奈良・平安時代墳墓の被葬者に関する基礎的研究

奈良、平安时代坟墓埋葬者的基础研究

• 批准号: 17720209
• 负责人: 吉澤 悟
• 金额: $ 1.79万
• 依托单位: Nara National Museum
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2005
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2005 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17720209/
• 关键词: 火葬; 被葬者; 考古学; 人骨; 骨蔵器; 火葬人骨; 被葬者像; 奈良・平安時代

本研究は、奈良・平安時代の被葬者像の検討に必要な基礎資料を確保するため、以下の目標を設定した。一つは当該期の火葬人骨で鑑定の行われていない資料を集め、形質人類学専門の方の協力を得て鑑定を進めること、二つ目は地方で未報告のまま埋没している火葬墓関連遺物の資料化を進めることであった。前者については、東北地方および近畿圏から有望な火葬墓を6遺跡、約30個体分選び出し、人骨を借用、九州大学田中良之氏の協力を得て人骨鑑定を行うことができた。今回は特に二つの骨蔵器が一つの土坑に埋納されている事例、すなわち親子や兄弟、夫婦といった非常に近い関係が遺構から予測される事例を重点的に選出している。人骨の性別と年齢構成の組合せにより、当該期における夫婦墓の普及度、もしくは古墳時代的な親・子・孫といった縦の血縁原理による埋葬慣習の継続性を確認することが目的である。結果、人骨の遺存度および拾骨部位の偏りによって必ずしも明確な結論を導くことはできなかったが、概ね近畿圏では夫婦墓を想定できそうな事例が存在すること、一方で東日本では未だに縦の血縁原理による埋葬を想定しておくべきであろうという予察を得ることはできた。また、日本最北端の事例や、骨蔵器の質的優劣が混在する火葬墓群、氏族名が推定される墓群などを選び、人骨の情報との照合をはかった。結果、選定事例内では男性が良質の骨蔵器を用いる傾向は掴めたが、具体的な人物像や身体的特徴、墓群に共通する埋葬原理などを把握するまでには至らなかった。いずれも事例数を増やして検討精度を高める必要があるものの、まずは今般の成果をとりまとめて誌上発表するよう準備を進めている。二番目の目標とした未報告遺物の資料化については、灰釉陶器の骨蔵器を優先し、茨城県で1件の報告を作成、三重県では発見直後の資料に「調査指導」の形で関与させてもらい、成果の方向性を提案してきた。

这项研究设定了以下目标，以确保在奈良和海安时期检查被埋葬者的形象所需的基本材料。一种是在此期间收集未经评估的火葬场骨骼的材料，并通过特质人类学专家的合作进行评估，第二个是转换埋葬在农村地区的火化坟墓相关的文物，而没有任何报告。关于前者，从Tohoku和Kinki地区选择了大约30个有希望的火化坟墓，选择了大约30个人，借了人类骨头，并通过田纳卡Yoshiyuki先生的合作来检查人类骨骼。这次，我们专注于将两个骨存储装置埋在一个土壤坑中的情况下，即预计遗体具有非常紧密的关系，例如父母和孩子，兄弟姐妹和已婚夫妇。目的是确认已婚夫妇在此期间的普及程度，或根据Kofun时期父母，子女和孙子的垂直血液相对原理的埋葬实践的连续性，取决于人类骨骼的性别和年龄结构的结合。结果，由于人类骨骼的存活程度和骨骼位置的偏见，我们无法得出明确的结论，但是我们能够获得一个预测，即金基地区通常有可能考虑已婚夫妇的情况，而在日本东部仍应认为基于垂直血液关系原理应考虑埋葬。此外，我们选择了日本最北端的案例，具有混合定性优势和骨存储设备自卑的火化坟墓，以及带有氏族名称的坟墓，并将其与人类骨骼的信息进行了比较。结果，我们能够掌握男性在选定病例中使用高质量骨垃圾的趋势，但是我们无法掌握坟墓常见的特定数字，身体特征和埋葬原则。尽管有必要在所有情况下增加案件数量以提高考试的准确性，但我们准备首先汇编该项目的结果并将其发布在杂志上。至于未报告的遗物的第二个目标，第二个目标是我们优先考虑了灰绿色的陶瓷骨存储，并在Ibaraki县创建了一份报告，MIE县以“调查指南”的形式在发现后立即参与了材料，并提出了结果的方向。

项目成果

古代の信仰と社会

古代信仰与社会

• 发表时间: 2006
• 作者: 栗山章;吉澤悟;渥美賢吾;吉澤 悟 ほか9名
• 通讯作者: 吉澤 悟 ほか9名

小野遺跡出土の灰紬陶器について

关于大野遗址出土的初麦陶器

• 发表时间: 2007
• 期刊: 稲敷市立歴史民俗資料館館報 1号
• 作者: 栗山章;吉澤悟;渥美賢吾
• 通讯作者: 渥美賢吾