以来3000例を超える症例数は世界的にもほかに類を見ない。健康なドナーの身体にメスを入れる生体肝移植において、最優先されるべきはドナーの身体的・心理的安全の確保である。しかし、肝左葉からより容量め多い肝右葉を摘出する症例が増え、ドナーに対する術後のリスクが増大していることが問題視されるようになった。日本肝移植研究会が生体肝移植ドナーの国内全数2,667例を対象に行った質問紙調査によると、47%のドナーが術後も何らかの身体症状があると答え、約40%が今後の健康に不安を感じると回答していた。その一方で、1/4を超えるドナーが医療的フォロー・アップをまったく受けていないという現状が明らかとなった。だが、生体ドナーの心理・社会的問題については、質問紙などを用いて集団の傾向を明らかにする量的研究だけでなく、インタビューの逐語録など言語データを用いた質的研究を行う必要があることが指摘されてきた。数量的データのみからでは、個別性の高いドナーの体験やニーズの具体的な詳細を把握することは難しいからである。本研究では、術後のドナーにインタビューを行い、その体験や心理・社会的ニーズの経時的変化を概念モデルとして示すことを目的とした。平成20年度は、生体肝移植ドナーの長期予後(特に健康状態や心理状態)に関する先行研究のレビューにもとづき、インタビュー項目を抽出し、本調査を実施する予定であったが、異動先で当該研究の遂行が不可能となり、継続を断念せざるをえなかった。

日本约99%的肝移植依赖于活体供体，自1989年以来病例数已超过3000例，这在世界其他任何地方都是无与伦比的。活体肝移植涉及将手术刀插入健康供体体内，首要任务是确保供体的身心安全。然而，从肝脏左叶切除体积较大的肝脏右叶的病例数量不断增加，供体的术后风险增加也成为一个问题。日本肝脏移植研究小组对日本全部2667名活体肝脏移植捐献者进行的问卷调查显示，47%的捐献者表示手术后出现了一些身体症状，约40%的人对自己未来的健康状况表示担忧。他们感到焦虑。另一方面，很明显超过四分之一的捐赠者没有接受任何医疗随访。然而，关于活体捐赠者的心理和社会问题，不仅需要利用问卷进行定量研究以明确群体趋势，还需要利用语言数据（例如访谈逐字记录）进行定性研究。这是因为仅从定量数据很难掌握捐赠者高度个性化的经历和需求的具体细节。在这项研究中，我们对术后捐赠者进行了采访，旨在提出一个概念模型，展示他们的经历以及他们的心理和社会需求随时间的变化。 2008年度，我们计划通过回顾以往关于活体肝移植捐献者的长期预后（特别是健康状况和心理状况）的研究，提取采访项目来进行这项调查，但该项目无法实施。，我们别无选择，只能放弃它的延续。

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

成人間の生体肝移植におけるドナー・レシピエントの心理・社会的背景

成人活体肝移植供者和受者的心理和社会背景

DOI：
发表时间：
2007
期刊：
影响因子：
0
作者：
Gotoh;K;Tanaka;Y;Nishikimi;A;et. al.;藤田みさお
通讯作者：
藤田みさお

成人間生体肝移植ドナーの「これしかない」という認識

成人活体肝移植捐献者认为“这是唯一的选择”

DOI：
发表时间：
2007
期刊：
影响因子：
0
作者：
藤田みさお;赤林朗;永井重徳;藤田みさお
通讯作者：
藤田みさお

生体肝移植におけるドナーの意思決定に関する調査

活体肝移植供者决策调查

DOI：
发表时间：
2007
期刊：
影响因子：
0
作者：
藤田みさお;赤林朗
通讯作者：
赤林朗

Understanding the donor's decision making process

了解捐赠者的决策过程

DOI：
发表时间：
2007
期刊：
影响因子：
0
作者：
Gotoh K;Tanaka Y;Nishikimi A;Inayoshi A;Enjoji M;Takayanagi R;Sasazuki T;Fukui Y;Fujita M
通讯作者：
Fujita M

「生体臓器移植」「臓器移植とドナー」「IRB倫理委員会」In:加藤尚武監修.応用倫理学事典.

“活体器官移植”、“器官移植和捐赠者”、“IRB 伦理委员会”，载于：加藤直武应用伦理百科全书。

DOI：
发表时间：
2007
期刊：
影响因子：
0
作者：
Tanaka Y;Hamano S;Gotoh K;Murata Y,Kunisaki Y;Nishikimi A;Takii R;KawaguchiM;Inayoshi A;Masuko S;Himeno K;Sasazuki T;Fukui Y;藤田みさお
通讯作者：
藤田みさお