ローベルト・ムージルを中心とした近代ドイツ語圏における「新しい人間」概念の研究

以罗伯特·穆齐尔为中心的现代德语国家“新人”概念研究

基本信息

  • 批准号:
    04J01073
  • 负责人:
  • 金额:
    $ 1.02万
  • 依托单位:
  • 依托单位国家:
    日本
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for JSPS Fellows
  • 财政年份:
    2004
  • 资助国家:
    日本
  • 起止时间:
    2004 至 2006
  • 项目状态:
    已结题

项目摘要

平成18年度は、前年度からの研究の延長でラーヴァターとムージルの<新しい人間>概念の研究にたずさわった。ラーヴァター研究にかんする今年度の成果は、日本独文学会の研究叢書に収録した論文であるが、この仕事ののち、共著単行本にべつの論文を執筆するはなしがもちあがり、テーマを同じくしたまま発展的な研究をすることができた(同書は平成19年に刊行予定)。ラーヴァターの<新しい人間>概念を研究するにあたっては、とくにシャルル・ボネの科学理論にかんする受容に着目した。ボネは、現在ではほとんど顧みられることのない人物だが、ラーヴァターの同時代にはきわめておおきな影響力をもった思想家であり科学者であった。ラーヴァターがボネの発生学的理論を、じしんの<新しい人間>の思想に組みこんでいることを、本研究の独自の着眼点として研究を進めた。ムージル研究にかんしては、その成果は発表した一本の紀要論文のほか、現在(平成19年度初頭)最終段階に入った博士論文の執筆がある。ムージルの<新しい人間>概念の研究をまとめるにあたって、数年をかけて進めてきたムージルのエルンスト・マッハ受容を中心の議論とした。具体的には、ムージルが<新しい人間>を問題にするときに、マッハの用語法や思考スタイルをどのように活用したかということを検討した。この方向の研究もこれまでの先行研究にはなかったポイントである。以上のラーヴァター研究とムージル研究は、一文芸創作者が<新しい人間>を論じるにあたって、同時代の科学理論をどのように利用したかということに注目する点で連関している。
2006年,作为前一年研究的延伸,我参与了拉瓦塔和穆齐尔《新人类》概念的研究。今年对拉瓦塔的研究成果是一篇论文收录在日本德国文学学会的研究系列中,但在这部作品之后,另一篇论文被写在一本合着的书中,故事在保持不变的情况下继续发展主题(该书计划于 2007 年出版)。在研究拉瓦塔的新人类概念时,我特别关注查尔斯·博内特科学理论的接受情况。尽管博内特如今很少被人关注,但他在拉瓦塔时代是一位极具影响力的思想家和科学家。这项研究的独特之处在于,拉瓦特将博内特的胚胎学理论融入了吉辛的新人类思想中。至于我的Musil研究成果,除了发表的期刊论文外,我还写了一篇博士论文,目前已进入最后阶段(2007年初)。在总结我对穆齐尔新人类概念的研究时,我集中讨论了穆齐尔对恩斯特·马赫的接受,这是我多年来一直在研究的问题。具体来说,我研究了穆齐尔在解决“新人”问题时如何利用马赫的术语和思维方式。这个方向的研究也是以往研究中没有发现的一点。上述对拉瓦塔和穆齐尔的研究的相关性在于,它们都关注文学创作者在讨论“新人”时如何运用当代科学理论。

项目成果

期刊论文数量(6)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
ムージルの「新しい人間」--同時代の新エリートとの関連づけの試み
穆齐尔的“新人”--连接同时代新精英的尝试
  • DOI:
  • 发表时间:
    2006
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    Michaelis;Susanne;遠藤 貴広;遠藤 貴広;遠藤 貴広;遠藤 貴広;遠藤 貴広;遠藤 貴広;遠藤 貴広;遠藤 貴広;遠藤 貴広;遠藤 貴広;横道 誠;横道 誠;横道誠
  • 通讯作者:
    横道誠
ムージルがエレメント論を拡張する--受容されたマッハ思想から「培養液」の世界と「新しい人」まで
穆齐尔拓展元素论--从公认的马赫思想到“文化流体”和“新人”的世界
  • DOI:
  • 发表时间:
    2005
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    ベルトラム・シェフォールト(著);横道誠;恒木健太郎(訳);横道誠
  • 通讯作者:
    横道誠
自然と精神の一元論
自然与精神一元论
  • DOI:
  • 发表时间:
    2005
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    ベルトラム・シェフォールト(著);横道誠;恒木健太郎(訳);横道誠;横道 誠
  • 通讯作者:
    横道 誠
<翻訳と解題>詩人の世界と学問の使命--シンポジウム論集『ゲオルゲ・クライスの学者たち』より(上)
<译注>诗人的世界与学术的使命——摘自研讨会文集《乔治·克雷斯的学者》(上)
  • DOI:
  • 发表时间:
    2006
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    ベルトラム・シェフォールト(著);横道誠;恒木健太郎(訳)
  • 通讯作者:
    恒木健太郎(訳)
人の顔を秩序づけること ラヴァーターの新しい個体観と復活論的「前成説」をめぐって
秩序人脸:拉瓦特的新个体观与复活论“预成论”
{{ item.title }}
{{ item.translation_title }}
  • DOI:
    {{ item.doi }}
  • 发表时间:
    {{ item.publish_year }}
  • 期刊:
  • 影响因子:
    {{ item.factor }}
  • 作者:
    {{ item.authors }}
  • 通讯作者:
    {{ item.author }}

数据更新时间:{{ journalArticles.updateTime }}

{{ item.title }}
  • 作者:
    {{ item.author }}

数据更新时间:{{ monograph.updateTime }}

{{ item.title }}
  • 作者:
    {{ item.author }}

数据更新时间:{{ sciAawards.updateTime }}

{{ item.title }}
  • 作者:
    {{ item.author }}

数据更新时间:{{ conferencePapers.updateTime }}

{{ item.title }}
  • 作者:
    {{ item.author }}

数据更新时间:{{ patent.updateTime }}

横道 誠其他文献

数々の脱出をつなぎあわせて--女性ホームレスたちとの出会いから
连接许多逃离——来自与无家可归的妇女的遭遇
  • DOI:
  • 发表时间:
    2005
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    ベルトラム・シェフォールト(著);横道誠;恒木健太郎(訳);横道誠;横道 誠;埴淵 知哉;埴淵 知哉;秋山高志;秋山高志;秋山高志;秋山高志;秋山高志;秋山高志;秋山高志;秋山高志;秋山 高志;秋山 高志;秋山 高志;秋山 高志;丸山 里美;丸山 里美;丸山 里美;丸山 里美;丸山 里美;丸山 里美;丸山里美;丸山里美
  • 通讯作者:
    丸山里美
Identity and technology of language in Don DeLillo’s Libra
唐·德里罗的天秤座中语言的身份和技术
  • DOI:
  • 发表时间:
    2016
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    植 朗子;阿部 海太;石黒 大岳;市川 彰;植田 麦;柏原 康人;紙村 徹;河島 思朗;木村 武史;齋藤 玲子;杉村 佳彦;髙木 朝子;高島 尚生;田澤 恵子;潘 寧;平井 芽阿里;松井 真之介;宮川 創;護山 真也;山口 涼子;横道 誠;Mamiko KOMIYAMA;Kinuyo Koikawa;Mamiko KOMIYAMA;新田 よしみ;Mamiko KOMIYAMA;肥川 絹代;Mamiko KOMIYAMA;肥川 絹代;小宮山真美子;新田 よしみ;Scott Pugh;肥川 絹代;下條 恵子;新田 よしみ;下條 恵子;下條 恵子;肥川 絹代
  • 通讯作者:
    肥川 絹代
NGOと「地域」との関わり-日本の地方圏に所在するNGOによる「地域からの国際協力」
NGO与“地方”的关系——日本农村地区的NGO“来自地方的国际合作”
  • DOI:
  • 发表时间:
    2007
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    ベルトラム・シェフォールト(著);横道誠;恒木健太郎(訳);横道誠;横道 誠;埴淵 知哉
  • 通讯作者:
    埴淵 知哉
書評『不埒な希望』
书评《无礼的希望》
  • DOI:
  • 发表时间:
    2007
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    ベルトラム・シェフォールト(著);横道誠;恒木健太郎(訳);横道誠;横道 誠;埴淵 知哉;埴淵 知哉;秋山高志;秋山高志;秋山高志;秋山高志;秋山高志;秋山高志;秋山高志;秋山高志;秋山 高志;秋山 高志;秋山 高志;秋山 高志;丸山 里美
  • 通讯作者:
    丸山 里美
企業グループの学習の活性化要因の定量的分析
企业群体学习激活因素定量分析

横道 誠的其他文献

{{ item.title }}
{{ item.translation_title }}
  • DOI:
    {{ item.doi }}
  • 发表时间:
    {{ item.publish_year }}
  • 期刊:
  • 影响因子:
    {{ item.factor }}
  • 作者:
    {{ item.authors }}
  • 通讯作者:
    {{ item.author }}

{{ truncateString('横道 誠', 18)}}的其他基金

発達障害者による文学読解の可能性とポスト病跡学としての当事者批評の構築
发育障碍人士阅读文学的可能性以及对后病理学相关人士的批评构建
  • 批准号:
    23K00460
  • 财政年份:
    2023
  • 资助金额:
    $ 1.02万
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

相似海外基金

Studies in Mch'connection in the early twenty century
二十世纪初期的Mch’连接研究
  • 批准号:
    18K01528
  • 财政年份:
    2018
  • 资助金额:
    $ 1.02万
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
ローベルト・ムージルの神秘主義文学と20世紀新映像芸術の登場
罗伯特·穆齐尔的神秘文学与20世纪新视觉艺术的出现
  • 批准号:
    17J03445
  • 财政年份:
    2017
  • 资助金额:
    $ 1.02万
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for JSPS Fellows
{{ showInfoDetail.title }}

作者:{{ showInfoDetail.author }}

知道了