麻酔薬の腫瘍増殖抑制に関する研究

麻醉药抑制肿瘤生长的研究

• 批准号: 17791049
• 负责人: 阪口 雅洋
• 金额: $ 1.6万
• 依托单位: Kyoto Prefectural University of Medicine
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2005
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2005 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17791049/
• 关键词: チロシンキナーゼ; 上皮成長因子; 局所麻酔薬; リドカイン; EGF; 自己リン酸化; 腫瘍増殖; CAL27

上皮成長因子受容体(EGFR)のチロシンキナーゼ活性化を介した細胞内シグナル伝達は細胞の分化・増殖に重要な役割を持っている。種々の癌細胞においてEGFRの過剰発現が認められており、腫瘍増殖との関連が明らかになると共に、EGF受容体を介したシグナル伝達経路を標的とする新しい癌治療薬が開発され注目されている。申請者らは局所麻酔薬がインスリン受容体(IR)の自己リン酸化部位のアミノ酸配列に相互作用を及ぼし、チロシンキナーゼ活性を阻害することを明らかにしている。ここで同じ受容体型チロシンキナーゼであるEGFRの自己リン酸化部位のアミノ酸配列がIRのものと類似していることに注目し、EGFRのチロシンキナーゼ活性も阻害するという仮説をたてた。研究に用いる細胞として、頭頸部癌の中でもEGF発現量の多いヒト舌癌細胞株であるCAL27(ATCC ; CRL-2095)を用いた。細胞をプレート上で十分量培養した後、上皮成長因子(EGF)と局所麻酔薬(リドカイン、40μM〜4mM)を加え5分間反応させ、それらの細胞から蛋白を抽出し、EGF受容体の自己リン酸化を免疫沈降法及びウェスタンブロット法にて解析した。また局所麻酔薬による細胞毒性を検討するため、CAL27を40μM〜4mMの局所麻酔薬(リドカイン)存在下で培養し、顕微鏡による細胞の形態変化ならびにTUNEL法によりアポトーシスを検出した。リドカインは400μM以上でCAL27の細胞増殖とEGFによるEGF受容体の自己リン酸化を有意に抑制した。リドカインは4000μM以上で細胞毒性を示したが400μMにおいてはこれを認めなかった。リドカインは局所麻酔薬として舌癌の疼痛管理に用いられる。400μMのリドカイン濃度は浸潤麻酔で用いられる局所濃度に相当する。この濃度での局所麻酔薬がEGF受容体活性の抑制作用をもつことが明らかとなり、腫瘍増殖抑制作用をもつ可能性が示唆された。

通过酪氨酸激酶激活表皮生长因子受体（EGFR）通过细胞内信号传导在细胞分化和增殖中起重要作用。已经在各种癌细胞中观察到了EGFR的过表达，并且已经揭示了其与肿瘤生长的关联，并且已经开发了针对EGF受体介导的信号传导途径的新癌症治疗，并引起了人们的注意。申请人表明，局部麻醉剂与胰岛素受体（IR）自磷酸化位点的氨基酸序列相互作用并抑制酪氨酸激酶活性。在这里，我们专注于EGFR的自磷酸化位点的氨基酸序列，EGFR是相同的受体型酪氨酸激酶，与IR相似，并假设它还抑制EGFR的酪氨酸激酶活性。如研究中使用的细胞，使用了CAL27（ATCC； CRL-2095），这是一种人舌癌细胞系在头颈癌中具有高EGF表达水平的人舌癌细胞系。将细胞在板上培养后，将表皮生长因子（EGF）和局部麻醉（Lidocaine，40μm-4 mm）添加以反应5分钟，从这些细胞中提取蛋白质，并通过免疫沉淀和蛋白质植物分析EGF受体的自动磷酸化。为了研究由局部麻醉药引起的细胞毒性，在存在40μM至4 mM局部麻醉（Lidocaine）的存在下培养了Cal27，并通过显微镜检测到细胞形态变化，并通过TUNEL方法检测到细胞凋亡。利多卡因在≥400μm时显着抑制了EGF的Cal27细胞增殖和EGF受体自磷酸化。利多卡因在4000μm或更高的情况下显示出细胞毒性，但在400μm下却没有。利多卡因被用作局部麻醉剂来治疗舌癌疼痛。利多卡因浓度为400μM，对应于浸润性麻醉中使用的局部浓度。据表明，该浓度下的局部麻醉对EGF受体活性具有抑制作用，这表明它们可能对肿瘤生长具有抑制作用。

项目成果

当院におけるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌性肺炎の現状

我院耐甲氧西林金黄色葡萄球菌肺炎现状

• 发表时间: 2005
• 期刊: 臨床呼吸生理 37
• 作者: 阪口雅洋;志馬伸朗;橋本悟;藤田直久
• 通讯作者: 藤田直久