北米に侵入したデング熱媒介蚊であるヒトスジシマカの日本由来説の集団遺伝学的検証

白纹伊蚊的日本起源理论的群体遗传学验证，白纹伊蚊是一种传播登革热的蚊子，入侵北美

• 批准号: 17790278
• 负责人: 大塚 靖
• 金额: $ 2.11万
• 依托单位: Oita University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2005
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2005 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17790278/
• 关键词: ヒトスジシマカ; ミトコンドリア; 集団

デング熱などを媒介するヒトスジシマカは元来アジアに生息していたが,1980年代以降北米など世界各地にその分布を広げている.中古タイヤについた卵により侵入したと考えられている北米のヒトスジシマカは生理的な違いや中古タイヤの輸入量などから日本由来と考えられている.しかし,その遺伝的裏付けは今のところはっきりしていない.ヒトスジシマカの世界的分布を遺伝的に調べるため,前年度はその手がかりとして日本国内集団での違いをミトコンドリア遺伝子配列によって調べた.その結果,それまではヒトスジシマカは近年世界的に広がったため種内変異が少ないと考えられていたが,日本国内にもある程度変異が存在することがわかった.今年度はさらにタイ・インドネシアの集団のミトコンドリア遺伝子配列を調べた.タイ・インドネシアのヒトスジシマカは日本の沖縄や西南日本に分布するタイプであり,主に日本に分布するタイプとは異なっていた.さらにアメリカの個体も調べた結果,アメリカの個体はインドネシア・タイに分布しない主に日本に分布するタイプであった.日本以外の集団については集団数・個体数が十分ではないものの,この結果は北米のヒトスジシマカが日本由来説を肯定するものであった.今後は東南アジアや近年分布を広げている南半球やヨーロッパなどの地域の集団を調べ,北米の日本由来説を遺伝的に確かめ,他の地域についてもどの程度が日本由来なのかを検討する必要がある.また,国内のヒトスジシマカの分布についても沖縄や西南日本に分布するタイプが東南アジアと共通なことから,それらのタイプが日本に入った後現在主に広がっているタイプに変異したと思われる.今後は国内の集団の遺伝的違いと寒耐性や休眠などの生理的違いの関係を検討すべきである.

传播登革热的白纹伊蚊最初生活在亚洲，但自 20 世纪 80 年代以来，其分布范围已扩大到北美和世界其他地区。白纹伊蚊被认为是通过蚊卵入侵北美的。旧轮胎，有月经周期，据认为是由于蚊子的大小和进口旧轮胎数量的差异而起源于日本。但目前尚不清楚其遗传基础。调查白纹伊蚊的全球分布，作为线索，他利用线粒体基因序列调查了日本人群之间的差异。结果表明，尽管此前人们认为白纹伊蚊由于近年来在世界范围内传播而几乎没有种内变异，但在日本国内却存在一些变异，如今年，我们进一步检测了泰国和印度尼西亚人群的线粒体基因序列。来自泰国和印度尼西亚的白纹伊蚊分布在冲绳和日本西南部。该类型与主要分布在日本的类型不同。此外，对美国个体进行检查的结果发现，美国个体属于主要分布在日本的类型，但不在印度尼西亚或泰国。由于种群数量和个体数量还不够，这一结果证实了北美白纹伊蚊起源于日本的理论。我们将继续研究近年来其分布范围有所扩大的东南亚、南半球和欧洲等地区的种群。年。有必要从遗传学上研究北美起源于日本的理论，并研究其他地区起源于日本的程度。此外，关于白纹伊蚊在日本的分布，有必要从遗传学上证实这一理论：北美起源于日本。由于这些类型在东南亚很常见，因此认为这些类型在进入日本后突变为目前广泛存在的类型。将来，我们将研究国内人群之间的遗传差异和生理差异，例如耐寒性与休眠的关系。

项目成果

Seasonal abundance and daily flying activity of black flies (Diptera : Simuliidae) attracted to human baits in Doi Inthanon National Park, northern Thailand

泰国北部茵他侬国家公园受人类诱饵吸引的黑蝇（双翅目：Simuliidae）的季节性丰度和日常飞行活动

• 发表时间: 2005
• 期刊: Medical Entomology and Zoology 56・4
• 作者: Murata-Kamiya;N.;高岡 宏行;Wej Choochote;福田昌子;Wej Choochote
• 通讯作者: Wej Choochote

Natural infections of Simulium (Nevermannia) uchidai (Diptera: Simuliidae) with infective filarial larvae, probably from a bird, in Oita, Japan

日本大分县，由感染性丝虫幼虫（可能来自鸟类）自然感染蚋（Nevermannia）uchidai（双翅目：蚋科）

• 发表时间: 2005
• 期刊: Medical Entomology and Zoology 56・2
• 作者: Murata-Kamiya;N.;高岡 宏行;Wej Choochote;福田昌子
• 通讯作者: 福田昌子

A new spesies of Simulium (Boreosimulium) from Hokkaido, Japan (Diptera : Simuliidae)

日本北海道蝽属（Boreosimulium）一新种（双翅目：蝽科）

• 发表时间: 2006
• 期刊: Medical Entomology and Zoology 57・1
• 作者: Murata-Kamiya;N.;高岡 宏行
• 通讯作者: 高岡 宏行

Morphology and electrophoretic protein profiles of female salivary glands in four-Oriental black fly species (Diptera : Simuliidae)

四种东方黑蝇雌性唾液腺的形态学和电泳蛋白谱（双翅目：拟蝇科）

• 发表时间: 2006
• 期刊: Journal of Vector Ecology 31・2
• 作者: Murata-Kamiya;N.;高岡 宏行;Wej Choochote
• 通讯作者: Wej Choochote