河川環境保全の視点で捉えた付着藻が魚の生態に与える影響の定量評価スキームの作成と応用

河流环境保护视角附着藻类对鱼类生态影响定量评价方案的创建与应用

基本信息

批准号：
02F00506
负责人：
浅枝隆
金额：
$ 0.77万
依托单位：
Saitama University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2003
资助国家：
日本
起止时间：
2003 至 2004
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-02F00506/
关键词：
ペリファイトン水産栄養塩モデルバイオフィルム捕食魚

项目摘要

15年度は、付着藻類と魚の関係を定量的に評価するためのモデル開発をも意識して、付着藻類が生育する環境条件、およびそれぞれ異なった藻類生育密度に対して捕食性魚(インディアンカープ)3種の成長がどのように変化するかを調べるための屋外実験を実施し、その結果をまとめた。付着藻類の生育条件として、(i)レファレンスとして実験池内になにもベースを設けない場合、(ii)実験池面積の半分に相当する表面積のベース(竹)を設置した場合、(iii)そのベースの表面積75%を占める場合、および(iv)ベース表面積が実験池面積に等しい場合、を比較対象とした。水温は17℃から28℃であり、セッキ水深やアンモニア濃度は(i)のレファレンスの条件が最も高く記録された。(ii)から(iv)のすべてのケースにおいて、溶存酸素濃度の平均値は5mg/lを下回ることはなく、魚の生息条件として限界値に達することはなかった。付着藻類の乾燥重量の値は(ii)のケースがより低く、付着藻類マットからは32種類が同定され、動物プランクトンも10種類認められた。捕食性魚の成長には付着藻類の存在が大きく寄与しており、付着藻類の生育密度が高いほど成長が良くなる傾向にあった。両者の関係には明確な比例関係が見出された(R^2=0.93)。付着藻類のベース面積が池の表面積の50%、75%、および100%と増加するにつれて、魚の生産もレファレンスと比較すると114%、168%、および209%増となった。以上、付着藻類の生息面積の増加は魚の生産力増強に役に立ち、定量的に評価することができた。

2015财年，我们重点开发了一个定量评估附生藻类与鱼类之间关系的模型，并研究了不同藻类生长密度下附生藻类生长的环境条件和捕食性鱼类（印度鲤鱼）的情况。检查这三个物种的生长如何变化，并总结结果。附着藻类的生长条件为（i）当实验池塘中没有提供底座作为参考时，（ii）当安装表面积相当于实验池塘面积一半的底座（竹子）时，（iii）比较了底面面积占75%的情况和(iv)底面面积等于实验池塘面积的情况。水温范围为17°C至28°C，在参考条件（i）下记录了最高的Secchi水深和氨浓度。在所有情况 (ii) 至 (iv) 中，平均溶解氧浓度从未低于 5 mg/l，也从未达到鱼类栖息地条件的临界值。情况(ii)的附着藻类干重值较低，从附着藻垫中鉴定出32种，还观察到10种浮游动物。附生藻类的存在极大地促进了捕食性鱼类的生长，且附生藻类的生长密度越高，其生长往往越好。两者之间存在明显的比例关系（R^2=0.93）。随着附生生物底面积增加到池塘表面积的50%、75%和100%，鱼类产量也比参考增加了114%、168%和209%。如上所述，附生藻类栖息地面积的增加对于提高鱼类生产力是有用的，我们能够对此进行定量评估。