アリュートル語を中心としたチュクチ・カムチャッカ語族諸語の記述的・類型的研究

以阿留申语为中心的楚科奇-堪察加语言的描述性和类型学研究

• 批准号: 03J09709
• 负责人: 永山 ゆかり
• 金额: $ 1.22万
• 依托单位: Hokkaido University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2003
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2003 至 2004
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-03J09709/
• 关键词: チュクチ・カムチャッカ語族; アリュートル語; 古アジア諸語; 記述言語学; 危機言語; 所有表現; シベリア先住民

本年度は、夏季に42日間にわたりロシア連邦コリヤーク自治管区においてアリュートル語の現地調査を重点的におこなった。また北海道大学スラブ研究センターの21世紀COEプログラムの助成を一部うけ、2月から3月にかけて29日間にわたり同上の地域においてアリュートル語の現地調査をおこなった。現地調査では、形態論、統語論にかんする聞き取り調査に加え、コーパス作成のためのテキスト収集、映像資料、民俗語彙の収集をおこない、それぞれ一定の成果をあげることができた。テキスト資料と映像資料は、それぞれMDおよびデジタルビデオに収録、デジタル化することで恒久的仕様に耐えられるようにした。このほか、類型論にかんする研究の一環として、アリュートル語における所有・存在をあらわす形式について、これまでの調査結果をまとめ、「北方諸言語の類型的比較研究」研究会および日本言語学会第129回大会において口頭発表をおこなった。またアリュートル語のテキスト資料を「クトクンニャクとケガニ:アリュートル語テキスト」『環北太平洋の言語』第12号(科研費基盤B1「北方諸言語の類型的比較研究」成果報告集、2005年3月刊行予定)として、公表を予定している。なお北海道大学スラブ研究センター主催による第9回「ロシアの中のアジア/アジアの中のロシア」研究会においてアリュートル語の現状について報告をおこなったほか、月刊「言語」2005年3月号(大修館書店)においてアリュートル語にかんする記事を発表するなど、研究成果の一般公開にもつとめた。

今年夏天，我们在俄罗斯联邦科里亚克自治区进行了为期42天的阿留申语实地考察。此外，在北海道大学斯拉夫研究中心21世纪COE项目的支持下，我们从2月到3月，历时29天，对同一地区的阿留申语进行了实地调查。在田野调查中，除了进行词法、句法等方面的访谈外，我们还收集了文本、视频资料、民间词汇等进行语料库的建立，在各个领域都取得了一定的成果。文本和视频材料分别记录在MD和数字视频上，并进行数字化以确保它们能够承受永久的规格。此外，作为类型学研究的一部分，我们总结了迄今为止关于阿留申语表达占有和存在的形式的研究成果，并正在组织“北方语言类型学比较研究”研究小组和我在第129届日本语言学会会议上做了口头报告。此外，阿留申语文本材料将发表在《Kutokunnyaku and Kegani: Alyutian Text》、《Languages of the North Pacific Rim》第12期（科学研究补助金B1` 《北方语言类型学比较研究》成果报告，计划于2005年3月出版）。另外，我们在北海道大学斯拉夫研究中心主办的第9届“亚洲在俄罗斯/俄罗斯在亚洲”研究小组中作了关于阿留申语现状的报告，并发表在2005年3月号的月刊《他还致力于向公众公开他的研究成果，例如在一家书店发表了一篇关于阿留申语言的文章。

项目成果

永山ゆかり: "アリュートル語の所有・存在をあらわす形式について"環北太平洋の言語. 第11号(未定). (2004)

Yukari Nagayama：“论阿留申语言的占有/存在的形式”，《环北太平洋语言》第11期（待定）。

クトキンニャクとケガニ:アリュートル語テキスト

Kutokinyak 和 Kegani：阿留申文字

• 发表时间: 2005
• 期刊: 環北太平洋の言語(科研費基盤B1「北方諸言語の類型的比較研究」成果報告集 第12号(印刷中)(2005年9月刊行予定)
• 作者: 永山 ゆかり