分子インプリント法を用いた合目的的新規多糖キラル分離剤の開発 -分けたいものを分けるキラル分離剤の精製法開発-
利用分子印迹技术开发新型多糖手性分离剂 -开发可分离想要分离的物质的手性分离剂的纯化方法-
基本信息
- 批准号:14750692
- 负责人:
- 金额:$ 1.92万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
- 财政年份:2002
- 资助国家:日本
- 起止时间:2002 至 2003
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
これまでの多糖誘導体を用いたHPLC用キラル充填剤の開発は、広範囲のキラル化合物に対して高い光学分割能を有することを目的に行われてきたが、ある特定の分割したい光学異性体に対して高い不斉識別能を有するキラル充填剤を開発することもまた、今後のキラル充填剤の開発において重要である。本年度は、セルロースベンゾエート誘導体を用いたキラル充填剤が、調製条件により分割能が変化する性質に着目し、セルローストリス(4-メチルベンゾエート)(1)を用いて、菊酸エチルエステル(2)に対し高い光学分割能を有するキラル充填剤の調製条件の設定と、その調製条件の違いによる1の構造変化について検討を行った。HPLC用キラル充填剤は、種々のインプリント分子を加えた1のジクロロメタンまたはクロロホルム溶液を調製し、これを表面処理したシリカゲル上に担持し、溶媒を減圧で留去して乾燥させて調製した。得られたキラル充填剤はカラムに充填してHPLCに装着し、2の光学分割を行った。その結果、用いたインプリント分子の違いにより、得られた充填剤の2に対する光学分割能は大きく変化し、メチルベンゾエートやアセトフェノンをインプリント分子に用いたとき、高い光学分割能が得られた。また、メチルベンゾエートをインプリント分子に用いて調製した充填剤への様々な分子の吸着の強さを調べたところ、インプリント分子なしで調製した充填剤と比較すると、メチルベンゾエートとその類似体の保持時間が長くなり、これらを特異的に認識することが示された。さらに、石英板上にキャストした1の膜のCD測定をおこなったところ、インプリント分子として有効であったメチルベンゾエートを用いて調製した1のスペクトルは、インプリント分子なしで調製したものと比較するとCDパターンに違いがみられ、インプリント分子を添加することで1に何らかのコンフォメーション変化が生じていることが確認された。多糖誘導体の光学分割能を、インプリント分子を加えることで変化させることに成功し、またその識別能にも十分な耐久性があることも確かめられたことから、今後、「分けたいものを分ける」ための充填剤調製も可能になると期待される。
迄今为止,使用多糖衍生物进行HPLC手性填充材料的开发,目的是对多种手性化合物具有高光学拆分能力,但对于要拆分的特定光学异构体,也很重要未来手性填料的发展要开发具有高不对称辨别能力的手性填料。今年,我们重点研究了使用苯甲酸纤维素衍生物的手性填料的分辨力随制备条件而变化的性质,相反,我们设定了具有高光学分辨率的手性填料的制备条件,并研究了由于1的结构变化。制备条件的差异。制备HPLC用手性填充剂,制备添加有各种印迹分子的1的二氯甲烷或氯仿溶液,将其担载于表面处理过的硅胶上,减压蒸馏除去溶剂,进行干燥。将得到的手性填充材料装入柱中,连接至HPLC,进行2的光学拆分。结果,所获得的填料2的光学分辨率根据所使用的压印分子而变化很大,并且当使用苯甲酸甲酯或苯乙酮作为压印分子时获得高光学分辨率。此外,我们研究了各种分子对使用苯甲酸甲酯作为印迹分子制备的填料的吸附强度,发现苯甲酸甲酯及其类似物的保留时间较长,表明这些被特异性识别。此外,当对石英板上流延的1的膜进行CD测量时,使用有效作为压印分子的苯甲酸甲酯制备的1的光谱明显低于不使用压印分子制备的光谱。 CD 图案,证实由于添加了印迹分子,1 中发生了一些构象变化。我们通过添加印记分子成功地改变了多糖衍生物的光学分辨能力,并且还证实了其辨别能力足够持久,预计将有可能制备用于填料的材料。
项目成果
期刊论文数量(5)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
T.Kubota: "Preparation of Chiral Stationary Phase for HPLC Based on Immobilization of Cellulose 3,5-Dimethylphenylcarbamate Derivatives on Silica Gel"Chirality. 15. 77-82 (2003)
T.Kubota:“基于硅胶上纤维素 3,5-二甲基苯基氨基甲酸酯衍生物的固定化制备 HPLC 手性固定相”手性。
- DOI:
- 发表时间:
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
- 通讯作者:
C.Yamamoto: "HPLC Enantioseparation Using Chitin Carbamate Derivatives as Chiral Stationary Phases"J.Chromatogr.A. 1021. 83-91 (2003)
C.Yamamoto:“使用甲壳素氨基甲酸酯衍生物作为手性固定相的 HPLC 对映体分离”J.Chromatogr.A.
- DOI:
- 发表时间:
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
- 通讯作者:
C.Yamamoto, et al.: "Chiral Separation by HPLC Using Polysaccharide-CSPs Methods in Biotechnology : Chiral Separations - Methods and Protocols"Humana Press Inc.(印刷中).
C. Yamamoto 等人:“生物技术中使用多糖-CSP 方法通过 HPLC 进行手性分离:手性分离 - 方法和方案”Humana Press Inc.(正在印刷中)。
- DOI:
- 发表时间:
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
- 通讯作者:
C.Yamamoto: "Optically Active Polymers for Chiral Separation"Bull.Chem.Soc.Jpn. 77・2. 227-257 (2004)
C.Yamamoto:“用于手性分离的光学活性聚合物”Bull.Chem.Soc.Jpn. 77・2 (2004)。
- DOI:
- 发表时间:
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
- 通讯作者:
C.Yamamoto: "Structural Analysis of Amylose Tris(3,5-Dimethylphenylcarbamate) by NMR Relevant to Its Chiral Recognition Mechanism in HPLC"J.Am.Chem.Soc.. 124・42. 12583-12589 (2002)
C. Yamamoto:“通过NMR对直链淀粉三(3,5-二甲基苯基氨基甲酸酯)进行与其手性识别机制在HPLC中的结构分析” J.Am.Chem.Soc.. 124・42 (2002)。
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- 影响因子:0
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- 通讯作者:
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