共感能力の認知・神経基盤

共情能力的认知和神经基础

基本信息

批准号：
05J10947
负责人：
鈴木敦命
金额：
$ 1.22万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2006
项目状态：
已结题

项目摘要

加齢が表情認識に与える影響を、〔研究A〕典型表情の情動カテゴリー同定課題(Suzuki et al.,2007,Biological Psychology)、および〔研究B〕曖昧表情の情動強度評定課題(Suzuki et al.,in press, In : Psychology of Anger)を用いて多角的に検討した。研究Aでは、高齢者が若齢者と比較して嫌悪表情のカテゴリー同定に優れることを明らかにした。さらなる分析の結果、若齢者は嫌悪表情を怒り表情として誤同定する傾向が高く、そうした「怒りに対する過敏性」が嫌悪表情のカテゴリー同定成績を低めていることも明らかにした。研究Aの結果を補完するように、研究Bでは、高齢者が若齢者と比較して怒り表情に対する感度が低いことを明らかにした。これまでにも加齢に伴う怒りの表情認識の低下は報告されてきたが、単に怒りの表情認識の困難度の高さを反映しているに過ぎないという批判を免れなかった。しかし、研究Bで用いた課題は前年度に公表した新しい検査法(Suzuki et al., 2006,Cognition)であり、表情認識の困難度がすべての情動で等しくなるように統制されているため、そうした批判にはあたらない。一連の研究結果から、加齢の影響はとくに怒り表情の認識において顕著である、より具体的には、加齢に伴い怒りの表情に対する感度が特異的に低下するという仮説を提唱した。本年度の後半からはイリノイ大学アーバナ-シャンペーン校ベックマン研究所へ海外渡航し、加齢の認知神経科学の第一人者であるデニス・C・パーク教授の下で機能的磁気共鳴画像法(fMRI)について学び始めた。海外渡航の目的は、怒りの表情認識の加齢差の背景にある神経機序を明らかにすることであり、現在までにスパイラル・イン/アウト法を用いた予備実験などを実施した。

使用[研究A]针对典型面部表情的情绪类别识别任务（Suzuki et al., 2007, Biological Psychology）和[研究B]针对模糊面部表情的情绪强度评级任务，研究了衰老对面部表情识别的影响。（铃木等人，2007 年），出版中，《愤怒心理学》。研究 A 表明，老年人比年轻人更擅长识别厌恶表达的类别。进一步的分析显示，年轻人更容易将厌恶的面部表情误认为是愤怒的面部表情，而这种“对愤怒的敏感性”降低了他们识别厌恶的面部表情类别的能力。研究 B 补充了研究 A 的结果，显示老年人对愤怒面部表情的敏感度低于年轻人。过去曾有报道称识别愤怒面部表情的能力下降，但这被批评为仅仅反映了识别愤怒面部表情的困难。然而，研究B使用的任务是前一年发表的新测试方法（Suzuki et al., 2006, Cognition），并且面部表情识别的难度水平被控制为对所有情绪都是平等的。申请。基于一系列研究的结果，我们提出了这样的假设：衰老的影响在愤怒面部表情的识别中尤其明显，更具体地说，对愤怒面部表情的敏感度随着年龄的增长而特别降低。从今年下半年开始，我将出国前往伊利诺伊大学厄巴纳-香槟分校贝克曼研究所，在认知认知领域权威专家 Dennis C. Park 教授的指导下进行功能磁共振成像（fMRI）研究。我开始了解衰老的神经科学。这次出国旅行的目的是阐明愤怒面部表情识别中年龄相关差异背后的神经机制，到目前为止，我们已经使用螺旋进/出方法进行了初步实验。