日本の家計の消費行動についての実証的研究

日本家庭消费行为实证研究

• 批准号: 16730096
• 负责人: 宇南山 卓
• 金额: $ 1.09万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2004
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2004 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16730096/
• 关键词: 家計消費; 物価指数; 予備的貯蓄; Demand System

本年度は,家計の時点内での消費行動に関する理論的な文献をサーベイした。また,ミクロデータを用いた実証分析について,先行研究でなされている統計的データ処理の方法を概観した。その結果として,時点内の消費の配分において「消費量がゼロ」となるケースの処理方法が,理論的・実証的な研究の焦点となっているが示された。消費量がゼロとなるケースは,(1)調査期間が短いという統計作成段階での要因(2)所得水準が低いため消費できないという経済学的な要因(3)なんらかの理由で消費する意思がないという経済外的な要因,に類型化され,それぞれに対応した統計的処理方法が提示されている。今後の研究において,提示された統計的方法を用いて実際のデータ解析を行い,日本の家計消費行動の特徴づけをすることが課題となる。一方,消費者の時点間の最適化,すなわち貯蓄と消費の選択について,予備的貯蓄の観点から研究を進めた。特に,1990年代の日本の家計消費が停滞したことを指摘し,その理由として,失業率の上昇が予備的貯蓄を増加させたことが大きな役割を果たしたことを示した。この研究成果は,第6回TCER-CIRJEマクロコンファランスで発表された。さらに,これらの研究を遂行するに当たり,国外の代表的な研究機関である連合王国のUniversity College Londonに滞在し,最新の分析手法について情報収集を行うとともに,日本のミクロデータの利用可能性についての情報交換を行った。

今年，我们调查了有关家庭消费行为的理论文献。此外，关于使用微观数据的实证分析，我们概述了先前研究中使用的统计数据处理方法。由此可见，如何处理某个时点内消费配置中的“零消费”情况已成为理论和实证研究的焦点。消费金额为零的情况有：（1）统计编制阶段的因素，如调查周期短；（2）经济因素，如收入水平低而无法消费；（3）缺乏意愿。这些因素被归类为外部经济因素，并提出了与每种类型相对应的统计处理方法。在未来的研究中，使用现有的统计方法进行实际数据分析并表征日本家庭消费行为将是一个挑战。另一方面，我们从预防性储蓄的角度考察了消费者在时间点之间的优化，即储蓄和消费之间的选择。他特别指出，日本家庭消费在20世纪90年代陷入停滞，并表明失业率上升对预防性储蓄增加起到了主要作用。该研究成果在第六届TCER-CIRJE宏观会议上公布。此外，在进行这些研究时，我留在了海外领先的研究机构英国伦敦大学学院，收集了最新分析方法的信息，并研究了使用日本微观数据的可能性，并交换了信息。

项目成果

消費者物価指数と真の物価指数

消费者价格指数和真实价格指数

• 发表时间: 2004
• 期刊: 日経研月報 第309号
• 作者: 栗屋憲太郎;ほか11名;吉次公介;Takashi Unayama;宇南山 卓
• 通讯作者: 宇南山 卓

Upward Bias in the Consumer Price Index Under the Zero Inflation Economy

零通胀经济下消费者价格指数的上移

• 发表时间: 2004
• 期刊: Economics Letters Vol85
• 作者: 栗屋憲太郎;ほか11名;吉次公介;Takashi Unayama
• 通讯作者: Takashi Unayama