大学生の批判的思考発達に影響を与える文化心理的・教育的要因に関する研究
影响大学生批判性思维发展的文化心理和教育因素研究
基本信息
- 批准号:15730382
- 负责人:
- 金额:$ 1.41万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
- 财政年份:2003
- 资助国家:日本
- 起止时间:2003 至 2005
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
本研究では、特に日本の学生を対象とし、批判的思考の内発的エネルギーである「批判的思考態度」に焦点を当て、それを促進する心理的・教育的要因を、量的および質的研究法を融合した「ミックスド・メソッド」によって探った。量的研究では、Facioneら(1992)の「批判的思考態度テスト」と、Leung & Kim(1997)の「自己観診断テスト」を用い、日本と米国のデータを用いた多母集団同時分析を行った。その結果、両群において、批判的思考モデルの4因子について配置不変が成り立つという結果が得られた。次に、筆者が米国で行った「文化的自己観」と「批判的思考態度」の因果関係に関する研究(Kakai,2001)に対応する調査を、日本の学生を対象に行った。そして、前述の4因子のうち2因子について、「相互独立的自己観」が、統計的に有意な正の影響を持つという結果が得られた。一方「相互依存的自己観」は、批判的思考態度の1つの因子に対して統計的に有意な負の影響を持つという結果が得られた。このことで、アジアにおいて特徴的とされる相互依存的自己観が、批判的思考態度の発達を阻害することはあっても促進することはないことが示唆された。質的研究では、日本の高等教育における諸活動が、批判的思考態度をどのように促進するのかという点に焦点を当て、17名の学生に面接調査を行った。その結果、(1)複眼的視点を重視した講義(多文化理解や複雑な社会問題を扱う講義など)、(2)教師や学生も含めた多様な他者が意見交換を行う演習、(3)多様な個性の統率が求められる課外活動、などが、批判的思考態度を促進するという仮説が得られた。これらの活動では、「多声性」に対する柔軟で公平な態度を働かせることが求められており、その点が批判的思考態度を促進していると考えられる。今後は、本年度の研究で得られた仮説について、さらに詳細な分析を進めていく予定である。
在这项研究中,定量和定性因素集中在日本学生的“批判性思维态度”上,这是批判性思想的内部能量,并通过融合了研究法的“混合方法”来探索它们。在定量研究中,使用“批判性思维态度测试”和“自我诊断测试”(1997年)使用日语和美国数据同时进行分析。结果,在两组中获得了结果,即建立了批判性思维模型的四个因素的隐形性。接下来,我们进行了一项研究(Kakai,2001年),介绍了美国针对日本学生进行的“文化自我视角”和“批判性思维态度”之间的因果关系。结果是上面提到的两个因素对两个因素具有统计学上显着的积极影响。另一方面,“相互依赖的自视”对批判性思维态度的一个因素具有统计学上的显着负面影响。这表明亚洲的特征相互依赖性观点可能会阻碍批判性思维的发展,但不会促进。在一项定性研究中,我们对17名学生进行了访谈调查,重点是日本高等教育活动如何促进批判性思维态度。结果,(1)强调复合观点的讲座(例如处理复杂的社会问题等的讲座),(2)练习,包括教师和学生在内的其他人交流意见)。获得了需要各种个性的课外活动,从而促进了批判性思维态度。这些活动需要对“多重”的灵活态度,这被认为可以促进批判性思维态度。将来,我们计划进一步分析今年研究中获得的假设。
项目成果
期刊论文数量(1)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
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- 期刊:
- 影响因子:0
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