琉球列島産陸上維管束植物の系統地理学的研究

琉球群岛陆生维管束植物的系统地理学研究

• 批准号: 04J54231
• 负责人: 中村 剛
• 金额: $ 0.9万
• 依托单位: University of the Ryukyus
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2004
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2004 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-04J54231/
• 关键词: アマミイナモリ; 維管束植物; 国際情報交換; サツマイナモリ; 生物地理学; 台湾; 二型花柱性; 分子系統地理学; 系統地理; タイヤルソウ; チャボイナモリ; 琉球列島; 系統分類; 生物地理; ヒメタムラソウ; 分子系統

琉球列島は,大陸東縁の陸橋に由来し,鮮新世末から更新世初期にまず北,中,南琉球が分断され,漸次現在の島弧が成立したと考えられている.この島嶼化の過程が,植物相の分化や,植物種内の遺伝的分化に与えた影響を調査した.琉球列島の主要26島について,種子植物ほぼ全種約1800種の有無を文献調査し,島間の植物相の類似度を種,属,科のレベルで算出した.この類似度に基づく解析から,琉球列島の植物相は,種および属レベルで見た場合に,北,中,南琉球間で有意に異なることが示された.草本種サツマイナモリの系統地理学的解析を葉緑体DNA塩基配列に基づき行なった.その結果,琉球列島の複数の遺伝的タイプおよび中琉球固有の四倍体変種アマミイナモリはいずれも,台湾以南で既に分化し,その後に琉球列島へ進入したことが示唆された.また,トカラ海峡を挟む北,中琉球間で,遺伝的分化は認められなかった.この結果は,琉球列島の生物の分化が,海峡成立などにより当地域内で引き起こされたとする従来の説に対する重要な反例であり,今後の当地域の生物地理学的研究に大きな影響を与える示唆をもたらしている.また,系統地理学的研究においては独創的な試みとして,低温耐性の種内多型の有無を光合成活性を指標に調査した.その結果,低緯度(南琉球)の集団は高緯度(中琉球から九州)の集団に比べ,低温耐性が低いことが示された.このことは,琉球列島を分布北上する過程で,種内の一部は,緯度上昇に伴う気温低下により分散に制限を受けた可能性を示唆した.また,アマミイナモリについては,分子系統解析の結果,単系統群として明瞭に区別されたこと,さらに,サツマイナモリに見られる二型花柱性がアマミイナモリでは崩壊しており繁殖様式にも分化が認められたことから,その分類学的取り扱いを独立種とすることを提案した(日本植物分類学会第6回大会大会発表賞(口頭発表部門)受賞).

琉球群岛起源于大陆东部边缘的一座陆桥，一般认为，上新世末至更新世初，琉球北部、中部和南部首先被划分，形成现在的岛弧逐渐建立了植物物种内植物区系分化和遗传分化的影响。我们进行了文献调查，以确定琉球群岛 26 个主要岛屿上是否存在几乎所有 1,800 种种子植物，并计算了岛屿之间植物区系在种、属和科水平上的相似程度。分析基于从属水平来看，琉球北部、中部和南部之间存在显着差异。根据叶绿体DNA碱基序列对草本植物Satsumainamori进行系统发育地理学分析。结果表明，琉球多重群岛和琉球中部地区流行的遗传类型据推测，奄美稻盛的所有四倍体品种均已在台湾以南分化，然后进入琉球群岛。而且，隔着吐噶喇海峡的琉球群岛北部和中部之间没有观察到遗传分化。在琉球群岛这是对传统理论的重要反例，该传统理论认为该地区的分化是由于海峡等的建立而引起的，并且对该地区的原始研究的生物地理学研究将产生重大影响。作为尝试，我们以光合活性为指标，调查了耐低温性的种内多态性的存在与否。结果是，低纬度地区（琉球南部）的种群比高纬度地区（琉球中部至琉球中部）的种群具有较低的低温耐受性。九州）。这表明琉球群岛分布在北方。在此过程中，有人认为，由于纬度增加导致温度下降，物种内某些物种的扩散可能受到限制。此外，分子系统发育分析的结果表明，奄美蝾螈被明确区分为单系群。另外，还有甜绒鸭。由于奄美稻盛所见的二态性被打破，在生殖方式上观察到了分化，因此我们建议将其作为一个独立的物种进行分类处理（第6届日本植物分类学会年会获得会议演讲奖）。 （口头报告类别）。

项目成果

琉球列島産ソテツCycas revoluta Thumb.(ソテツ科)の種子形態

琉球群岛苏铁科 (Cycas revoluta Thumb) 的种子形态。

• 期刊: 沖縄生物学会誌 (発表予定)
• 作者: 早坂 良;秋山 裕俊;杉森 隼人;北山 真太郎;鈴木 正人;落水浩一郎;M.Motosuke;早坂 良;元祐 昌廣;M.Motosuke;M.Motosuke;M.Motosuke;元祐 昌廣;早坂 良;早坂 良;早坂 良;早坂 良;長岡 正隆;長岡 正隆;Koh Nakamura et al.;Tomoya Kotake;Koh Nakamura et al.;Koh Nakamura et al.;Tetsuo Denda et al.;Koh Nakamura et al.;Tetsuo Denda et al.;中村剛 他
• 通讯作者: 中村剛 他

Phylogenetic systematics of the monotypic genus Hayataella (Rubiacea) endemic to Taiwan

台湾特有单型茜草属的系统发育系统学

• 发表时间: 2006
• 期刊: Journal of Plant Research 119
• 作者: 早坂 良;秋山 裕俊;杉森 隼人;北山 真太郎;鈴木 正人;落水浩一郎;M.Motosuke;早坂 良;元祐 昌廣;M.Motosuke;M.Motosuke;M.Motosuke;元祐 昌廣;早坂 良;早坂 良;早坂 良;早坂 良;長岡 正隆;長岡 正隆;Koh Nakamura et al.;Tomoya Kotake;Koh Nakamura et al.
• 通讯作者: Koh Nakamura et al.

Breakdown of distyly in a tetraploid variety of Ophiorrhiza japonica (Rubiaceae) and its phylogenetic analysis

• DOI: 10.1007/s10265-007-0089-9
• 发表时间: 2007-07-01
• 期刊: JOURNAL OF PLANT RESEARCH
• 影响因子: 2.8
• 作者: Nakamura, Koh;Denda, Tetsuo;Yokota, Masatsugu
• 通讯作者: Yokota, Masatsugu

Homostyly and autogamy in Ophiorrhiza pumila (Rubiaceae) in the Ryukyu Archipelago

琉球群岛蛇根草（茜草科）的同性生殖和自花受精

• 发表时间: 2006
• 期刊: The Journal of Japanese Botany 81
• 作者: 早坂 良;秋山 裕俊;杉森 隼人;北山 真太郎;鈴木 正人;落水浩一郎;M.Motosuke;早坂 良;元祐 昌廣;M.Motosuke;M.Motosuke;M.Motosuke;元祐 昌廣;早坂 良;早坂 良;早坂 良;早坂 良;長岡 正隆;長岡 正隆;Koh Nakamura et al.;Tomoya Kotake;Koh Nakamura et al.;Koh Nakamura et al.
• 通讯作者: Koh Nakamura et al.