ドイツ語の心態詞と韻律的特徴との関わり

德语态度词与韵律特征的关系

• 批准号: 15720098
• 负责人: 生駒 美喜
• 金额: $ 2.11万
• 依托单位: Waseda University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2003
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2003 至 2005
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15720098/
• 关键词: 音声学; 談話研究; 独語学; 言語学

2005年度の前半は、昨年度までに実施してきたドイツ語の心態詞ja, doch, schon, dennの音響分析の結果、考察をまとめ、一冊の著書を作成するための執筆作業を主に行った。その際、専門家(音声学者)との打ち合わせをドイツ・ハンブルク大学にて実施し、今後の出版に関する打ち合わせを行った。この著書は、2006年中に完成させ、出版する予定である。本年度は、新たにドイツ語教材における心態詞の分析を行い、心態詞の韻律的特徴をドイツ語学習という観点から考察し、2005年9月に福島大学で行われたドイツ語教授法関連のワークショップにて口頭発表を行った。さらに、2005年度夏より、昨年度末に開始したドイツ語の心態詞schonの聴覚実験のデータ収集を引き続き行った。この聴覚実験では、昨年度末に独自に作成したプログラムを用い、ドイツ語母語話者にPC上で音声(心態詞schonを含む短い文)を状況文(コンテクスト)なしで聞いてもらい、心態詞schonの意図として可能な4つの状況(1)確信、2)制限つきの肯定、3)反論、4)「すでに」という時間的副詞の機能)を提示し、この中でどの状況が最も適切かを選んでもらった。被験者として日本在住11名とドイツ在住6名の合計17名のドイツ語母語話者に聴覚実験への協力をお願いした。このうちドイツ在住の母語話者については、2月中旬にドイツ・ハンブルクに滞在し、大学関係者よりデータ収集を行った。なお、2月初旬にイタリア・ローマで開かれた「ドイツ言語学会議」にて、一連の聴覚実験の中間経過報告を口頭発表で行った。その際、これまでの聴覚実験の結果高い正答率が得られた音声資料については、より詳しい音響分析を行い、韻律的特徴のうち、どの要素が、心態詞schonの的確な意図を表すのに決定的な要因となっているか、調査した。

2005年上半年，我主要根据去年为止对德语态度词ja、doch、schon和denn的声学分析结果来写一本书。当时我们和德国汉堡大学的一位专家（语音学家）开会，讨论未来的出版物。本书预计于2006年完成并出版。今年，我们将对德语教材中的态度词进行新的分析，从学习德语的角度考虑态度词的韵律特征，并对2005年9月在福岛大学举行的德语教学方法相关工作进行讨论。在商店进行了口头介绍。此外，从2005年夏天开始，我们继续收集去年年底开始的德语态度词schon的听觉实验数据。在这个听觉实验中，我们使用去年年底独立创建的一个程序，要求母语为德语的人在没有任何上下文的情况下在 PC 上听音频（包含态度词 schon 的短句）。我收到它的意图。总共 17 名母语为德语的人，其中 11 名居住在日本，6 名居住在德国，被要求作为受试者配合听觉实验。其中，居住在德国的母语人士于二月中旬留在德国汉堡，向大学官员收集数据。另外，在2月初于意大利罗马举行的“德国语言学大会”上，我们对一系列听觉实验的中期进展进行了口头报告。当时，我们对之前听觉实验中正确答案较高的音频材料进行了更详细的声学分析，我们调查了这是否是一个决定性因素。