心臓移植における犠牲神経最小化のための臨床解剖学的評価と提案

临床解剖学评估和减少心脏移植中神经牺牲的建议

基本信息

批准号：
19790985
负责人：
川島友和
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Tokyo Women's Medical University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2007
资助国家：
日本
起止时间：
2007 至 2009
项目状态：
已结题

项目摘要

腹部や骨盤外科領域(消火器外科、泌尿器外科、婦人科外科)においては、術後の患者QOL向上のために、可能な限り自律神経温存術を施行してきたが、心臓外科領域においては、術式の困難さや他の優先事項などから未だに自律神経温存術は採用されていない。特に、心臓移植は絶対的に貴重なものであることから、その機会を最大限に利用したい。今後、その術式が見直されるときには、心臓自律神経系の温存術が施行されることが予想される。その際に、解剖学的基礎資料が必要になることはいうまでもなく、そのための解剖学的評価と提案を行うことが、研究の目的である。今年度は、特にヒトの心臓周囲の大血管が変異するする際に、心臓自律神経系がどのように変化するか、について詳細に解析した。その結果、従来の定説(大血管の発生学的な上下の変動に合わせ、心臓自律神経系も上下にシフトする)とは異なり、新知見(上下にシフトするのではなく、通常の心臓自律神経系の配置に加え、新たに形成や新生された血管に伴行する心臓神経路が形成される)を得て、論文としてまとめることができた(Auton. Neurol., 2007)。また、これまでヒトの機能的評価をする目的で、実験動物を利用した実験医学的研究報告が多数認めらる。しかし、実際にはこれらの実験動物からヒトへいたる過程には解剖学的な大きな差があり、これちの結果をそのままヒトへと当てはまることは難しい。そこで、本年度後半からは、これらの差を埋めるために、心臓自律神経系の進化比較解剖学的解析に着手した。その一部を論文としてまとめた(J. Morphol., 2007)。この進化比較解剖学的解析は、来年度も行っていく予定である。

在腹部和盆腔手术（消防手术、泌尿外科、妇科手术）领域，尽可能进行自主神经保留手术，以改善患者术后的生活质量，但在心脏手术领域，手术中保留自主神经由于仪式的难度和其他优先事项，神经保存技术尚未被采用。尤其是心脏移植手术非常珍贵，我想充分利用这个机会。今后回顾这种手术方法时，预计会进行心脏自主神经系统保留手术。这样做，不言而喻需要基本的解剖数据，本研究的目的是进行解剖评估并为此提出建议。今年，我们详细分析了当人类心脏周围的大血管发生突变时，心脏自主神经系统如何变化。结果，与传统理论（心脏自主神经系统也会随着胚胎大血管的上下波动而上下移动）不同，我们发现了一个新的发现（心脏自主神经系统不上下移动，而是正常的心脏自主神经系统除了系统的排列之外，我们能够在论文中总结结果（Auton. Neurol.，2007）。此外，已经有许多使用实验动物进行实验医学研究以评估人类功能的报道。但现实中，从实验动物到人类的过程存在较大的解剖学差异，这些结果很难直接应用到人类身上。因此，从今年下半年开始，我们开始对心脏自主神经系统的演化进行比较解剖分析，以填补这些差异。其中一些被总结为一篇论文（J. Morphol., 2007）。我们计划明年继续进行这种进化比较解剖学分析。